Pocket

嵐・二宮和也さんが主演するドラマ「ブラックペアン」が話題を呼んでいます。

 
人気アイドルが主演ということもあり、ドラマ放送前からもかなり話題になっていますね。

 
「ブラックペアン」には原作があり、タイトルは「ブラックペアン1988」(以後、小説でもブラックペアンと省略)。

 
数字で1988が付いているのは、その時代を投影した内容だからです。

 
この小説をよく読むと、同じ海堂尊さんが書かれた小説「チーム・バチスタの栄光」(以後、チーム・バチスタと省略)シリーズと何名か共通の登場人物がいますね。

 
「ブラックペアン」のドラマや小説の告知文を見ると「チーム・バチスタの前身」「チーム・バチスタに続く作品」と記載されています。

 
共通する多数いるようです。

 
そこで今回は、ブラックペアンとチーム・バチスタシリースで共通する登場人物をあげ、物語のつながりについて調べてみました!

 

スポンサーリンク

ブラックペアンの登場人物

ブラックペアン・あらすじ

まずは、は最近話題になっているブラックペアン1988のあらすじから見ていきましょう。

 

●ブラックペアン1988
著者:海堂尊
発行日:2007年9月
発行元:講談社
ページ数・320
公式サイト:bookclub.kodansha.co.jp

 
チーム・バチスタのファンならわかりますが、実はブラックペアンの方が発行年数が新しいのです。

 
物語上の流れでは、ブラックペアん→チーム・バチスタですが、発行はチーム・バチスタ→ブラックペアンとなっていますね。

 
ブラックペアンの舞台は、タイトルに1988という数字が入っている通り「1988年5月」に主人公である研修医・世良が大学病院に勤務するシーズンでスタートします。

 
小説では1年にも満たない時系列で物語が進んでいます。

 
ストーリーは下記になります。

 

医師国家試験受験後、合否判定を待ちつつ東城大学医学部付属病院の研修医となった世良雅志。佐伯清剛教授を頂点とする総合外科学教室(通称・佐伯外科)に入局した世良は、入局から3日目、帝華大学からやってきた新任の講師・高階権太と遭遇する。高階は食道自動吻合器「スナイプAZ1988」を引っ提げ、手術の在り方、若手の育成に一石を投じて波紋を呼び、総合外科学教室の秩序を乱す言動と相まって周囲からの反感を買っていた。
 
また「佐伯外科」には「オペ室の悪魔」と呼ばれる万年ヒラ医局員の渡海征司郎がおり、世良は高階や渡海との関わりの中で医師として成長していく。
世良が入局してから半年後、佐伯が病院長選挙のパフォーマンスのために北海道での学会に出席中、手薄となった病院では渡海と佐伯の過去の因縁が明らかになる事件が起こる。

 

世良を主人公としつつ、医局中で繰り広げられる権力闘争や教授とヒラ局員の隠された因縁など、従来の医療小説とは一線を画す内容になっていますね。

 
また、これもチーム・バチスタ好きならすぐにわかる点ですが、舞台が同じ「東城大学医学部付属病院」なのです。

ブラックペアン・出演した役者


 
次に、ブラックペアンに出てくる主な登場人物を紹介します。

 
登場人物には後のチーム・バチスタにも登場している人物がいますが、ここではあえて伏せておきますね。

 
世良雅志
東城大学医学部付属病院総合外科学教室(佐伯外科)に入局した研修医。東城大学医学部のサッカー部に所属し「俊足サイドバック」として名を馳せていた。教授に対しても物怖じしない発言をし周囲をハラハラさせる。

 
●高階権太
総合外科学教室に赴任した新任講師で世良の指導医を務める。帝華大学で第一外科教室の助手を務め、マサチューセッツ医科大学に2年留学したという経歴を持つ。不敵な言動で周囲の反感を買うことも。食道自動吻合器「スナイプAZ1988」で医療技術の発展のあり方を変えようとする。

 
●渡海征司郎
総合外科学教室の医局員。入局して10年になるが、昇進に関しては自分で断り続けている。カンファレンス等の医局行事に出席することは殆ど無く、軽薄に振る舞っているが手術の腕は高く、外科控え室にいることが多いため「オペ室の悪魔」と称され、総合外科学教室では数少ない食道癌の執刀経験者でもある。だが、その高い技術故に高階や佐伯からは医師ではなく、手術職人であると評されている。佐伯とは過去にある因縁がある。

●佐伯清剛
総合外科学教室教授。専門は腹部外科で日本を代表する国手。技術重視の気風やその威厳を持って「佐伯外科」の頂点に君臨している。手術室には「ブラックペアン」と呼ばれる真っ黒なペアンを通常の手術器具の中に含ませている。東城大学医学部付属病院の次期院長選に立候補する。

 
●垣谷雄次
総合外科学教室の医師。世良とはサッカー部の同窓で8年先輩の間柄。口が過ぎるところのある世良をたしなめる事もしばしば。

 
●黒崎誠一郎
総合外科学教室助教授で医局員の3割を占める心臓血管外科グループのトップ。高階の言動に不快感をあらわす。のちに総合外科学教室から分離し臓器統御外科学教室を立ち上げる。

 
●北島
世良と同期の研修医。同期の中では優秀で、上司の医師からも信頼されている。

 
●渡辺
世良と同期の研修医。九州の薩摩大学(旧帝国大学)から入局した変わり者で疾病患者の担当医になったことで術者になると目されている。

 
●関川
総合外科学教室入局5年目の医師で世良の上司。

 
看護婦
●藤原真琴
手術室兼ICU看護婦長。高階や渡海の言動や猫田の居眠り癖に気を揉んでいる。高階とは出会って早々に丁々発止なやり取りを行い、裏では高階を「ゴンスケ」と呼んでいる。

 
●猫田麻里
手術室主任看護婦。昼寝をすることに執着し、いつも昼寝場所を探し回っているため藤原の心証は良くない。高階の機器出しを担当することもある。

 
●花房美和
手術室看護婦。手術での機器出しの経験は未だ浅い。世良とは親密な関係になりつつある。

 
医学生
●田口公平
世良が教育指導することになった医学部2年生。患者の気持ちを尊重しない渡海の告知の仕方には否定的。世良と渡海が関わった手術で血しぶきを浴びて卒倒してから血が苦手となった。

 
●速水晃一
世良が教育指導することになった医学部2年生。渡海の考え方には肯定的。医師免許取得後、総合外科学教室で研修医となる。

 
●島津吾郎
世良が教育指導することになった医学部2年生。

 
物語では、世良、高階、渡海、佐伯を中心に話しが進んでいきます。

 
研修医の世良が正反対の医師である高階、渡海の姿を見ながら成長をし、別の線では佐伯と渡海の因縁、さらには医局長選の話まで展開されていきます。

 

チーム・バチスタの栄光の登場人物

チーム・バチスタの栄光・あらすじ


 
次にチーム・バチスタのあらすじです。

 
チーム・バチスタは同小説の主人公である田口・白鳥を中心に合計で6冊が発行されており、大ヒットシリーズです。

 

田口・白鳥シリーズ
●チーム・バチスタの栄光
●ナイチンゲールの沈黙
●ジェネラル・ルージュの凱旋
●イノセント・ゲリラの祝祭
●アリアドネの弾道
●ケルベロスの肖像

 
2006年2月にハードカバーで「チーム・バチスタの栄光」が発行され、最後の「ケルベロスの肖像」のハードカバーが2009年2月。

 
3年にわたり展開されていました。

 
初回のチーム・バチスタのあらすじの記載します。

 

桜宮市の東城大学医学部付属病院は、フロリダのサザンクロス心臓疾患専門病院から心臓外科の権威、桐生恭一を招聘し、心臓移植の代替医療であるバチスタ手術を専門に行うチーム、『チーム・バチスタ』を結成、『チーム・バチスタの奇跡』と呼ばれる程の驚異の成功を収めていた。

 
しかし、成功率100%だったチーム・バチスタが、3例立て続けに謎の術中死に遭遇する。少年ゲリラ兵へのバチスタ手術により世間の注目を集める中、疑念を解明するため、病院長・高階は神経内科学教室の万年講師で、『不定愁訴外来(別名・愚痴外来)』の責任者・田口に内部調査を命じる。だがチーム・バチスタの調査が難航した時、外部からの調査者、厚生労働省の役人「ロジカル・モンスター」白鳥がやってくる。

 
2008年2月に映画が公開され、興行収入15.6億円を記録。

 
さらには2008年10月からはテレビドラマも放送されており、シリーズ一作目から非常に人気の高い作品でした。

 

チーム・バチスタの栄光・出演した役者

では、チーム・バチスタシリーズに出てくる登場人物を記載していきます。

 

●田口公平
東城大学医学部付属病院神経内科学教室講師、不定愁訴外来(通称『愚痴外来』)。その仕事と名前から「グッチー」「行灯」などとあだ名される。外科医としての適正があったが、血を見るのがいやだという理由で神経内科医となる。白鳥曰く、「パッシヴ・フェーズ」の純粋な使用者。辛抱強く話を引き出すその手腕から、不定愁訴外来は患者から口コミで評判が広がり、来院する患者が多いが、閑職でのんびりしたかった田口としては当てが外れた形となる。卒業試験の口頭試問で試験官だった高階院長にお目こぼしで卒業させてもらった経緯があり、以来頭が上がらない。病院内では「出世競争から外れながら、大学には居座り続けている」と悪評とも感嘆ともつかない評価がある。40歳。

 
●白鳥圭輔
厚生労働省大臣官房秘書課付技官・医療過誤死関連中立的第三者機関設置推進準備室室長。通称「ロジカル・モンスター」、「火喰い鳥」などとも呼ばれる。厚生労働省の問題児。彼が通った後はぺんぺん草も生えないとの評判が「火喰い鳥」の由来となる。田口の第一印象は「ゴキブリ」。省内で追い出し同然の扱いを受けても、まったく懲りた様子がなく、もて余されて医療過誤死の中立的第三者機関設置プロジェクトを押し付けられる。医師免許も持っている。既婚者で2人の娘がいる。名前のみしか登場しないが、「氷姫」と呼ばれる入省首席の姫宮という優秀な女性の部下がいるが、白鳥の評価は低く、「ビービー」泣かせているらしい。「アクティブ・フェーズ」と称する挑発的な言動で人の深層を引きずり出すのを得意とするが、その効果は穏やかな田口、老獪な高階院長や藤原看護師すら動揺・激怒させるほどで、挑発が過ぎて酒井や鳴海からは殴られる。

 
●高階権太
東城大学医学部付属病院院長。消化器腫瘍外科教授。田口にバチスタ・スキャンダルの予備調査を命じる。桐生を招聘し、『チーム・バチスタ』の結成に関わった張本人。会話を誘導し、詰将棋のように相手の逃げ場をなくしたり、院内の実力者の正論を論破するなど、強かな狸。自分の名前を嫌っている。

 
●藤原真琴
不定愁訴外来のただ一人の専任看護師。体は小柄で動作は緩慢に見えるが、必要なことはいつの間にか終わらせ、安定した印象を与えるベテラン。その気になれば教授の首も飛ばせると噂される影の実力者。看護師達からの信望も厚い。「フジさん」と呼ばれているが「地雷原」という影のあだ名もある。定年退職後再任用を希望していたが、その政治力ゆえもて余されて不定愁訴外来への専任が決まる。61歳。

 
●桐生恭一
臓器統御外科助教授。『チーム・バチスタ』のリーダー、執刀医。高階の意向によって、フロリダ・サザンクロス心臓疾患専門病院から招聘される。自身の失敗や反省から論理的に構築した手術を行い、その手腕から「ミスター・パーフェクト」と称される。理路整然とした思考、患者を救うことへの清廉な志を持った非の打ち所の無い性格で、周囲を引き付ける魅力を持つ。田口の第一印象は「鷹」。42歳。

 
●鳴海涼
基礎病理学教室助教授、病理医。桐生の義弟で考えも桐生と似通る部分もある。かつて桐生とアメリカで外科医をしていたが、病理に興味を移し病理医に転進。「ダブル・ステイン法」という術中診断法を確立させ、「診断と治療は分けるべき」という考えから、会議には参加しないが病理医ながらも桐生と切除範囲を決める形で手術に参加している。気高さを感じさせる風貌や言動、言葉の端々に英語を交える語り口が特徴。白鳥曰く、パッシブフェーズとアクティブフェーズ両方を使いこなせるらしい。田口の第一印象は「シャム猫」。37歳。

 
●垣谷雄次
臓器統御外科講師、医局長、『チーム・バチスタ』第一助手。胸部大動脈瘤バイパス手術の専門家。桐生招聘以前は次期助教授になる予定だった。軽口を叩きつつもやや横柄に振る舞い、相手に威圧感を与えるタイプ。田口の第一印象は「カバ」。49歳。

 
●酒井利樹
臓器統御外科助手、『チーム・バチスタ』第二助手。チームに自ら志願して加入。以前執刀した患者が愚痴外来送りとなり、田口とは因縁がある。血気盛んだが自尊心が高く、桐生に敬服しているのに対し、垣谷の事は軽視している。田口の第一印象は「スピッツ」。実家は神経内科医院を開業している。30歳。

 
●氷室貢一郎
麻酔科講師、『チーム・バチスタ』麻酔科医。物静かだが、感情を感じさせないような振る舞いで、田口には「死体のような男」と評される。喘息持ち。田口の第一印象は「紋白蝶」。37歳。

 
●羽場貴之
臨床工学技士、『チーム・バチスタ』リスクマネジャーでもある。チーム最年長。人工心肺のスペシャリスト。コ・メディカルという職業柄、時間厳守を徹底する感覚の持ち主。田口の第一印象は「象」。53歳。

 
●大友直美
手術室看護師主任。後輩の星野響子の後任として『チーム・バチスタ』に参加。彼女の加入以後、術死が始まる。星野が抜擢された時の自分への心無い噂や、加入後に始まった術死で自分が要因だと考えることもあり思い詰めている。田口の第一印象は「巻き貝」。思いつめ、泣き出す弱さを見せながらも、気が強く、強かな一面もある。33歳。

 
●星野響子
2年目の手術室看護師。反射神経の良さを桐生に見込まれチームに参加するが、結婚を理由に寿退社する。24歳。

 
小説、ドラマと映画では異なる点があり、映画では男性の主人公・田口のポジションが女性となり、竹内結子さんが演じています。

 
映画では阿部寛さんとの凸凹コンビでの掛け合いが非常に面白く、あっという間に時間が過ぎていまいましたね。

 

ブラックペアンとチーム・バチスタ

スポンサーリンク

共通する登場人物

ここまでご覧になっていただいた方には、ブラックペアンとチーム・バチスタで共通する人物がいることがわかるでしょう。

 
人物名を上げていくと、

 
・田口公平
・高階権太
・垣谷雄次

 
この3名はチーム・バチスタの栄光からシリーズに出ていますね。

 
実はその他にも、

 
・速水晃一
・島津吾郎
・花房美和
・猫田麻里

 
といった面々もシリーズ第三弾のジェネラル・ルージュの凱旋に登場しています。

 
田口、速水、島津はブラックペアンでは世良の元に医学部生であり、まだ研修医ですらありませんでしたね。

 

過去と現在のつながり


 
ブラックペアンの設定はチーム・バチスタの約20年前のようで、登場人物の年齢も上がっていますね。

 
また、当初は外科医を目指していたと思われる田口、島津はそれぞれ、東城大学医学部付属病院神経内科学教室講師、2東城大学医学部付属病院放射線科助教授となっています。

 
田口は出世コースからは外れてしまったようで、少し残念ですね。

 
一方で、速水はかなりの腕前であり、己の道を進んでいますね。

 
第三弾のジェネラル・ルージュの凱旋では、主要キャストの一人になっています。

 
少しワンマンな雰囲気がありながらも、仕事は的確にこなしているようですね。

 

●速水・プロフィール
東城大学医学部付属病院に勤める救命救急医。2001年にICUと小児科が一括された「オレンジ新棟」が設立されると同時に救命救急センター部長(正式な肩書きは、「独立行政法人旧国立大学連絡機構東城大学医学部付属病院救命救急センター部長」)に就任し、オレンジ新棟のトップに着く。「ジェネラル・ルージュ」(血まみれ将軍)の異名を持つ。他の異名は「スピードスター」。

 
さらに、高階はチームバチスタに出てきた時は東城大学医学部付属病院院長になっており、ブラックペアンの際に佐伯教授が渇望していた地位にちゃっかりと座っています。

 
少し意外であったのが、ブラックペアンで世良の大学サッカー部時代の先輩であり良き理解者だった垣谷が、「軽口を叩きつつもやや横柄に振る舞い、相手に威圧感を与えるタイプ」とWikipediaに記載があるのは意外でしたね、

 
ともにヒット作であるブラックペアンとチーム・バチスタ。

 
登場人物を整理した上で読み返すと意外な発見も出てくるかもしれません。

 

 

以上となります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事