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中日ドラゴンズが19年ぶりにセ・リーグで最下位となる

プロ野球の中日ドラゴンズのセ・リーグ最下位が19年ぶりに決まりました。9月25日。本拠地最終戦となる試合で阪神タイガースに1−4で敗戦し、1997年以来の屈辱を味わうこととなりました。

今シーズンは9月25日現在、58勝80敗3分と散々たる成績で、「シーズン80敗」は1995年以来21年ぶり。

21年ぶりの80敗、そして、19年ぶりの最下位。愛知の中日ファンは悲しみを通り越して、怒り狂っていることに違いありません。

私は愛知に地縁などありませんが、強い時の中日のイメージが強いため、少し残念な気持ちですね。セ・リーグの各チームと成績を比べてみると今季の低調さが伺えます。


【9月25日 141試合終了時点( )はリーグ順位】
・得点 497点(5)
・失点 565点(5)
・本塁打 87本(6)
・盗塁  60個(5)
・打率 .245(5)
・防御率 3.65(5)

ほとんど5位なんですね。しかし、リーグ順位5位の阪神タイガースが1試合少ない状態ですので、得点や失点までも「最下位転落」なんでことも十分にありえます。

今季はシーズン途中で、谷繁監督が休養という名目で辞任するなど球団内部でも揉めている印象がありました。フロントと現場で相当意見の食い違いがあったのかもしれません。これは選手にとっても酷な話ですね。

4年連続Bクラスのおまけ付き

さらに、4年連続でのBクラス(4位以下)も決定しました。

過去の成績はこちらです。

年度 監督 順位 試合 勝利 敗戦 引き分け 勝率 ゲーム差 打率 本塁打 防御率 

1996 星野 仙一 2 130 72 58 0 .554 5.0 .278 179 4.01
1997 星野 仙一 6 136 59 76 1 .437 24.0 .243 115 4.33
1998 星野 仙一 2 136 75 60 1 .556 4.0 .248 100 3.14
1999 星野 仙一 1 135 81 54 0 .600 --- .263 120 3.39

2000 星野 仙一 2 135 70 65 0 .519 8.0 .266 111 4.19
2001 星野 仙一 5 140 62 74 4 .456 .253 98 3.48
2002 山田 久志 3 140 69 66 5 .511 15.5 .257 125 3.19
2003 山田 久志 2 140 73 66 1 .525 14.5 .268 137 3.80
2004 落合 博満 1 138 79 56 3 .585 --- .274 111 3.86
2005 落合 博満 2 146 79 66 1 .545 10.0 .269 139 4.13
2006 落合 博満 1 146 87 54 5 .617 --- .270 139 3.10
2007 落合 博満 2 144 78 64 2 .549 1.5 .261 121 3.59
2008 落合 博満 3 144 71 68 5 .511 12.0 .253 140 3.53
2009 落合 博満 2 144 81 62 1 .566 12.0 .258 136 3.17

2010 落合 博満 1 144 79 62 3 .560 --- .259 119 3.29
2011 落合 博満 1 144 75 59 10 .560 --- .228 82 2.46
2012 高木 守道 2 144 75 53 16 .586 10.5 .245 70 2.58
2013 高木 守道 4 144 64 77 3 .454 22.0 .245 111 3.81
2014 谷繁 元信 4 144 67 73 4 .479 13.5 .258 87 3.69
2015 谷繁 元信 5 143 62 77 4 .446 13.0 .253 71 3.19
2016 谷繁 元信 6 140 58 79 3 .423 28.0 .245 86 3.67

2002年から10年連続でAクラス(3位以上)だったのはもう過去とのこと。

ここ4年は4 → 4 → 5 → 6 と凋落してしまっています。9月25日の最終戦セレモニーでも、ヤジや罵声が飛んでいるほどです。

今シーズンでも、プラスポイントはあったはず!

こんな暗い話ばかりでは終われない。ということで、ファンの皆様には怒られそうですが、プラス面もしっかりと伝えたいと思います。

①ルーキー・小笠原が十分に戦力である

今年のドラフト1位、小笠原慎之介投手(19)。1997年生まれの19歳はシーズン途中から徐々に台頭してきました。

成績は9月24日までで、

14試合 2勝 5敗 投球回67.1 奪三振52 防御率3.61  

これで高卒1年目です。十分すぎる活躍ですね。

身長180㎝、体重80㎏。そして、左腕。プロでやっていけそうな雰囲気は十分にありますね。左投手での先発は球界を見渡しても少ないため、来季のブレイクが期待されます。

防御率3.61で5敗は少し可哀想ですが、これも来季への糧として頑張って欲しいですね。

②ベテランと外国人は残留

岩瀬仁紀投手(41)、荒木雅博内野手(38)、森野将彦内野手(38)は来季も残留する見通し。そして、助っ人のダヤン・ビシエド外野手(27)にも球団は残留要請を行うそうです。

これはいいことですね。ベテランがいなくていきなり若手のシフトして優勝した例はないですね。今季の広島も黒田投手、石原捕手、新井内野手と要所でベテランがいましたからね。

そして、ビジエトの残留も大きいです。今は質の良い外国人を揃えるのが難しくなってきています。今季もまずまずの活躍をしてくれたので、日本野球にしっかりと順応した今季の経験を生かして、来季に臨んでもらいたいですね。

③観客動員数は昨季より良い

24日時点にはなりますが、阪神24回戦で今年の主催試合での観客動員数が200万人を突破しました。今季は昨季より1試合早い70試合目での大台突破となっています。

人数は合計で、202万313人

昨年より順位が低い中でこれは良いことと捉えましょう。

プロ野球は1シーズンで大きく変わることもありますし、何が起きるかわかりません。

明けない夜はない。

来季に期待ですね。

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