『ワンパンマン』のクセーノ博士と『新機動戦記ガンダムW』のガンダム開発者。特に、ガンダムデスサイズの設計者であるプロフェッサーGとクセーノ博士の間には、髪型や雰囲気で「似すぎだろ!」と思わず突っ込みたくなる読者もいるのではないでしょうか。
見た目もそうだが、 どちらも若者を支える科学者だが、どこか怪しげな裏の顔がチラつく感じも。
この記事では、ワンパンマンのクセーノ博士とプロフェッサーGの共通点に焦点を当て、クセーノの黒幕説やプロフェッサーGの謎めいた魅力まで、解説していきます。
この記事の目次
クセーノ博士とプロフェッサーG、髪型から始まる類似ポイント

髪型どうなってるの?
クセーノ博士のトレードマークといえば、キノコ型の独特な髪型。ふわっとしたシルエットに、知性とユーモアが同居するあのヘアスタイルが印象的だ。一方、プロフェッサーGも負けてない!
『ガンダムW』の彼の髪型は、まるでキノコというよりも傘を思わせる髪型。白髪交じりのワイルドな見た目が、クセーノの理知的なキノコヘアと奇妙にリンクする。ファンなら「この二人、髪型だけでも親戚じゃね?」とニヤリとする瞬間だ。
ただものじゃない科学者
クセーノ博士はジェノスをサイボーグに改造した天才で、技術力はピカイチ。
プロフェッサーGも、ガンダムデスサイズのステルス技術とクローアームを開発した変態的な才能の持ち主。
どちらも「普通の科学者じゃ収まらない」オーラがプンプンしてる。特にプロフェッサーGの「あひゃひゃ!」みたいな笑い声は、クセーノの落ち着いた口調とは対照的だけど、どこか「裏で何か企んでそう」な雰囲気が共通。髪型だけじゃなく、この怪しげなカリスマ性もそっくりだ!
若者を導く師匠っぷり
クセーノ博士はジェノスの命を救い、復讐の道を支える師匠。ジェノスがサイタマに心酔しつつもクセーノに忠実な姿は、まるで親子みたいだ。
プロフェッサーGも、デュオ・マックスウェルをガンダムデスサイズのパイロットとして育て、OZ打倒の任務を託す。
デュオの「死神」キャラとプロフェッサーGのチャラい指導スタイルの掛け合いは、クセーノとジェノスのシリアスな師弟関係と対比しつつ、どこか似た「若者を導く科学者」の構図を感じさせる。
クセーノ博士の黒幕説は本当?
タイミングが良すぎる登場
クセーノ博士が「黒幕?」と疑われる一番の理由は、ジェノスの故郷が狂サイボーグに襲われた直後に現れたこと。瀕死のジェノスを「たまたま」見つけ、サイボーグ化して復讐の力を与えるなんて、ちょっとできすぎたタイミング!
しかも、狂サイボーグ自体がサイボーグ技術の産物で、クセーノの専門分野とドンピシャ。ファンの間では「クセーノが狂サイボーグを作り、ジェノスを意図的に駒にしてる?」という考察がガチで盛り上がってる。
さらに、クセーノがサイタマのデータをこっそり集めるシーンも怪しさ満点。あれ、ただジェノスの強化のため? それとも、ヒーロー協会をぶっ潰すとか、世界を牛耳るとか、もっとヤバい計画の第一歩? 疑い始めると止まらない。
ボフォイ博士とのリンク?
黒幕説をさらに加速させるのが、S級ヒーロー・メタルナイトことボフォイ博士との関係。
クセーノとボフォイは別人とされてるけど、どちらもサイボーグやロボット技術の天才。ファンの間では「クセーノ=ボフォイ説」や「二人が裏で共謀してる説」が飛び交う。
駆動騎士がボフォイを「裏切り者」と呼ぶシーンもあって、クセーノがボフォイの計画に絡んでる可能性はゼロじゃない。もしクセーノがボフォイと組んでたら、ジェノスはただの駒…でももしそうだったら、ジェノスとの信頼関係ぶち壊しで結構悲しいかも…。
クセーノはジェノスの良き師匠なだけ?
でも、ちょっと待って。クセーノ博士を「ただの良い人」と信じるファンも多いんだ。
クセーノ自身、狂サイボーグに家族を奪われた過去を持ち、ジェノスと同じ復讐心を抱いてるとされる。ONE版『ワンパンマン』(140~141話)では、機神シリーズの襲撃でクセーノが死亡し、ジェノスに最後の強化パーツを託す感動的なシーンが描かれた。この自己犠牲の精神を見て、「クセーノは聖人じゃん!」と涙した人も多いはず。
ただし、この死亡シーンにも罠が。クローン技術やAIでの復活を裏読み予想する声や、「死を偽装して裏で暗躍してるんじゃ?」という意見も根強い。
ONEのミスリード上手な作風を考えると、クセーノが本当に死んだかどうかは怪しい。良い人すぎるキャラほど裏がある…なんて、アニメあるあるだよね。
プロフェッサーGの魅力:クセーノとの違いは?
デスサイズに込めた「死神」の哲学
プロフェッサーGの最高傑作、ガンダムデスサイズ。ステルス性能とビームサイズでOZのモビルスーツをバッサリ葬る「死神」の名にふさわしい機体だ。
クセーノ博士がジェノスの強化パーツに復讐の力を込めるように、プロフェッサーGもデュオの「死神」キャラを最大限に引き出す設計をした。この「若者の個性を技術でブーストする」センスは、両者の共通点。プロフェッサーGのチャラい笑い声からは想像しにくいけど、彼の技術には革命への情熱が詰まってる。
裏の顔はナシ? プロフェッサーGのポジション
クセーノ博士には黒幕説があるけど、プロフェッサーGにはそういう黒幕疑惑はほぼない。
元OZの技術者で、指導者ヒイロ・ユイの暗殺を機にコロニーのために戦う彼の動機は、少なくとも表面上はハッキリしてる。デュオを戦場に送りつつ「生き残れよ」的なニュアンスで接する姿には、クセーノのジェノスへの愛情と似た優しさもチラつく。ただし、彼の過去や本心は『ガンダムW』本編で深く掘り下げられず、ちょっとミステリアスな余韻は残る。
クセーノとプロフェッサーG、決定的な違いは?
前から思ってたがワンパンマンのクセーノ博士の元ネタってプロフェッサーGであってるよね? pic.twitter.com/KD65WcRilp
— 屍太夫 (@yumeka1RH) August 22, 2024
目的の曖昧さ
クセーノ博士の目的は、表面上はジェノスの復讐と成長を支えること。でも、黒幕説が本当なら、彼の真の狙いはもっとスケールがデカい(ヒーロー協会の崩壊? 世界の支配?)。
一方、プロフェッサーGの目的は明確:OZを倒し、コロニーの自由を取り戻すこと。クセーノの「何考えてるかわからない」感は、プロフェッサーGの革命家としてのストレートな動機と対照的だ。
物語での目立ち度
クセーノ博士は『ワンパンマン』の物語で、ジェノスの強化や機神シリーズ襲撃(ONE版140~141話)を通じてガッツリ展開を動かす。
対して、プロフェッサーGは『ガンダムW』の裏方としてデュオを支えるけど、戦闘や政治劇の中心にはあまり出てこない。クセーノの「物語の鍵を握る」存在感は、プロフェッサーGの「影の支援者」ポジションより一歩前に出てるかも。
ファンとしてどう楽しむ?
黒幕説をガチ考察!
クセーノ博士の黒幕説は、ONEのミスリードと巧妙な描写が織りなす考察の宝庫。
ジェノスとの関係、ボフォイとのリンク、死亡シーンの真偽…全部がパズルのピースだ。プロフェッサーGの髪型と比べながら、「クセーノのあの行動、絶対怪しいよね!」と友達と語り合うのも楽しい!
クロスオーバーを妄想しよう
クセーノ博士とプロフェッサーGがコラボしたらどうなる? クセーノがジェノスにデスサイズ風のステルス装備を開発し、プロフェッサーGが「ひゃひゃ! 火力もっと盛っちゃえ!」とか言いながらアイデアを出しそう。ジェノスとデュオがタッグで狂サイボーグとOZをぶっ倒すクロスオーバー、想像するだけでワクワクするよね!
まとめ:クセーノ博士、黒幕か聖人か?
クセーノ博士とプロフェッサーG、キノコヘアと怪しい魅力でそっくりな二人。
クセーノの黒幕説は、タイミング良すぎる登場、ボフォイとの関係、死亡シーンのミスリードからくるガチ考察がめっちゃ面白い。
プロフェッサーGは黒幕説こそないけど、デスサイズに込めた革命の情熱とチャラい人間性がクセーノに負けない魅力を放つ。
クセーノが本当に黒幕か、ジェノスの良き師匠かは、物語が進むまでのお楽しみ。でも、この「髪型も心もミステリアス」な二人が、アニメファンの心を掴んで離さないのは間違いない!