『ワンパンマン』の第1話に登場する、どこか見覚えのある風貌の怪人。
「ピッコロみたいな見た目なのに、声はバイキンマン?」と思った人も多いのではないでしょうか?
今回は、その正体・ワクチンマンについて詳しく解説していきます!
この記事の目次
ワクチンマンとは?

ワクチンマンは、『ワンパンマン』の記念すべき第1話に登場する怪人です。
その正体は、地球の意思によって生み出された存在。
環境破壊を続ける人類を「病原体」と見なし、「地球を守るために人類を滅ぼす」という思想を持っています。
その思想や立ち位置は、他の作品にも出てきそうな「地球を守るために人類を滅ぼす」キャラクターたちを思わせます。普通に考えればもっともなことを言ってるのですが、人間側からすると脅威でしかありませんね。
ワクチンマンの基本情報

- 種族:怪人(地球の意思により生まれた)
- 災害レベル:竜(都市壊滅級)
- 登場話:アニメ第1話・漫画第1話
高い身体能力に加え、エネルギー弾を放つ能力を持ち、怒りに応じて巨大化することもできます。
災害レベルはかなり高い「竜」です。これは一つの都市を壊滅させることができるレベルの怪人で、並の怪人とはレベルが違います。
おそらく複数のS級ヒーローでもかなり手こずる相手であったことは間違いありません。
ただ、強すぎるサイタマのワンパンチにあっけなく敗北してしまいました…。
ワクチンマンの見た目はピッコロ?声はバイキンマン?

Xでも度々指摘されているのが、
という、ワクチンマンの見た目と声のギャグ。
紫色の肌、尖った耳、マッチョな体格。まさに『ドラゴンボール』のピッコロを彷彿とさせる一方で、角?のようなアンテナのような触覚部分はピッコロにもありますが、バイキンマンにも備わってる部分です。触覚の太さ的にはバイキンマンよりでしょうか。
サイタマのコスチュームがアンパンマンに似ていることからその敵はバイキンマンというギャグなのかもしれません。
さらにXでこんな投稿も見かけました。
”ピッコロとバイキンマン合体したようなフリーザ”まさにその通りですね。

ピッコロとバイキンマンを合体した見た目に、フリーザ並の強さと残虐さと話し方。
しかもフリーザとバイキンマンの声。この投稿、正解すぎます。
その理由は、声優を担当しているのが中尾隆聖さんだからです!
声優・中尾隆聖さん

中尾隆聖さんは、『それいけ!アンパンマン』のバイキンマン役で超有名な声優さん。
さらに『ドラゴンボール』シリーズのフリーザ役も担当しており、悪役・個性派キャラを数多く演じています。
つまり、
ピッコロっぽい見た目 × バイキンマンの声 × フリーザの話し方
という、どこかで見たことある&聞いたことある要素が絶妙に融合しているキャラクターなんです!
ワクチンマンのキャラ設定自体が、アンパンマンのパロディ要素を意識して作られていると言われていて、『ワンパンマン』らしいユーモアが詰まっています。
ワクチンマンの技・能力

ワクチンマンは、主に次のような技を使います。
- エネルギー弾:頭上に複数のエネルギー弾を生み出し、連続で敵に打ち込む。
- 握り潰し:手を巨大化させ、敵を掴み潰す。
- 超エネルギー弾(必殺技):自身をエネルギーの塊に変えて体当たりする。
さらに、ゲーム『ONE PUNCH MAN A HERO NOBODY KNOWS』などでもプレイアブルキャラクターとして登場し、これらの技を再現できます!
実はかなりヤバかったワクチンマン
アニメや漫画では、サイタマにあっさりワンパンされて終わりましたが、実は設定上はかなりの強敵。

推定で8万7851人もの人間を殺害していたとされていて、そのまま放置すれば都市どころか人類滅亡レベルの脅威だったことがわかります。
サイタマが最初からチートすぎたせいで霞んでしまいましたが、実力はトップクラスだったわけですね。
まとめ
- ワクチンマンは『ワンパンマン』第1話に登場する怪人
- 見た目はピッコロ風、声はバイキンマンとフリーザ
- 声優は中尾隆聖さん
- パロディ要素満載で、ワンパンマンらしさが全開!
登場は短かったものの、強烈なインパクトを残したワクチンマン。
改めて彼の存在を知ると、最初の『ワンパンマン』の世界観の凄さを感じますよね!
個人的に、一番好きな怪人でした。
最後までお読みいただきありがとうございます!