今回は、「今日から俺は!!」でモデル(元ネタ)となった高校は?地域は千葉のどこ?というテーマについてお話します。
「今日から俺は‼」といえば、90年代に人気を博した不良漫画でありながら、2010年代にはドラマ化もされ高い人気を博しました。
果たして、そんな「今日から俺は‼」のモデルとなった高校はどこだったのでしょうか?
そこで、今回は「今日から俺は!!」でモデル(元ネタ)となった高校は?地域は千葉のどこ?というテーマについて様々な情報をご紹介します。
この記事の目次
「今日から俺は」の概要について
まず、最初に『今日から俺は!』についてご紹介いたします。
『今日から俺は!』は1988年~1997年まで『週刊少年サンデー』にて連載されたギャグマンガとなっています。
コミックスの累計販売部数は4,000万部を超えており、1980-90年代の週刊少年サンデー全盛期を色濃く飾る名作として現在でも語られています。
原作者は西森博之さんとなっており、この『今日から俺は!』は事実上、西森さんの代表作ともなっています。
西森さんは本作以外にも『天使な小生意気』などの作品を生み出していることでも有名です。
当時流行していたヤンキー系バトル漫画ですが、本作の登場人物の三橋は姑息でずる賢く良心のかけらもないサイコパスとして描かれ、そんな三橋が織り交ぜる騒動をあわせながらギャグを通じて描く作品となっています。
金髪で平然と卑怯なことを飄々とした顔で行う三橋のキャラは全世代からやはり好かれるキャラ造形となっており、現代でも高い人気があるのがよくわかりますね。
ヤンキー系の作品に嫌悪感を抱く人も多いかもしれませんが、本作の特徴として『不良は社会のクズ』という徹底して描き切っており、三橋の悪童っぷりにある種の突き抜けた好感を抱く人も多く、高い人気が現在でもあります。
ドラマ化もされた
そんな『今日から俺は‼』ですが、2018年10月~12月には日本テレビにてドラマ化もされました。
ドラマ作品で主人公三橋を演じたのは賀来賢人さんで、本作で演じた三橋のキャラがきっかけでブレイクを果たすことに成功しました。
ドラマ本編についてですが、賛否が激しく分かれる内容となっていますが、このドラマ化がきっかけとなり改めて『今日から俺は‼』という作品が注目されるようになったのも事実であることは間違いない事実といえるでしょう。
実際に本作は、原作未読の方からの評判が高く、のちに劇場版作品も制作するほどの大ヒットを記録していることから、ドラマはドラマ単体での人気も間違いなくあったといえるでしょう。
過去にはVシネマが作られたこともあった
そんな『今日から俺は!』はドラマ以前にVシネマ版シリーズも制作されていました。
こちらはなんと主人公である三橋を演じた俳優が、まんま三橋と同じ同姓同名である三橋 貴志にしてしまうなどの原作に寄せたキャスティングを行っていましたが、不評で終わりました。
ちなみに、このVシネマシリーズで三橋を演じた俳優は現在でも俳優をしているのかは不明となっています。
「今日から俺は‼」のモデルとなった高校はどこか!場所は千葉県だったのか!
では、そんな『今日から俺は!』のモデルとなった高校はどこなのか。
また舞台は千葉県であったのか、などについて様々な情報をお調べしました。
モデルとなった高校は存在するのか
それでは『今日から俺は!』のモデルとなった高校は果たして存在するのでしょうか。
これについてですが、原作において三橋たちが通っている高校にモデルがあったのかは不明となっています。
しかしながら、ドラマにおいては三橋たちが通う私立軟葉高等学校のモデルとして撮影されていたのは、足利西高校となっています。
この足利西高校は栃木県に実在していた高校となっていましたが、現在は廃校となっており、この高校であった跡地が現在は丸々映画やドラマのセットとして使われるようになりました。
過去にはドラマ化された『今日から俺は!』に魅了された多くのファンが『聖地巡礼』として足利西高校の跡地をみにいくといったツアーも行われていたこともあったといわれています。
現在ではこの足利西高校の跡地も一種の観光地として利用する流れが起きていることから、廃校となっても愛されていることがわかります。
舞台は千葉県
そんな「今日から俺は!」の舞台は「千葉県」です。
これは作中で何度も千葉県という単語が出ており、これは原作を読んだ人であれば誰もわかると思います。
千葉県を題材にした不良系の作品は多く、『闇金ウシジマ君』のモデルの千葉県か神奈川県ではないかともいわれています。
しかし、原作コミックでは劇中に登場する高校名や地名に関しては、実在にする名称は使用されていません。
三橋達が通う軟葉高校、ライバル校の紅羽高校、開久高校など、全て架空の名称になっています。
ただ、地名に関しては、かなり千葉県に存在する名称に近いですね。
例えば、
・谷津 → 津谷
・津田沼 → チダルマ、野津田
・船橋 → 般橋
になっています。
千葉県もかなり広いですが、津田沼、船橋あたりがモデルになっている可能性はありますね。
市では、習志野市や船橋市がメインでしょう。
漫画でも三橋達が東京都へ向かう話がありますが、県の東や南の高校生は距離を考えると都内に行かないですからね。
ちなみに津田沼から渋谷までは1時間少しで到着します。
漫画の駅のシーンから「京成線のホームなのでは?」という話が有力です。
さらに、作者の西森博之先生が千葉県出身であり、愛着や地理に詳しいことも影響があると思われます。
物語が進むと県上の茨城県勢との喧嘩シーンもありますね。
キャラクターでは、話途中から紅羽高校に通う中野誠は茨城出身で、同県の高校から千葉へ引っ越しています。
このように、本作の舞台は千葉県ではあるものの、具体的な地名は避けていることがわかりますね。
まとめ
今回は、「今日から俺は!!」でモデル(元ネタ)となった高校は?地域は千葉のどこ?というテーマについてお話しました。
今回わかったことをまとめると、以下のようになります。
- 「今日から俺は!」は90年代に週刊少年サンデーで連載された人気ギャグ漫画
- 「今日から俺は!」は2018年にドラマ化がされており、高い評価を受けた
- 「今日から俺は!」の舞台は千葉県であるが、作中で具体的な場所を指定されたことがない
- 「今日から俺は!」の原作においての主人公たちが通う高校のモデルは不明であるが、ドラマの際には栃木県の足利西高校がセットとして使用されモデルとなった
- 「今日から俺は!」は90年代にVシネマ版が制作され、その際に主人公を演じた役者は演じたキャラそのままの芸名を付けられるほどの気合を入れた作品となったが、不評で終わった
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。