今回は、「リツコはなぜゲンドウが好きだったの?親子丼の可能性も!声優についても紹介!」というテーマについてお話します。

平成を代表するアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』。

そんなエヴァに登場するのが赤木リツコです。

リツコは、ストーリー上でもかなり重要な人物で現在でも高い人気を持っています。

というわけで今回は、リツコについて様々な情報をご紹介します。

それでは、「リツコはなぜゲンドウが好きだったの?親子丼の可能性も!声優についても紹介!」スタートです!

赤木リツコの概要

赤木リツコは『新世紀エヴァンゲリオン』及びその関連作品に登場する科学者です。

各種エヴァンゲリオンのメンテナンスや兵器開発、そして第三新東京市を裏で支えるスーパーコンピューター『MAGI』の管理を担当しています。

性格は冷静沈着かつ合理主義で、親友の葛城ミサトに対して正論をぶつける場面も多くあります。

しかしその反面、大人げない部分もあり、日本重化学工業の時田シロウに議論をふっかけて論破されてしまったり、漫画版では綾波レイに苛立って暴力をふるうなど、ひとくくりに語れない人物です。

その実、裏では上司である碇ゲンドウと結託しており、彼の陰謀に加担するなど影も多い部分も存在しており、そういう意味では影の多い人物ともいえるでしょう。

最終的に旧劇場版ではゲンドウを裏切り、母の意識が搭載されたマギシステムとともに自爆しようとしますが、母の意思はそれを拒絶、ゲンドウからも用済みと見做され射殺されます。

漫画版では、ゲンドウと相打ちになり死亡。

新劇場版ではすでにゲンドウを見限ったことで生還し、ミサトの息子の面倒を押し付けられる形で出番は終了します。

割とゲンドウやミサトから無理難題を押し付けられてしまい、それで全力を尽くそうと努力する苦労人もまた彼女の性格の一部といえるかもしれません。

リツコの人間関係は

リツコだけでなく、リツコを取り巻く人間関係の深さも彼女のキャラクターをより多面的でディープな物へと変えています。

まず親友であるミサトについてですが、旧劇・TV版では親友である彼女を表向き支えつつも、彼女に対して隠し事を多く行っていることから、後半ではほとんど不和の状態のまま終了します。

新劇では、不和の関係になる以前にニアサーが起きたらしく世界が崩壊しており、ゲンドウを見捨てミサト側に立ち、彼女の参謀として仕えるようになっていきます。

最終的にミサトの息子の面倒を任せられるといえば、いいですが半ば押し付けられてしまいます。

このように、リツコは非常に苦労人であることがわかりますね。

ゲンドウについては、愛人である一方で母親の仇ともいえる存在で、愛憎に近い感情を抱いていることがわかります。

しかし、時にゲンドウがゼーレなどから批判されそうになると代わりに人身御供としてささげられてしまったこともあります。

この際には全裸で来ていることから、何かしらの性的暴行をゼーレ関係者にされた可能性があります。

ゲンドウのためならリツコは自身の肉体もささげる献身的な一面を持っています。

また自身直属の部下であり、同性愛者である伊吹マヤから上司部下を超えた愛情の念を抱かれていますが、リツコがそれにこたえる様子はみられませんでした。

それどころか、マヤに対して『潔癖では生きていけない』と少し、たしなめるような発言をしています。

とはいえ、マヤのことは忠実な部下としてかわいがっており、彼女とは深い信頼関係で結ばれているのは確かといえるでしょう。

ゲンドウの息子シンジに対しては、表向きは何の感情もありませんが、初号機に取り込まれたまま出てこないシンジに対して『もう帰ってきたくないの?』と残念そうに心の中でいうなど、無意識の段階でシンジの事をかなり気にかけているようにみえます。

また、綾波レイに対しては母であるナオコに自殺の遠因にもなっており、内心では苦手意識を抱いているのではないかと考えられます。

最後のセリフの「嘘つき」の意味は

旧劇の最期、ゲンドウはリツコを巻き込んで心中を図ろうとします。

しかし、失敗しゲンドウに射殺されてしまいます。

その直前にゲンドウは「本当に…」という言葉と何かしらのセリフを言い、リツコが「嘘つき」と返します。

映像の中では具体的に描かれず、セリフはぼかされてしまい、ファンの間では多くの考察がされています。

この時、ゲンドウはリツコに謝罪の言葉か、激励の言葉をかけたのかもしれません。

もしくは「キミのことが好きだった」であるかもしれません。

恐らくこの「キミのことが好きだった」であった可能性が高いとみられます。

もしもそうなら、リツコの言う「嘘つき」も生きてきます。

また、この仮説があっているならば、ゲンドウのいう「好きだった」という言葉は恐らく100%ウソではないのではないかと考えられます。

一応ゲンドウは、リツコの事は少し気にしている様子があるので、ゲンドウにとってリツコは母ナオコ以上に重要な存在であったことが推測できます。

赤木リツコの声優は山口由里子

https://twitter.com/buki_shikahama/status/1726737865189822711

赤木リツコの声優は山口由里子さんです。

  • 本名:山口由里子
  • 生年月日:1965年11月21日
  • 出身地:大阪府
  • 事務所:青二プロダクション
  • 職業:声優・俳優

山口由里子さんは『ワンピース』のニコ・ロビンなどでも有名で、その低いハスキーな声からインテリ女性・クールビューティー的なキャラを得意としています。

また吹き替え洋画にも進出、『インデペンデンス・デイ: リサージェンス』ではヒラリー・クリントンを彷彿とさせる女性大統領役、さらには『ボンテージエンジェル』では義子にゆがんだ愛情を抱く義母役など、アニメではありえないような役柄にも挑戦しており、彼女の演技の幅の広さがわかりますね。

ちなみに、本人はインテリ女性とは真逆の天然タイプであるといわれており、公式サイトなどのサンプル音声を聞くと、普通にコケティッシュな役もできることがよくわかります。

考察・リツコはゲンドウがなぜ好きだったのか

https://twitter.com/mk_RESURRECTION/status/1667743259245035520

では、リツコはなぜゲンドウの事が好きだったのでしょうか。

今回は、リツコがゲンドウの事を好きだった理由とそれらの可能性について考察していきます。

最後までお楽しみください。

母親と浮気していたことで興味を惹かれた可能性

ゲンドウは元々リツコの母親であった赤木ナオコと交際していました。

野心家であったゲンドウは、ナオコの持つ知性、そして彼女の意識を埋め込んだスーパーコンピュータである『MAGI』を狙っており、心の奥底からナオコを愛していたわけではありませんでした。

少女時代のリツコは、ナオコのもとを訪ねた際に若き頃のゲンドウと遭遇、さらにゲンドウとリツコがキスしている状況をみてしまいます。

この時、リツコは明らかにゲンドウに対して興味を惹かれたような描写があります。

以上のことから、母親と関係を持っていた男性であったゲンドウに強い関心を持っていくうちに惹かれていった可能性があります。

現状考えられる可能性はこの説が一番高いとみていいでしょう。

母の死に関わったゲンドウへの復讐のつもりが取り込まれた可能性

次に考えられる説が、ゲンドウへの復讐のつもりが最終的に取り込まれてしまったという可能性です。

赤木ナオコは、ネルフが特務機関として成立する以前の組織だった『ゲヒルン』で碇ゲンドウの下で働いていました。

そこで年下で上司のゲンドウと異性関係にありましたが、内心ゲンドウはナオコの事を疎ましく思っており、ナオコのいないところで『婆さん』『しつこい婆さん』と呼び陰口を言っていました。

それの影響を受けた綾波レイは赤木ナオコに迷子になった際に話しかけられ、『婆さんは用済み』『余計なお世話よ婆さん』と返してしまいます。

日頃から、ゲンドウの妻であった碇ユイへ嫉妬の感情を抱いていた、ナオコはユイを彷彿とさせるレイへの憎悪をため込んでおり、これがきっかけで爆発。

初代の綾波レイはナオコの手で殺害されます。

しかし、ふと我に返ったナオコは自分が殺人を起こしたことを悔やみ、自害。

リツコも何等かの情報でこれがただの自殺ではないと悟り、ゲンドウに接触した可能性があります。

ところがゲンドウと接していいく内に本当に愛してしまった、そのような可能性もあります。

この説については、リツコが何らかの事情で事実を知ってしまったのであればその可能性は高いといえるでしょう。

というのもリツコが管理してる『MAGIシステム』自体がネルフ本部の監視カメラをコントロールしている可能性が高いといえるので、何らかの事情で録音・録画などの証拠が残っていれば、可能性はありえるかもしれません。

ゲンドウはリツコの初恋の人だった可能性

リツコは上記の通り、学生時代にゲンドウに遭遇しています。

漫画版では青年時代のゲンドウをみて、頬を染め上げ一目惚れしたような描写があります。

このことから、漫画版においてはゲンドウはリツコにとって初恋の人であった可能性が高く存在します。

親子丼の可能性も

結論からいえば、ゲンドウはリツコとナオコの母娘双方と性的な関係を結んでいることから、俗にいう『親子丼』の関係であることがわかります。

ゲンドウは優秀な赤木親子を自身の配下にしたかったのか、あるいは本気で愛していたのかは不明です。

少なくとも母ナオコについては鬱陶しいという気分で一杯だったのかもしれません。

リツコについての感情は、恐らくゲンドウとしてはかなり信頼していた可能性があります。

和太鼓を叩くリツコのミームの正体は

SNSなどでは赤木リツコが和太鼓を叩きながら新劇場版の「破」のセリフを朗読するなぞのミーム画像が拡散されます。

このセリフの部分についてはファンが付け足したものと考えられますが、実はリツコが和太鼓を叩いている画像の部分については、過去に販売されたゲーム『新世紀エヴァンゲリオン タイピング-E計画』のおまけ画像が元ネタと考えられます。

実際の画像はこちらとなっています。

出展:サイト

ちなみに、ファンがニコニコ動画でプレイ動画もあげています。

どうやらリツコは意外と地域の祭りを観るという趣味があるのか、『新世紀エヴァンゲリオン2』でも、「帰宅最中に祭りと和太鼓をみて日本人とはこういうものなのか」といった旨の会話をする場面もありました。

シンジがリツコに襲われる話がある

そんな赤木リツコですが、ゲンドウにしてやられてばかりではなく、なんと仕返しをしたこともありました。

PSP版ゲームソフト『新世紀エヴァンゲリオン2 -造られしセカイ』ではリツコが主人公のシナリオ『女は炎』が存在しています。

このシナリオの中で、リツコはシンジを呼び出しなんと彼を性的な意味で襲ってしまいます。

シンジを虜にすることに成功します。

この話ではシンジ以外にも青葉・日向・カヲル・冬月、さらにはトウジやケンスケ、マヤなんかもリツコの虜にしてしまいます。

その結果、ゲンドウはリツコの支配下におかれ、彼女がいないとネルフの組織運営すらできないようになっていきます。

このようにゲンドウは、リツコの前に跪くという意外な展開もあるのです。

まとめ

今回は、「リツコはなぜゲンドウが好きだったの?親子丼の可能性も!和太鼓を叩くミーム画像の元ネタは?」というテーマについてお話しました。

今回分かったことをまとめると、以下のようになります。

  • 赤木リツコはネルフの科学者であり碇ゲンドウの愛人
  • 赤木リツコの声優は山口由里子
  • 赤木リツコはゲンドウが母の愛人であったことを知り、そのうえで彼に惹かれた可能性が考えられる。
  • 赤木リツコはゲンドウにとって親子丼の関係であったことが推測できる
  • 赤木リツコが和太鼓を叩くミーム画像は公式ゲームのおまけ画像が元ネタ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

Twitterでフォローしよう