今回は、『アスカやレイだけじゃない!シンジのガールフレンド6選!』というテーマについてご紹介します。
平成を代表するアニメとして有名な「新世紀エヴァンゲリオン」。
実はこのエヴァンゲリオンですが、過去に複数のフランチャイズ作品が展開されていたことでも有名でした。
さらにその作品ごとに実はヒロインがいたというのは皆さんご存じでしょうか?
それでは、今回は、『アスカやレイだけじゃない!シンジのガールフレンド6選!』と題して、様々なキャラクターとシンジの関係についてご説明します。
最後までお楽しみください。
それでは、『アスカやレイだけじゃない!シンジのガールフレンド6選!』スタートです!
この記事の目次
エヴァのフランチャイズ作品ごとにシンジのガールフレンドがいる
90年代~00年代にかけて、エヴァンゲリオンは様々なゲーム媒体でパラレル作品を展開させていました。
現在では批判されることの多いこれらのゲーム作品ですが、当時はエヴァというコンテンツをより幅の広いものにすることに成功し、エヴァという作品を風化させないことに成功しました。
しかし、2010年代になるとこういったフランチャイズは激減。
これは庵野秀明さんがこういったパラレル系のゲームを嫌っているのが原因だったようですが、残念ながら今でもやっているのはコラボゲーの連発で、実はやっていることは大して変わらないのが現状だったりします。
話のエヴァのフランチャイズ作品に戻しますが、90年代や00年代に量産されたエヴァのフランチャイズ作品にはそれぞれシンジのガールフレンド的なキャラクターが登場していました。
中には原作で登場したキャラクターがシンジのガールフレンドになる!というのも多くあり、これらが多種多様なエヴァの二次創作文化に大きな影響を与えました。
アスカやレイだけではないシンジの恋愛対象・ガールフレンド7選
それでは、アスカやレイだけではなく、シンジのガールフレンドになったあるいは恋愛対象となったキャラクターたちについてご説明します。
最後までお楽しみください。
①葛城ミサト
碇シンジの保護者である葛城ミサトは、TVアニメ版本編劇中ではなんどかシンジに対して異性愛的なアプローチをしていました。
ゲーム『碇シンジ育成計画』では、ルートによってはシンジと結婚してしまったり、恋愛関係になってセックスをしてしまったりと、多種多様な方法でシンジの恋愛対象となってしまいます。
特に、シンジと結婚してしまうルートは現在でも高い人気があり、まとめサイトなどでも多くとりあげられています。
また、TVアニメ版本編ストーリー上、シンジと絡みが多いのは実は葛城ミサトであるので、実質的に葛城ミサトがメインヒロインなのではないかと考察するファンも多くいます。
②洞木ヒカリ
アスカの親友であり、シンジたちのクラスの委員長で、新劇場版最終作「シン・エヴァンゲリオン」では鈴原トウジと結婚していた洞木ヒカリ。
性格はしっかりものであり、家事もできるまさに母性愛的な要素を持った人物です。
しかし、実はそんな彼女もシンジのガールフレンドになってしまうという展開を描いたゲームが存在しています。
これは、セガサターン専用ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン SS』での出来事でした。
使徒の闘いで記憶を失ったシンジ、そんなシンジを世話するようになっていく洞木ヒカリ。
記憶喪失となったシンジはアスカのいたずらで「シンジのガールフレンドは洞木ヒカリ」と勘違いするようになってしまいます。
シンジはそんな洞木ヒカリと放課後話をしている最中にいきなりキスをします。
洞木ヒカリもうっとりしたようすでキスを受け入れるものの、キスが終わったとたん正気にもどり「何するのよ!」とシンジをビンタ。
しかし、最終的に洞木ヒカリはシンジをかなり意識するようになり、シンジの方も洞木ヒカリのために戦おうと決意するなど、かなりいい関係になっていきます。
ところが、最終的にシンジの記憶は戻り、記憶喪失中の間のヒカリとの間に沸いたほのかな恋の記憶も消失してしまいます。
なんと哀れなヒカリとシンジの愛。
それでも、シンジとヒカリの間に少し距離間が縮まっていくというところでゲームは終了します。
洞木ヒカリはエヴァに登場する女性キャラの中でも一番まともな性格を持っており、正直シンジ君に一番ふさわしい彼女は誰かというと洞木ヒカリではないかと感じる人はかなり多いと思われます。
また後に発売された『新世紀エヴァンゲリオン2 造られしセカイ -another cases-』の碇シンジシナリオ『でもこの世界が好き』では、ヒカリがシンジに片思いをよせる描写が存在し、ここではヒカリがシンジに対する独占愛的な欲望を覗かせるというちょっと面白いシーンもあります。
③霧島マナ
霧島マナは、ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド』に登場したヒロインです。
その性格は明るく人当りがよいようにみえますが、実は日本政府からネルフに送られたスパイ的な女性キャラで、シンジに対しても色仕掛け的なハニートラップを仕掛けるためにあえて送られていたのではないかとされています。
ルート次第では、なんとシンジとマナが本当に交際するルートもあり、エヴァのパラレル作品を代表するヒロインとして認知されています。
その後、『碇シンジ育成計画』など複数の漫画作品でも霧島マナは登場。
『シン・エヴァンゲリオン』では彼女の登場はあるのではないかと、わくわくするファンもいましたが、結果的には登場しませんでした。
霧島マナの声優は林原めぐみだった
霧島マナの吹き替えを担当されているのは、『新世紀エヴァンゲリオン』作品において綾波レイなど様々なキャラクターを担当していた林原めぐみさんでした。
林原めぐみさんは、実は綾波レイのセリフが少ないことに昔から違和感を覚えていたらしく、そのために霧島マナの役を担当することとなったといわれています。
④伊吹マヤ
伊吹マヤといえば、ネルフオペレーター3人組の一人ですが、実はそんなマヤもシンジに惚れてしまうという世界線のゲームがあります。
『新世紀エヴァンゲリオン2 造られしセカイ -another cases-』の碇シンジシナリオ『でもこの世界が好き』では、伊吹マヤと関係が良好になると、伊吹マヤ関係のイベントが発動。
マヤは料理が下手だったものに、頑張ってケーキを作ろうとしていました。
しかし、失敗ばかりでみるにみかねたシンジが手伝おうとします。
不満そうなマヤでしたが、シンジの協力もありケーキは完成。
するとネルフのスタッフたちが集まり、みんなでケーキを食べることに。
そんな中、マヤはシンジに耳打ちします。
『本当はケーキ、あなただけに食べてほしかった』
シンジは思わず照れてしまいます。
そして、マヤは言います。
『今度やるときは絶対に成功するから』と。
なんと、こちらのシナリオではシンジにマヤが好意を抱いていることが明らかとなります。
⑤真希波マリ
新劇シリーズ『シン・エヴァンゲリオン』では新キャラクターである真希波マリがシンジと付き合ったことが最後のシーンで仄めかされます。
しかし、二人は他のキャラクターに比べると関連性が薄く、どうにも現在でも『シンジのカップル相手は綾波レイかアスカ』という印象がぬぐい切れません。
これについて、マリのモデルは庵野秀明氏の嫁である安野モヨコ氏なのではないかという意見もありますが、この解釈については賛否が分かれるところであると思われます。
⑥山岸マユミ
山岸マユミは、ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン 2nd Impression』のみに登場する非常にレアなキャラクターです。
マナと違い、後にフランチャイズ化されるコミックなどには登場することはできませんでしたが、現在でも高い人気があります。
マユミは碇シンジたちのクラスに転校してきた転校生で、シンジ以上に暗く内向的な性格をしており、アスカ以上に人間嫌いが強いというかなり面倒くさい性格をしています。
ちなみにその生い立ちは非常に複雑で、なんと実母が実父に殺される悲惨な光景をみてしまい、トラウマを得たというもの。
そんな彼女はシンジと交流を育むうえで次第に、仲良くなっていきます。
ゲームのルート上によると、次第にシンジに恋心を抱くようになっていきますが、最終的にシンジたちの前から去ることとなります。
山岸マユミの声優は
山岸マユミの声優は氷上恭子さんです。
- 本名:氷上恭子
- 生年月日:1969年1月11日
- 出身地:兵庫県宝塚市
- 事務所:マウスプロモーション
- 職業:声優
氷上恭子さんは、90-00年代にかけて様々な作品に出演。
私生活では、2018年に年下の俳優である橋本禎之さんと結婚されました。
まとめ・関連記事
今回は、『アスカやレイだけじゃない!シンジのガールフレンド6選!』というテーマについてお話しました。
今回分かったことをまとめると、以下のようになります。
- ゲームでは洞木ヒカリや葛城ミサト、伊吹マヤと恋愛関係になる展開がある作品がある
- 霧島マナや山岸マユミなどゲーム作品でしか登場しないキャラと碇シンジは恋愛関係になったこともある
- 90-00年代はエヴァのパラレル作品を描いたゲームが多く量産された
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。