『るろうに剣心 最終章 The Final』では、瀬田宗次郎(神木隆之介)が登場します。瀬田宗次郎は前作までは十本刀の一員として、剣心と戦っていました。

本作では瀬田宗次郎は映画のオリジナルのストーリーとして登場しています。その上、途中から剣心の味方となり、雪代縁の手下を倒すという原作には描写も描かれています。
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【るろうに剣心最終章ファイナル】瀬田宗次郎(神木隆之介)が登場

『るろうに剣心 最終章 The Final』では、神木隆之介が演じる瀬田宗次郎が登場します。

瀬田宗次郎は、前作では志々雄一派の十本刀のNo.2として君臨し、剣心と直接対決をした強敵です。

詳細は後述しますが、原作の「人誅編」で瀬田宗次郎は登場しないため、『るろうに剣心 最終章 The Final』で登場するのは映画オリジナルストーリーです。

まずは、『るろうに剣心 最終章 The Final』での瀬田宗次郎の登場についてネタバレで解説していきます。

登場シーン

雪代縁の手下であるウーヘイシンは、剣心がアジトに攻めてくると想定し、ある人物をスカウトしていました。

物語の中盤、アジトにいるウーヘイシンが「ある男」と剣心を倒すことについて、少しだけ会話をするシーンがあります。

最初は後ろ姿だけの演出ため誰かはわかりませんが、すぐに瀬田宗次郎(神木隆之介)の姿がクローズアップされ、セリフも二言三言あるため、瀬田宗次郎のサプライズ演出だとわかります。

剣心の味方になる

瀬田宗次郎が登場するのは、剣心は雪代縁のアジトに攻め込んだ時です。

アジトの建物内に入った瞬間、剣心はウーヘイシンの銃撃に攻め込まれるも、すぐに相手を追い詰めます。

勝負あったかと思いましたが、ウーヘイシンがすぐに瀬田宗次郎を呼び、剣心との直接対決を唆すのです。

瀬田宗次郎は前作で剣心に敗北しているため、剣心にリベンジにするかと思われました。

しかし、瀬田宗次郎は剣を構えて剣心を切ろうをしながらも、そのまま突き進みウーヘイシンの手下を斬ってしまいました。

瀬田宗次郎は「僕もるろうになったんです」と言い、ウーヘイシンを裏切り剣心と共闘することを宣言します。

その様子を見たウーヘイシンは、手下どもに剣心と瀬田宗次郎を襲うように命令します。

手下の数は100人ほどいましたが、剣心と瀬田宗次郎は見事に共闘しながら、一気に相手を倒していきます。

最後は一人で戦う

剣心と瀬田宗次郎は手を組んでウーヘイシンの手下を倒していきます。

2人であれば十分に倒せる力量差でしたが、縁に捉えられた薫を助けるため、瀬田宗次郎は剣心に先にいくよう促します。

そして、瀬田宗次郎は一人で数十人はいるであろうウーヘイシンの手下に立ち向かいます。

瀬田宗次郎はその後にウーヘイシンの戦う直前までシーンが映し出され、以降は登場していません。

描写こそありませんが、瀬田宗次郎の強さであればウーヘイシンの手下をあっけなく倒しているのは間違いないでしょう。

【るろうに剣心最終章ファイナル】瀬田宗次郎の登場は原作とは違う

冒頭でも少し説明しましたが、原作の「人誅編」では瀬田宗次郎は登場していません。

このように瀬田宗次郎が登場するのは、原作にはない映画オリジナルの設定です。

瀬田宗次郎が剣心と共闘するのも大きなサプライズ演出といえるでしょう。

補足の説明になりますが、原作の瀬田宗次郎は『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』には登場しています。

『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』は2017年から連載された原作の続編であり、「人誅編」以降の剣心を描いています。

原作の瀬田宗次郎が「人誅編」の時点でも存命であることは間違いないですが、このように剣心の前に登場するのは完全な映画オリジナルです。

【るろうに剣心最終章ファイナル】瀬田宗次郎が味方になった理由は?

[the_ad id="5494"] 『るろうに剣心 最終章 The Final』で瀬田宗次郎が登場するのはわかりましたが、なぜ、剣心の味方になったのでしょうか。

これは作中で明確に描かれていませんが、下記2つの理由を考察できます。

・「るろうに」となったから
・演出的なサプライズ

それでは、項目ごとに記載していきます。

「るろうに」となったから

1つ目の理由は、劇中のストーリー的な要素です。

瀬田宗次郎は劇中で剣心に対して、「僕もるろうにとなった」と話していて、さらに「人を憎まない世界をみたい」とも話しています。

瀬田宗次郎はかつては志々雄の手下として「弱肉強食」の世界観を植え付けられていましたが、かなり考え方が変わっていました。

セリフの中でも「刀を抜くのは久しぶりだけど、あなたたちより強いですよ」というセリフがあるため、京都での戦い以降は刀を抜いていないことがわかります。

また、「背中を気にしないで戦ったのは初めて」という趣旨のセリフもあったため、志々雄の価値観から解放され、自分の道を歩むことを決意したのでしょう。

演出的なサプライズ

2つ目の理由は、演出的なサプライズでしょう。

瀬田宗次郎は前作では剣心と戦った好敵手です。さらに、演じる佐藤健、神木隆之介は芸能界でもかなり人気があり、当人同士も親友と呼べる関係です。

佐藤健、神木隆之介は2人で新事務所に移るなどかなり深い関係性であることはファンも知っているため、2人の共演は大きなサプライズとなります。

実写映画では、映画のオリジナル要素が原作を壊すことも稀にありますが、ファンにとっても剣心と瀬田宗次郎の共闘はかなり嬉しいシーンであるのは間違いありません。

また、佐藤健、神木隆之介のファンにとっても非常に魅力的な演出だったでしょう。

【るろうに剣心最終章ファイナル】瀬田宗次郎はなぜ登場した?

最後に、『るろうに剣心 最終章 The Final』で瀬田宗次郎が登場した理由を考察します。

大きく分けて下記3つだと思われます。

・人気キャラクター
・映画オリジナルの要素
・アミューズの制作

それでは、項目ごとに記載していきます。

人気キャラクター

1つ目は、瀬田宗次郎が非常に人気キャラクターであるからでしょう。

さらに、演じるのが神木隆之介とこれまた人気役者であり、ファンを楽しませる要素としては十二分の存在です。

神木隆之介の瀬田宗次郎役はかなりのハマっており、前作の出演でも絶賛されていました。

映画オリジナルの要素

2つ目は、映画のオリジナル要素を加えるためでしょう。

原作では瀬田宗次郎は登場しませんが、映画に登場させてオリジナルの要素を出したかったと思われます。

瀬田宗次郎の出演は事前に予告されておらず、サプライズという意味もあります。

アミューズの制作

3つ目は、制作のアミューズが携わっている点です。

佐藤健、神木隆之介は映画制作当時は芸能事務所のアミューズに所属していました。

アミューズは制作に含まれているため、当時の看板俳優だった2人を一緒に出演させたかったのでしょう。

まとめ

今回は、

●【るろうに剣心最終章ファイナル】世田宗次郎(神木隆之介)が登場

●【るろうに剣心最終章ファイナル】世田宗次郎の登場は原作とは違う

●【るろうに剣心最終章ファイナル】世田宗次郎なぜ登場した?

●【るろうに剣心最終章ファイナル】世田宗次郎が味方になった理由は?

これらについてまとめました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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