今回は、「るろうに剣心」リメイク版で瀬田宗次郎の声優は山下大輝!宗次郎の過去についても徹底紹介!というテーマについてお話します。

「るろうに剣心」を代表するキャラクターとして有名な瀬田宗次郎。

そんな瀬田宗次郎がリメイク版「るろうに剣心」で演じる声優が山下大輝さんであることが発表されました。

それにあわせて、今回は、改めて瀬田宗次郎の過去などについてもご紹介します。

それでは、「るろうに剣心」リメイク版で瀬田宗次郎の声優は山下大輝!宗次郎の過去についても徹底紹介!スタートです!

瀬田宗次郎の概要

瀬田宗次郎は「るろうに剣心」に登場する悪の大ボスである志々雄真実が率いる志々雄一派の「十本刀」のうちの一人となっています。

一見は中性的な美少年ですが、その剣術の腕は剣心に匹敵するほどの能力があり、最初の対決では剣心の「逆刃刀」すらも壊してしまうほどの腕をみせつけます。

その性格は非常に温和で敵対する剣心にも敬語をつかってしまうほどの能天気さをみせています。

しかし、任務には非常に冷徹に動き、剣心の友人でもあり同僚でもあった大久保利通を暗殺し、任務に失敗した部下を暗殺するなど、志々雄一派ではその素早さを見込まれ「刺客」として暗殺任務を主に行っています。

志々雄一派の「十本刀」のメンバーや彼の部下は宗次郎のことを認めており、特に志々雄の愛人でもあった駒形由美は宗次郎を「坊や」と呼び、自分の弟のようにかわいがり、彼が傷ついた際には介抱すらしていました。

モデルはエヴァンゲリオンの碇シンジと沖田総司という噂

そんな瀬田宗次郎のモデルは、幕末のころに新選組として活躍した志士の一人である沖田総司といわれています。

しかしながら、沖田総司は「るろうに剣心」の世界では別に存在することから、沖田総司だけではなくあるアニメのあるキャラクターがモデルの一人となっているという意見もあります。

そのキャラクターというのが「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジです。

というのも、「るろうに剣心」の原作者である和月伸宏氏は本作が製作されている当時であった1990年代には「新世紀エヴァンゲリオン」にはまり、のちに登場するキャラクターの多くが「エヴァ」のキャラクターがモチーフとなったキャラが多くいました。

瀬田宗次郎も碇シンジのビジュアルや性格がかなり大きなモチーフとなっており、かなり影響を受けていることがわかります。

瀬田宗次郎の過去には何があったのか

では、そんな瀬田宗次郎の過去にはどんなことが起きていたのでしょうか。

今回は改めて、彼の人生について、振り返っていきましょう。

妾の子供として育ち冷遇の日々に

瀬田宗次郎は、もともと米問屋の妾(現代風に言えば愛人)の子供として生まれました。

しかし、それが故に家族からは冷遇され、孤独な生活を送っていました。

すでに頼みの綱であった父・母はともに死に、義理の兄弟などは彼を邪魔者扱いしていたのでした。

その過程で兄弟・家族たちから下手な恨みを買わないように喜怒哀楽を消し去り、常に愛想のいいすまし笑顔でいることを覚えました。

そんな宗次郎でしたが、ある日人生が変わる出来事がおきるのでした。

志々雄真実と出会い、彼の部下へ

宗次郎はある日、お尋ね者の男と会いました。

それが、志々雄真実でした。

志々雄真実は、当初は宗次郎を殺そうとしますが、殺されそうになっても笑顔のままである彼を見て何か惹かれるものを感じ、住居を提供するなら見逃すというていで、宗次郎家の倉庫に身を隠します。

そこで、志々雄真実は宗次郎と心の交流をしていくうちに、彼に自分の「弱肉強食」ともいえる思想を植え付けました。

志々雄は彼との友情のために小太刀を差し出しますが、宗次郎はこれを拒絶。

しかし、最終的に倉庫に志々雄がいるのではないかと気が付いた家族の手で宗次郎は粛清されそうになりました。

とうとう我慢の限界だった宗次郎は家族を皆殺しにしました。

宗次郎は志々雄とともに行動を共にすることを決意。

ここで「志々雄一派」が結成されることとなりました。

剣心との最終決戦ではどうなったか

では、最終的に瀬田宗次郎はどうなったのでしょうか。

彼の最後は意外なものでした。

京都編終盤では、剣心は宗次郎と対戦。

初戦では、逆刃刀を破るなどして剣心に優勢だったものの実際に本当に殺しあうことになると、剣心に劣勢。

初めて劣勢にたったことで、徐々に封印していた感情がよみがえり、その際に家族を殺したことを後悔していたことに気が付きます。

やがて、剣心に敗北。

宗次郎は、大怪我をおいますが、駒形由美に介抱されます。

駒形由美は愛する志々雄を見届けて自分も死ぬことを決意。

宗次郎はもはや「弱肉強食」の大義に自分がついていけないと、駒形由美に打ち明けると別れることとなりました。

その後、志々雄真実は剣心との闘いに一方的に優勢にたっていたものの、自身の体にこもっていた熱を制御できずそのまま焼け死に、アジトも崩壊していきました。

生きていたほかの仲間とともに志々雄のアジトを脱出した宗次郎は、志々雄と由美が死んだことにショックを覚えつつも、自分の人生を生きるべく旅を始めることになるのでした。

リメイク版で瀬田宗次郎の声優は山下大輝

リメイク版「るろうに剣心」で瀬田宗次郎を演じるのは声優の山下大輝さんであることが発表されています。

  • 名前:山下大輝
  • 生年月日:1989年9月7日
  • 出身地:静岡県浜松市
  • 事務所:アーツビジョン

山下大輝さんは1989年9月7日に静岡県浜松市で生まれました。

2012年にアーツビジョンの声優として声優デビュー。

同年にアニメ「リトルバスターズ』の脇役で声優デビューを果たしました。

2013年には社会現象となったアニメ「弱虫ペダル」の主人公小野田坂道を演じたことでブレイク。

さらには『ジョジョの奇妙な冒険』第5部「黄金の風」で主人公ジョルノの味方であるナランチャ・ギルガを演じ、その演技力の高さをみせつけました。

現在は若手声優を代表する一人として、アニメ・吹替え洋画などを中心に活躍しています。

過去作の声優は誰か

https://twitter.com/mita_san/status/1795405432397406692

そんな瀬田宗次郎ですが、過去作で彼を演じたのはベテラン声優の日高のり子さんとなっています。

  • 名前:日髙のり子
  • 生年月日:1962年5月31日
  • 出身地:東京都千代田区
  • 事務所:ビッグ・マウント

日髙のり子さんは、過去には「ふしぎの海のナディア」では主人公ジャン役を演じていました。

女性声優ですが、少年を得意としており数多くの役を演じてきました。

さらに「らんま1/2」ではヒロインのあかね役も演じており、80年代を代表する名声優としても名高いです。

また、冷酷な悪役も得意としておりロボットアニメ「ゾイド-ZOIDS-」では主人公と対立するゾイドパイロットのリーゼなどでは、サイコ演技の一環をみせておりました。

瀬田宗次郎は日髙のり子さんにとっては代表作の一つとなっており、瀬田宗次郎といえば日高のり子さんの怪演を上げるファンも多くいます。

果たして、山下大輝さんは日髙のり子さんの演技を超えることができるのでしょうか。

注目が集まっております。

実写版は神木隆之介が演じている

実写版「るろうに剣心」シリーズでは、瀬田宗次郎役を神木隆之介さんが演じていました。

神木隆之介さん演じる瀬田宗次郎は高く評価され、その再現度の高さには多くのファンが驚きました。

ちなみに神木隆之介さんは、「るろうに剣心」のファンであったので実現が決まった時はうれしかったといわれています。

まとめ

https://twitter.com/fffgenni/status/1838552580408119576

今回は、「るろうに剣心」リメイク版で瀬田宗次郎の声優は山下大輝!宗次郎の過去についても徹底紹介!というテーマについて話しました。

今回わかったことをまとめると、以下のようになりました。

  • 「るろうに剣心」に登場する瀬田宗次郎は高い人気のあるキャラクター
  • リメイク版「るろうに剣心」で瀬田宗次郎の声優は、山下大輝
  • 過去作では日髙のり子が演じていた
  • 瀬田宗次郎はもともと米問屋の妾の子供として生まれ蔑まれ育ってたことで、感情を殺して生きていたが、志々雄と出会い感情をあらわにするようになり、家族を殺して志々雄の仲間になった過去があった

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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