今回は、「るろうに剣心」リメイク版で志々雄真実の声優は古川慎!オリジナル版声優は下手?を徹底紹介!というテーマについてお話します。
人気漫画「るろうに剣心」、本作に登場する高い人気を誇る悪役志々雄真実。
今回は、この志々雄真実について様々な情報をご紹介します。
また、この志々雄真実について、リメイク版アニメの声優は古川慎さんであるのか、またオリジナル版の声優が下手なのではないか、といった情報についてご説明します。
それでは、「るろうに剣心」リメイク版で志々雄真実の声優は古川慎!オリジナル版声優は下手?を徹底紹介!スタートです!
この記事の目次
志々雄真実の概要
志々雄真実は、「るろうに剣心」京都編に登場するボスキャラの一人であり、「るろうに剣心」を代表する悪役として君臨しています。
その性格は非常に傲慢で冷酷で、圧倒的な戦闘力を有しており、「弱肉強食」の看板をかかげて、日本を欧米列強に負けない強い国に変えようと革命を起こそうとしています。
全身大やけどをおい、体中に巨大な熱を帯びておりこれを使用し剣術に火炎を伴ったり爆破したりすることで、敵を追い詰めていくという戦い方を行います。
そのあまりの強さから原作者の和月伸宏さんから「悪の集大成」と太鼓判を押されるほどの人気キャラとなりました。
志々雄真実の過去
幕末時代に凄腕の剣客として、長州派維新志士お抱えの暗殺者として複数の暗殺にかかわっていました。
ちなみに彼の前任者として雇われていたのが、剣心でした。
しかし、やがて彼の傲慢な性格・カリスマ性を危険視した維新志士たちは戊辰戦争の際に、志々雄を不意打ちで襲い全身を炎で焼くという処刑方法で志々雄を惨殺しました。
ところが、志々雄は大火傷を負いながらも、全身の熱エネルギーをためこみそれを操るという特異体質を得て生き残っていたのでした。
やがて、彼は「弱肉強食」の看板を掲げ、自身の仲間を集め明治にうつりかわった日本を暴力で支配しようと暗躍するのでした。
ジャンプ三大悪役の一人という噂も
志々雄真実はその圧倒的な存在感から、本編におけるラスボスである雪代縁を超えるボスキャラとして「北斗の拳」のラオウや「ドラゴンボール」のフリーザと並んで、「ジャンプ三大悪役」の一人として位置づけられています。
この「ジャンプ三大悪役」という概念は人によって変わっていく傾向があり、「ダイの大冒険」の大魔王バーンや「幽遊白書」の戸愚呂弟を上げる人もいます。
いずれにせよ、志々雄真実は「週刊少年ジャンプ」を代表する名悪役として現在でも語り継がれ、高い人気があることは変わりません。
その政治思想は弱肉強食
志々雄真実といえば、「弱肉強食」という政治思想を掲げています。
この政治思想は「弱いやつはかられる、強いものがそれを食う」という非常にシンプルなものなのですが、この政治思想に基づき日本を強い国に変えて欧米列強に負けない国にしようというのが、この志々雄真実の最終目標となっています。
しかし、この志々雄のかかげる「弱肉強食」は、文字通り強い者以外は死んでいくという世界であるため志々雄一派が支配した一部地域では、多くの市民が飢えに苦しんだり死体が放置され腐っているという文字通りの「地獄」となっています。
この「弱肉強食」というのは優生学思想を打ち出していたドイツの「ナチス」とよく似ている部分があります。
実は強い者が生きればいいだけではいい社会を築き上げることはできません。
ジョン・B・カルフーンという科学者が行ったネズミを使った社会実験「UNIVERSE 25」では、一部の強いオスばかりが子供を産んだ結果、少子高齢化が進み社会全体が崩壊してしまうというかなり恐ろしすぎる未来が暗示されていました。
志々雄真実の「弱肉強食」という思想は科学的に間違っており、社会の多様性を乱し衰退を速めてしまうという逆効果があるのです。
志々雄真実の最期は壮絶
そんな志々雄真実ですが、最終的に剣心との勝負には終始優勢しました。
その圧倒的な強さは斎藤一・四乃森蒼紫・相楽左之助の3人がかりで挑んでも、全員まとめて返り討ちにあるなど圧倒的な強さをしていました。
そこまで強い志々雄真実ですが、最終的には自身の持つ熱エネルギーを抑えることができず暴走し爆死するという壮絶な最期をとげます。
これは「ゴジラvsデストロイア」において、不死身のデストロイアを超えるほど暴走した状態となり最終的には散っていたバーニングゴジラとその末路が似ています。
メタ的な意味で、あまりにも最強すぎるので、志々雄真実を倒して負けるという展開は想像ができなかったのかもしれません。
死後は閻魔大王相手に地獄の国取りか
志々雄は最終的に死に、志々雄の忠実な部下であった佐渡島方治が死後にみた幻影のなかに登場します。
佐渡島方治は志々雄の忠実な部下であり、志々雄が死んだあと後をおうように自殺します。
しかし、彼が堕ちたはずの地獄では志々雄真実と由美の姿がありました。
志々雄は佐渡島方治に「閻魔相手に地獄の国盗りだ」といいます。
果たしてこれが幻覚なのか、本当に地獄にいって閻魔大王相手に国を取ろうとするのか、これについては審議不明となっています。
リメイク版志々雄真実の声優は古川慎
そんな志々雄真実のリメイク版の声優を担当されるのは、若手声優の古川慎さんです。
- 名前:古川慎
- 生年月日:1989年9月29日
- 出身地:熊本県
- 事務所:トイズファクトリー
古川さんは幼少期にみた『新機動戦記ガンダムW』の主人公ヒイロ・ユイを演じた緑川光の演技をみて、声優の世界に興味を覚えました。
その後、成長した古川さんは緑川光さんが講師を務める専門学校に進学。
この専門学生時代の2009年には、ゲーム『黄金の絆』のサディアス役で声優デビューを果たします。
やがて、専門学校を卒業すると専業声優として活躍。
2015年にはアニメ『ワンパンマン』の主役サイタマを演じ、ブレイクを果たしました。
今回、『るろうに剣心』のリメイク版アニメでは志々雄真実を演じています。
正義の味方サイタマと最強の悪役 志々雄が同じ声優さんなのは信じ難いですね。
オリジナル版声優は誰?下手だったか?
旧作「るろうに剣心」で志々雄真実を演じていたのは池田政典さんでした。
池田さんは元から声優ではなく、もともとはジャパンアクションクラブ第12期生として芸能界入りをした俳優でした。
また池田さんは、1993年に放送されたアニメ『バトルスピリッツ 龍虎の拳』でロバート・ガルシアを演じたことで声優としての業務を初経験。
これ以降、複数のアニメで声優として活動しました。
しかし、池田さんの演技は今現在では下手ではないかとも称されています。
中には別の声優が良かったという声も。
実際、池田さんは声優としては当たり役は志々雄真実ぐらいしかありませんでした。
とはいえ、志々雄という何を考えているかわからない人物のキャラとしてはそこそこ迫力があり、今でも志々雄真実といえば池田さんを推す声も根強く残っています。
実写版志々雄真実は藤原竜也
そんな志々雄真実ですが、実写版では「カイジ」シリーズなどで有名な藤原竜也さんが演じています。
こちらは旧作アニメの池田政典さんに声が似ていることから、高い評価を受け「理想の漫画実写化」として称賛されています。
まとめ
今回は、「るろうに剣心」リメイク版で志々雄真実の声優は古川慎!オリジナル版声優は下手?を徹底紹介!というテーマについてお話しました。
今回、わかったことをまとめると以下のようになります。
- 志々雄真実は人気漫画「るろうに剣心」を代表する悪役
- 志々雄真実の声優は「ワンパンマン」のサイタマ役で有名な古川慎
- 過去作の志々雄真実の声優は池田政典
- 池田政典の志々雄真実は「棒読み」なのではないかとも一部では言われていた
最後まで読んでいただきありがとうございました。