「エヴァンゲリオン」の碇シンジのセリフ、「最低だ、俺って」はファンの間で話題になりました。「最低だ、俺って」は、1997年7月公開の映画『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』でのセリフです。

今回は、碇シンジの「最低だ、俺って」のセリフの意味、アスカとの関係について解説します。

【エヴァンゲリオン】碇シンジ「最低だ、俺って」とは?

まずは、「エヴァンゲリオン」の碇シンジのセリフ、「最低だ、俺って」のシーンを振り返ります。シンジから「最低だ、俺って」が発せられたのは、1997年7月公開の映画『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』の冒頭シーンです。

「最低だ、俺って」のシーンを解説

映画の冒頭シーンでは、精神崩壊したアスカが病室で治療を受けています。アスカは22話「せめて、人間らしく」で第15使途アラエルに挑みますが、敗北を喫したことで、精神的に追い詰められ、精神を大きく病んでいました。

アスカは病院のベッドで集中治療のように全身で脈をとられ、意識不明の状態で寝ています。アスカを心配してベッドの横で見守るシンジ。そして、シンジがアスカの顔を見ようと肩に手にかけた瞬間、彼女の着ていた服がはだけてしまいます。

病室のため、ブラジャーはしておらず、バスローブのような簡易的な服を着ていたことで、アスカは裸同然の姿となりました。アスカの胸は丸見えとなり、パンツ一枚でベッドで寝ている格好に。

ほぼ裸のアスカを前にしたシンジは、なんと、自慰行為をしてしまいます。シンジの自慰行為そのものは描写されていませんが、白い液体がかかった右手が描かれています。

直接的な表現はないものの、シンジの右手に付いていたのは、シンジの精液でしょう。そして、その後に「最低だ、俺って」のセリフが飛び出します。

アスカはシンジの行為を知っていた

「最低だ、俺って」のシーンでは、アスカはベッド上で精神崩壊により意識がないと思われいました。少なくとも、シンジの行為が描かれているシーンでは、アスカの意識が戻っている素振りはありません。

しかし、アスカはこの時、シンジを含めてあえて仲間を一線と引いてコミュケーションを取らない行動をとっていただけであり、胸がはだけた時に意識はあったようです。後のシーンで、アスカがシンジに対して、黙認してした旨を語っていました。

地上波ではカット

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』は、2014年に地上波放送されています。しかし、地上波放送では、碇シンジの「最低だ、俺って」のシーンはカットされていました。

テレビ上、アスカの裸からシンジの行為まで流れは、規制にひっかかた模様です。「最低だ、俺って」のシーン以外にも、一部シーンで画面が真っ暗で音声だけとなっていて、地上波放送の規制上、カットシーンは多かったようです。

【エヴァンゲリオン】碇シンジ「最低だ、俺って」の意味は?

次に、碇シンジの「最低だ、俺って」のセリフの意味について解説します。なぜ、碇シンジは「最低だ、俺って」と言ったのでしょうか。

理由は、アスカに対する罪悪感に他なりません。アスカは病院のシーンでは意図的に意識がないフリをしていましたが、シンジからみれば精神崩壊で体力、気力ともに憔悴しきっていました。

衰弱するアスカを前に、心配をしつつも、裸を目の前にして男の性を露にしたシンジ。自分の快楽を優先させ、アスカを性処理の道具のように扱ってしまった自分を大きく嫌悪し、後悔したが故の「最低だ、俺って」だったのでしょう。

その後、シンジはミサトに対して、「アスカに酷いことをしたんだ」と述べています。性欲を抑えきれなかった自分の行為に悔恨の念を抱いたのはいうまでもありません。

ただ、シンジを擁護するのであれば、シンジはまだ14歳。所属は第3新東京市立第壱中学校2年A組、つまりは中学校2年生です。年齢的にも自分をコントールしにくい時期であり、やむを得ないという弁護もできるでしょう。

【エヴァンゲリオン】シンジとアスカの関係を考察

最後に、ジンジとアスカの関係について考察します。シンジとアスカの関係でわかっている点は、アスカはシンジが好きいうことです。

本編からの描写で、アスカはシンジに好意を寄せていることは明らかであり、エヴァンゲリオンのスタッフの発言や公認書籍でのアスカからシンジへの好意は明らかにされています。

具体的な描写では主に下記です。

【14話】嫉妬のセリフ

14話「ゼーレ、魂の座」、シンジが零号機に乗った後に「綾波のニオイがする」と発言。その言葉に対して、アスカは「なにがニオイよ、変態じゃないの?」とイラッとした様子で反応します。

この言葉だけではアスカからシンジへの好意は判断できないですが、セリフの脚本には「自覚のない嫉妬まじりに」と記載があります。ここでの嫉妬は、アスカが綾波レイに感じる嫉妬でしょう。

【22話】

22話「せめて、人間らしく」では、アスカが第15使途アラエルからの精神攻撃を受けたとき、心の中のシンジに対して「何であんたがそこにいるのよ!何もしない!私を助けてくれない!抱きしめてもくれないくせに!」と声をあらげます。

「抱きしめてもくれないくせに!」という言葉でわかりますが、好意を寄せていない相手に発する言葉ではありません。

声優の発言

アスカ役の声優、宮村優子は、アスカは本当に好きなのはシンジと発言しています。制作陣からこのような発言が出ているため、アスカの行為は間違いないでしょう。

また、一部のスタッフからは、旧劇場版はシンジとアスカの愛憎劇という声も上がっているようです。しかしながら、シンジはアスカのことを好きではいるものの、あくまでの仲間として心理です。

アスカがシンジに対して恋愛感情を抱く一方で、シンジは異性としては見ていない素振りが目立ちます。

まとめ

今回は、

●【エヴァンゲリオン】碇シンジ「最低だ、俺って」とは?

●【エヴァンゲリオン】碇シンジ「最低だ、俺って」の意味は?

●【エヴァンゲリオン】シンジとアスカの関係を考察

これらについてまとめました。

以上となります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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