2005年5月7日に公開された映画「交渉人真下正義」

 
『踊る大捜査線』のスピンオフ映画・第一弾として公開され、興行収入42億円の大ヒットを生み出しました。

 
物語では、犯人は弾丸ライナーこと羽田裕一であるところまで突き止めましたが、最後はわからず仕舞いでした。

 
一体、真犯人は誰だったのでしょうか。

 
今回は、映画「交渉人真下正義」の犯人ついて深掘りをしていきます。

映画「交渉人真下正義」犯人のキャストは誰?

映画「交渉人真下正義」では、犯人は弾丸ライナーこと羽田裕一というところまでは突き止めました。

 
しかし、羽田祐一はすでに死亡している人間であるとわかり、真犯人は誰なのか明らかにされませんでした。

 
現在、「交渉人真下正義」では、キャストの中では下記2人の人物が有力視されています。

 
・灰島秀樹(弁護士・灰島法律事務所所長):八嶋智人  
・小池茂(警視庁刑事部交渉課準備室CICルーム係長):小泉孝太郎  

 
小池茂の役職は「交渉人真下正義」時点のものにしています。

 
ただし、映画の犯人については、「踊る」公式では正式に発表をしておらず、映画内の情報を整理して考察するしかないのが現状です。

 
それでは"容疑者"の2人について、それぞれ記載していきます。

映画「交渉人真下正義」犯人の弾丸ライナー(羽田)の正体は灰島弁護士?

映画「交渉人真下正義」で弾丸ライナーといわれている一人は、灰島秀樹(弁護士・灰島法律事務所所長)です。

 
灰島が犯人だといわれる根拠は「クモE4-600のキーホルダー」です。

 
映画内では、犯人の車の中に「クモE4-600のキーホルダー」がかけられており、犯人の手がかりかのように強調されていました。

 
灰島が初登場するのは、次作のスピンオフである映画「容疑者室井慎次」ですが、その作中で同じ「クモE4-600のキーホルダー」をゲーム機にぶら下げています。

 
他にも、

 
・灰島本人が非常に頭の切れる人物
・機械やメカニックに強い部下がいる
・一人でなく部下を使い複数で動ける
・警察組織(=権力)に対して反骨心が強い

 
など、アイテムの共通点、頭の良さ、犯行の実行力は十分に揃っています。

 
しかし、下記2つの疑問点があります。

 
・「踊る」の世界ではグッズなどは共通認識であり、灰島意外も購入することができる(偶然の可能性)
・灰島が犯罪まがいのことをする理由がない(金にならない仕事はしない主義)

 
いくら警察組織(=権力)に対して反骨心が強いとはいえ、地下鉄の乗っ取りは国家テロに近く、リスクを犯してまで行う理由がありません。

 
「真実はお金にならない」と作中でも語っており、無駄な犯罪を犯す動機が弱いです。

 
もし、警察を貶めたいのであれば、弁護士として法廷でケリをつけたほうが、灰島にとっても評判が上がり報酬を得られるため、メリットが大きいです。

 
そして、そのやり方で映画「容疑者 室井慎次」では弁護士として活動をしています。

映画「交渉人真下正義」犯人の弾丸ライナー(羽田)の正体は小池茂?

もう一人は、小池茂(警視庁刑事部交渉課準備室CICルーム係長)です。

 
小池に関しては、すでに映画「踊る FINAL」で久瀬智、鳥飼誠一と結託をして真下の息子を誘拐するなど犯行を犯し、逮捕されています。

 
後付けになりますが、そういう意味では"犯罪者気質"は兼ね備えています。

 
さらに、小池に関しては下記の点でも有力視されています。

 
 
●黒いカラスの登場
映画「踊る2」の段階で、小池は監視システム「カラス」を発明しています。

 
そして、映画「交渉人真下正義」では黒いカラスが犯人の存在を示すかのように飛んでいます(特に、ラストで地下駐車場を車があるとき)。

 
つまり「黒いカラス=小池」を暗喩している表現であっても不思議ではありません。

 
 
●弾丸ライナーの声帯分析
作中で、弾丸ライナーの声を分析したのは小池でした。

 
声帯分析から犯人が羽田裕一ということが判明しており、この分析は物語でもキーポイントになるシーンでした。

 
しかし、仮に小池が犯人であれば、自作自演をすることは十分に可能です。

 
彼は警察内部の人間であるため、予め羽田という死亡した人間の声を使い、犯人の声を作りあげることは不可能ではありません。

 
 
ただ、小池が犯人であれば、別に協力者がいないと弾丸ライナーを動かすことができず、真下との電話は誰がやっていたのか?という疑問が払拭できないのも事実です。

 
映画「踊る FINAL」で久瀬智、鳥飼誠一と結託をしたのは、6年前の事件(2006年)であり、2005年の段階では3人は犯行を計画していません。

 
そのため、小池も灰島同様に動機が薄いため、犯人という確証がないのが実情です。

映画「交渉人真下正義」犯人は「パトレイバー」と同じ結末?

もう一つの説は、映画「交渉人真下正義」は「起動警察パトレイバー」をオマージュした要素が盛り込まれており、犯人も同じ結末であるということです。

 
「踊る」シリーズの本広克行監督は押井守さんの作品に大きな影響を受けており(猛烈なファン)、そのため、映画「交渉人真下正義」でもそのテイストがかなり色濃く演出されています。

 
本広監督自身、「踊る」シリーズがパトレイバーからの影響を受けたことを公言しています。

 
実は、映画「交渉人真下正義」は、劇場版「起動警察パトレイバー」と犯人の構造が同じです。

 
犯人の名前が、

 
パトレイパー:帆場英一(ほばえいいち)
交渉人真下正義:羽田裕一(はばゆういち)

 
と母音がそっくりです。

 
さらに、パトレイパーの帆場英一は、映画の冒頭でいきなり自殺するため、犯人の容姿や動機も不明なまま物語が進みます。

 
鑑賞者は犯人が死んでいるにも関わらず、事件が進んでいく姿を目の当たりにするのです。

 
結局、パトレイバーは犯人は確保されることはなく、最後は後藤隊長の笑顔が自殺した帆場英一と同じ笑顔だった、というオチになります。

 
映画「交渉人真下正義」でも、真下と犯人の電話で「僕と君は似ている」というセリフがあります。

 
このセリフは真下と犯人の関係を、パトレイバーの後藤隊長と帆場に似せているという隠れた意味があると思われます。

 
だからといって、弾丸ライナーの正体がわかるわけではないです。

 
しかし、「交渉人真下正義」でも、パトレイパー同様に"すでに死んでいる犯罪者が犯行を仕掛けた"という少し現実離れした可能性が高いのではと思われます。

 
個人的には、パトレイバーの要素を盛り込んでいることもあり、"結局誰だかはわかならい"という本来の姿が正解だと思います。

 
同じく「踊る」シリーズのスピオフ作品、映画「容疑者室井慎」では、この人誰?というフィクサーが登場しています。

 
観覧車で室井に辞職を促した男性は誰なのでしょうか。こちらにまとめています。

まとめ

今回は、

 
●映画「交渉人真下正義」犯人のキャストは誰?
 
●映画「交渉人真下正義」犯人の弾丸ライナー(羽田)の正体は灰島弁護士?
 
●映画「交渉人真下正義」犯人の弾丸ライナー(羽田)の正体は小池茂?
 
●映画「交渉人真下正義」犯人は「パトレイバー」と同じ結末?

 
これらについてまとめました。

 
以上となります。
 
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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