漫画「SLAM DUNK(スラムダンク)」に登場する陵南高校の福田吉兆。

チームでは仙道彰に注ぐ得点源として活躍をしています。

作中で福田はずっと謹慎処分となっており、登場したのはインターハイ予選の決勝リーグ・海南戦からでした。

今回は、福田の謹慎処分の理由について整理していきたいと思います。

他にも、モデルの選手や名言から福田について深掘りをしていきます。

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スラムダンク福田吉兆のプロフィールは?

スラムダンクに登場する福田のプロフィールを振り返っていきましょう。

・名前:福田吉兆(ふくだきっちょう)
・愛称:福ちゃん、フク助、フッキー
・高校:陵南2年
・番号:13
・身長:188cm
・体重:80kg
・ポジション:パワーフォワード(4番)

福田は神奈川県3位の陵南のスターティングメンバーです。

ポジションはフォワードであり、オフェンス能力は同ポジションでも県内トップといって良いでしょう。

バスケットボールを始めたのが中2の終わり頃であり、中学は海南大付属のフォワード・神宗一郎と同じです。(神は中学時代はセンター)。

2人は「フッキー」、「ジンジン」と呼び合う関係で親しそうな感じですが、中学卒業は特段連絡を取っておらず。インターハイ予選での試合で再開をします。

連載当時は1990年代であり、高校生は携帯電話も持っていないため、同じ部活にいても疎遠になる設定もおかしくはないですね。

福田のプレースタイルは、粘り強いオフェンス力で得点を奪うことです。

ディフェンスとミドルレンジのシュートは苦手ですが、がむしゃらにゴールを奪う姿は田岡監督からも「仙道にすら出来ないこと」と高く評価されています。

オフェンス力は県内でもトップクラスであり、インターハイ予選では海南や湘北相手にも高得点を記録しています。

福田吉兆の謹慎は田岡監督が原因?

陵南でも仙道に次ぐスコアラーである福田ですが、ずっと謹慎処分のため試合に出れていませんでした。

福田が作中で初登場したのはインターハイ予選の海南戦であり、物語序盤の湘北との練習試合では不在でした。

福田が謹慎処分となった理由は、インターハイ予選前の練習試合で田岡監督への暴力行為が学校にバレてしまったためです。

田岡監督は当初、鳴り物入りで入学した仙道は褒めて伸ばし、経験が浅い福田は叱りながら育てることを心がけていました。

しかし、福田は粘り強い顔つきとは真逆でプライドが非常に高く、自身のプレーやミスを田岡監督に叱られるたびにストレスを溜めていました。

そして、ある練習試合でずっと溜めていた福田の怒りが爆発してしまい、「ほわちゃあ!!」と叫びながら田岡監督の目頭を何度も突いてしまったのです(↓)

202cmの魚住純が後ろから福田を羽交い締めして暴力を止めているあたり、そうとう激しかったのでしょう。

陵南で行われた練習試合での出来事であり、田岡監督も隠すことが出来ずに福田は無期限謹慎処分となりました。

福田は湘北との練習試合には参加していないことから、前年度の練習試合の可能性が高いです。

ただ、練習試合では仙道や魚住らと一緒に出場しており、当時から期待をされていたことは間違いなさそうです。

福田がストレスを溜めて田岡監督に暴力を振るいましたが、田岡監督は自身の指導ミスを認めており、「戻ってこれて良かった」と回想しています。

福田の無期限謹慎処分があけた理由は明らかにされていませんが、その期間は学校でも真面目に過ごして大人しくしていたからでしょう。

また、無期限謹慎処分があけたのは、インターハイ予選ないしインター予選の決勝リーグのどちらかだと思います。

ただ、海南の高頭監督も対戦するまで知らなかったことから、「インター予選の決勝リーグ」で解禁になった可能性が高いです。

(仮にインターハイ予選から復帰していれば、188cmと大柄の福田を観客席等で中学時代の神も気付くと思われるため、決勝リーグからと考えるのが妥当でしょう)

陵南は武里との試合は福田を海南にスカウティングされないため温存させたと思います。

福田吉兆のモデルの選手は?

[the_ad id="5494"] 福田にはモデルとなるNBA選手がいます。

かつてウォリアーズやニックスなどで活躍した、ラトレル・スプリーウェルです(↓)

●ラトレル・スプリーウェル
・出身国:アメリカ
・誕生日:1970年9月8日
・出身国:ウィスコンシン州ミルウォーキー
・出身校:アラバマ大学
・身長:196㎝ 体重:88kg
・ポジション:シューティングガード/スモールフォワード
・ドラフトチーム:ゴールデンステート・ウォリアーズ
・ドラフト順位:1992年1順目24位

ラトレル・スプリーウェルが福田のモデルといわれる所以は、抜群の身体能力と粘り強さで得点を奪う姿が似ているからです。

運動量も豊富であり、ファストブレイク時は強力な得点源となっていました。

他にも、大学時代は無名の選手で卒業後にドラフト1位指名されており、"中学時代は無名だった福田"という設定にもマッチしています。

不名誉な部分では、スプリーウェルは1998年のウォリアーズ在籍時代にP・Jカリーシモ監督(ヘッドコーチ)に「殺すぞ」と脅しながら首を掴んでいます。

チームメイトに止められた後も暴行を続けようとしており、かなり荒れていたようです。

国内でも大きく報道されたことにより、無期限の出場停止を言い渡されて、最終的に82試合の出場停止となりました。

出場停止に関しても福田に似せていますね。

スプリーウェルは最終的にチームをウォリアーズからニューヨーク・ニックスに移籍して復活を果たし、1999年シーズンではNBA史上初の8位シードチームがNBAファイナルに進むという快挙に大きく貢献しました。

ニックスの水はあっていたようで、2002年には自身4度目のオールスターにも選ばれています。

最後はミネソタ・ティンバーウルブズに移籍き、2004-05シーズンを最後に引退をしています。

攻撃スタイルや暴行事件という面でスプリーウェルはと福田は共通していますね。

ただ、スプリーウェルは1度だけNBAで2ndディフェンシブチームに選ばれており、そこは桜木のフェイクにかかるほどディフェンスが下手な福田と違う部分でしょう。

福田吉兆の実力や性格は?

では、スラムダンク福田の実力を整理したいと思います。

作中でのパワーフォワード(4番)で考えれば、間違いなくオフェンスは神奈川県トップでしょう。

海南は武藤正、湘北は桜木花道であり、得点力に乏しい2人です。

海南戦では武藤とマッチアップしていますが、オフェンスでは作中描写だけで26得点を決めています。

湘北戦でも桜木を翻弄して得点を奪っており、2人のディフェンスでは止められないでしょう。

しかし、湘北戦では三井寿にマークされた途端、苦手のアウトサイドをわざと打たされてしまうなど弱点がバレてしまっており、強力な相手にはまだ力が発揮できないのでしょう。

三井はブランクにより体力こそないものの、バスケセンスはディフェンス力は県内でも相当高いレベルにあるため、経験が浅い福田も流石に叶わないでしょう。

ただ、三井を6得点に抑えた海南の武藤から最低でも26得点を奪っている福田は、県内でもトップクラスのスコアラーであることが間違いありません。

(体力や相性の問題もありますが、海南・武藤のディフェンスを軸に比較をすれば、少なくとも福田は三井より得点力が高いことになります)

●湘北・三井寿のの実力について詳しく知りたい人はこちらもどうぞ。

先ほど少し触れましたが、福田は献身的で粘り強いプレーとは裏腹にプライドが高い存在です。

その福田が謹慎処分を受けたのですから、相当凹んでいたに違いありません。

作中では自身のプレーが賞賛された際、「もっと褒めてくれ」と心の中で叫んでおり、バスケをプレーすることに餓えている心境も描かれていました。

福田の心境には共感する人も多く、湘北戦で田岡監督から期待されて送り出されたシーンでは多くの感動を呼びました。

また、スラムダンクの世界では珍しく上下関係もかなり気にするタイプであり、桜木がタメ口で話していることも気に入らない様子でしたね。

まとめ

今回は、

●スラムダンク福田吉兆のプロフィールは?

●福田吉兆の謹慎は田岡監督が原因?

●福田吉兆のモデルの選手は?

●福田吉兆の実力や性格は?

これらについてまとめました。

以上となります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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