『探偵はもう、死んでいる』アリシアの正体をネタバレで解説します。

アリシアはシエスタと君塚の前に突然現れた少女ですが、何者なのでしょうか。

切り裂きジャックやヘルとの関係についてもまとめました。

【探偵はもう死んでいる】アリシアは誰?


アリシアとはシエスタと君塚がロンドンで出会った13歳の少女です。

アリシアの正体を書く前に、まずはアリシアがどういう経緯でシエスタと君塚を関わってくのかを解説します。

君塚との出会い

君塚とシエスタはスペースの情報を求めて、ロンドンで生活をしていました。

君塚がベイカー街を歩いていた時、路地裏で段ボールの中で寝ていた少女を見つけます。

その少女がアリシアです。

アリシアは自分の名前は覚えているものの、それ以外はほぼ記憶喪失。かろうじて年齢は12〜13歳であることがわかります。

シエスタと君塚は探偵として、アリシアの身元を明かすことを強力します。

しかし、シエスタは「タダでとは言わない」ときちんと対価を求め、足を怪我している自分に代わって、アリシアに探偵代行を依頼します

探偵代行に任命

シエスタから探偵代行に任命されたアリシアは、君塚とともにスペースの壊滅に役立つアイテム「サファイアの眼」を探し始めます。

アリシアはシエスタのお下がりの探偵コスチュームでやる気を見せていますが、なかなか「サファイアの眼」は見つかります。

君塚は薄々、わざとシエスタが困難な依頼をしていることに気づきます。あえて難しい課題を出すことで、アリシアが居候とすることの後ろめたさをなくすためだったと考えるのでした。

実際、「サファイアの眼」は世の中に存在しているかも怪しく、シエスタがアリシアに「無理難題に、アリシアがどんな答えを持ってくるのか」を確かめることが目的でした。

アリシアが探偵代行している間、全く収穫なしだったわけではありません。

身元不明のアリシアを引き取ってくれる教会が見つかり、そこでは孤児などを引き取る慈善事業が行われていました。

アリシアはすでに教会へも出向いていて、非常に良い場所であると感動していました。

警察とのトラブル

アリシアの問題が解決した一方で、街中では「切り裂きジャック事件」が再燃していました

これまで街中で一般市民が襲われる殺人事件の被害が4件あり、5件は著名な女性議員ということもあり街中には暗澹な雰囲気が漂います。

そんな中、アリシアが単独行動をしているとき、何者かに襲われてしまいます。

君塚が現場に向かうと、アリシアが右肩を負傷して倒れていて、もう1人は警察官が左胸を切り裂かれていました。

君塚は切り裂きジャックによりアリシアと警察官の2人の人間が襲われたと推理します。

その後にアリシアを保護し、病室で慰めながら時間を過ごしていきました。

君塚は気づいたら寝てしまい、アリシアに声をかけようとします。しかし、アリシアは病室におらず、行方をくらましてしまいました。

【探偵はもう死んでいる】アリシアの正体は切り裂きジャック

切り裂きジャックの5人目の事件が起き、アリシアと警察官が命は助かったものの6人目、7人目の被害者になりました。

アリシアはその後に君塚とシエスタの元から姿を消してしまいます。

シエスタ・君塚も気付く

アリシアがいなくなったとき、シエスタは君塚に「君も、もう気づいているんでしょう?」と語り掛けます。

シエスタの推理では切り裂きジャックは心臓を探しているため、心臓以外は攻撃しないというもの。

そして、アリシアと警察官が倒れていた現場では、警察官は左胸(つまり心臓付近)が狙われ、アリシアは肩を負傷していました。

「アリシアはなぜ右肩になんて怪我をしてたの? どうして警察官に撃たれていたの?」と推理します。

さらに、アリシアがシエスタと君塚の自宅から包丁がなくなり、それにそっくりの包丁が現場付近で見つかったことも思い出しました。

シエスタと君塚は過去の事実に目をむけ、アリシアがロンドンで脅威となっている切り裂きジャックであると結論づけます。

アリシアの正体はヘル

君塚は、「ヘルという主人格が存在し、先の戦闘で大きなダメージを負った結果、ヘルとしての意識が弱まり、代わりにアリシアという人格が表だした。だから、アリシアは自分が何者かもわからず、記憶すらほどんどもっていなかった」と推理しています。

君塚の推理の通りであり、アリシアは仮の姿で本来はスペースのヘルがその正体でした。

ヘルは弱った自分の心臓の代わりを探していて、アリシアに化けながら街中で次々に人を襲っていたのです。

君塚とシエスタはアリシアの人格を助けるべく、ヘルの戦いを始めました。

シエスタが犠牲になる

君塚とシエスタはヘルとの戦いをスタートさせますが、ヘルのパートナーであるベテルギウスを前にシエスタは負傷。

そのままシエスタは心臓をヘルに奪われてしまいます。シエスタは死亡してしまうものの、なんと、心臓ごとヘルを乗っ取ることに成功させます。

ヘルの心臓となったシエスタは、ヘルを体内で抑制させ、アリシアだけの人格になれるように動いていたのです。

自らの命を犠牲してアリシアを助けたシエスタ。

シエスタは最後に、アリシアと協力してスペースを倒すようにと伝えるのでした。

シエスタの死因や死亡シーンについては下記に詳しくまとめています。気になる人はぜひチェックしてください。

【探偵はもう死んでいる】アリシアの正体は夏凪渚

少し長くなりましたが、アリシアと切り裂きジャック事件について時系列でまとめました。

しかし、物語を根本から覆す内容になりますが、アリシアの正体は実はヘルと夏凪渚です。これは原作を読み進めていくと明らかになります

「え?全然意味がわからない」という人向けに順を追って説明します、

アリシアは死亡した幼女

夏凪渚は幼少期にスペースの施設に隔離され、人体実験の対象となっていました。本編登場時にはこの時の記憶がないため、普通の女子高生として生活しています。

アリシアという少女は、夏凪がスペースの施設で出会った幼少です。アリシアは人体実験により死亡してしまいました。

この辛い体験からアリシアはもう1人の人格、ヘルを生み出します。夏凪の裏人格ヘルであり、ヘルは夏凪をスペースから守るためにあえてスペース側についたのです。

ヘルという人格を持った夏凪は、無意識にケベロスの種を使い無意識にかつ一時的にアリシアという幼女になります。

夏凪がアリシアなったのは、夏凪が幼少期に仲良くして存在だったからです。

アリシアになった夏凪は、そのままシエスタ、君塚と出会うのでした。ただ、本編登場時はこの時の記憶は喪失しているため、夏凪はシエスタや君塚と初対面のように接しています。

君塚も夏凪がアリシアだとは分かっておらず、普通に接していました。

しかし、シエスタだけは分かっていて、ヘル(夏凪)の心臓になった時、君塚に語りかけるように思い耽っています。

「ねぁ、助手」

私は最後に彼の名を呼ぶ。

「覚えておいて、いつか君の眠りを覚ます君の名前はーー渚。夏凪渚」

このセリフから、シエスタはアリシアは夏凪渚が一時的に変貌した姿だと分かっていて、さらには夏凪とヘルは同一人物であると知っていたことになります。

『探偵はもう、死んでいる』はこのように物語が伏線だらけであり、読み進めるたびに面白くなっていきます。

『探偵はもう、死んでいる』の伏線や考察については下記にもまとめています。

まとめ

今回は、

●【探偵はもう死んでいる】アリシアは誰?

●【探偵はもう死んでいる】アリシアの正体はヘル?

●【探偵はもう死んでいる】アリシアの正体は夏凪渚

これらについてまとめました。
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