「幽遊白書」のコエンマは、口におしゃぶりをしています。仙水との戦いではおしゃぶりを外して、最強の防御技「魔封環」を使いました。
今回は、コエンマのおしゃぶりと魔封環の過去について解説します。
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この記事の目次
コエンマがおしゃぶりを外すとどうなる?
「幽遊白書」のコエンマは、いつも口におしゃぶりをしています。コエンマには、霊界にいる本来の子供の姿、人間界用の大人の姿と2つの容姿がありますが、どちらの姿でもおしゃぶりはつけています。
コエンマのおしゃぶりは、最強クラスの防御技「魔封環」を使うために霊力を溜め込んでいる聖なる道具です。おしゃぶりはコエンマが子供だからではなく、霊気を溜めるために使っています。
コエンマが魔封環を使うには、数百年かけて霊気を溜める必要があるため、霊力が集約されているおしゃぶりは非常に大切な道具です。「コエンマがおしゃぶりを外すとどうなる?」という疑問には、最強クラスの防御技「魔封環」を使うことができる、と回答できます。
ただ、おしゃぶりを外しただけで魔封環が自動で発動することではありません。おしゃぶりを外す=魔封環が自動で繰り出されることはなく、魔封環は十分な霊力がおしゃぶりに溜まっている状態で、コエンマの意思で発動させることができます。
コエンマの魔封環の強さは?
[the_ad id="5494"] 次に、魔封環の強さについて解説していきます。魔封環は、作中ではコエンマだけが使用した技ですが、コエンマのオリジナルの技ではありません。魔封環は霊界に存在する防御系呪文の中でも最大最強であり、必要な霊力があれば誰でも唱えることができます。ただ、現実的に数百年も高い霊力を溜め込める者はいないと推測できるため、霊界でも使い手はわずかだと思われます。
魔封環はS級妖怪も身動きが取れなくなるほどの威力です。相手を封じ込めるだけでなく、放った場所に結界を張ることができます。
ただ、魔封環は元来、数百年に訪れる暗黒期に備えて使用する技ですが、コエンマは仙水との戦いで初めて人間相手に魔封環を使いました。
仙水との戦いで披露
コエンマは仙水との戦いで魔封環を使っています。作中で魔封環を放つはこの1回だけです。
魔封環を発動した理由は、仙水がS級妖怪並の強さを持っていて、樹と協力して人間界と魔界を繋ぐトンネルをこじ開けようとしたからです。コエンマは魔封環により仙水の動きを封じようとこころみました。
人間界と魔界を繋ぐトンネルには霊界により結界が張られていて、結界そのものは特防隊が2日で張ることができます。しかし、人間界でS級妖怪クラスの実力者を封じめるのは、魔封環しかなく、コエンマが使用した経緯があります。
魔封環で天沼を蘇生
コエンマは仙水に向けて魔封環を使いましたが、結果的には仙水の動きを封じることはできませんでした。理由は、コエンマが魔封環を使用する前に、天沼月人に対して遊魂回帰の術を使用していたため、霊力が十分に備わっていなかったからです。
遊魂回帰の術とは、死んだ人間を蘇生させる術です。コエンマは、幽助達とのゲームバトルで死亡した天沼を生き返らせた後に魔封環を使用したため、十分な霊力が備わっていない状態で魔封環を使わざるを得ない状態でした。
霊界の事実上の長であるコエンマが、元霊界探偵(仙水)に巻き込まれて死亡した天沼を蘇生させないわけにいかなかったのでしょう。仙水もコエンマの心理をしっかりと計算に入れていて、「魔封環は最後の難関だったので、魔封環の霊力を少しでも消費させるために、遊魂回帰の術を使わせた」と振り返っていました。
コエンマの魔封環は雷禅にも効果ある?
「コエンマの魔封環は全盛期の雷禅に効果があるのか?」。作中では魔封環の威力は深く言及されていないため、読者で疑問に思う人は多いでしょう、
コエンマが使用する魔封環は、霊界における最大の防御系呪文です。一方で、幽遊白書の最強の妖怪は、全盛期の雷禅で間違いありません。
作中で幽助と対面した時の雷禅は、間も無く死を迎えてしまうほど弱っていましたが、全盛期は軀や黄泉を遥かに凌ぐ強さを誇っていたからです。
しかし、全盛期の雷禅でも、魔封環を前にすれば、動きを封じめられてしまうでしょう。なぜなら、魔封環はそもそも、いち妖怪に対してではなく、数百年に一度訪れる暗黒期そのものを鎮静化させるための呪文です。
暗黒期については明確に定義されていないですが、魔界と人間界の境目がなくなり、大きく秩序が乱れていく時期でしょう。そう考えると、例え全盛期の雷禅でも、魔封環を前にすれば攻撃を封じられると思われます。
霊界の防御系呪文で最も威力がある魔封環が、魔界の妖怪を抑えられないようでは意味がありません。仮に抑えらえれないとなると、霊界と魔界のパワーバランスが崩れてしまうことでしょう。
結論をまとめると、全盛期の雷禅を相手にしても、魔封環は一定の効果がある、と思われます。仙水に放った魔封環は、コエンマが事前に遊魂回帰の術を使用していたため、本来の力の50〜60%だったのではないでしょうか。
コエンマの魔封環の「過去に二度」を解説
コエンマの魔封環は、過去に二度使用していて、仙水との戦いで三度目の使用です。また、コエンマが人間に向けて魔封環を使用したのは、仙水が初めてでした。
— Gossip Anything (@gossipanything) October 25, 2020
コエンマは過去に二度、魔封環を使用していますが、どんな経緯で使用したかまでは記載されていません。コエンマが魔封環を使用するためには、数百年もおしゃぶりに霊力を溜め続ける必要があります。
コエンマの年齢は、幽助に対して「貴様の五十倍は長く生きている」と記載があるため、幽助が14歳であるなら、700歳以上であることがわかります。
魔封環は数百年に1度の暗黒期のために使用しているため、コエンマが誕生してから200〜300年後に1回、もう200〜300年後に1回と合計2回、使用しているのでしょう。
雷禅が食脱医師の女性(妻)と出会ったのが700年前と考えると、700年前に暗黒期が訪れていて、魔界と人間界が混沌していたことがわかります。
時系列を整理すると下記になります。
・700年前 : 暗黒期(雷禅が食脱医師の女性と出会う、コエンマが誕生)
・400〜500年前 : 1回目の魔封環
・100〜200年前 : 2回目の魔封環
・仙水と闘う : 物語で描かれていた
上記から、コエンマが仙水に対して使用した魔封環は、のちの暗黒期のため霊力を蓄えている途中での使用だったと考えれるため、もともと十分な威力がなかった可能性があります。
まとめ
今回は、
●コエンマがおしゃぶりを外すとどうなる?
●コエンマの魔封環の強さは?
●コエンマの魔封環は雷禅にも効果ある?
●コエンマの魔封環の「過去に二度」を解説
これらについてまとめました。
以上となります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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