『魔法科高校の優等生』の原作をネタバレで解説します。
『魔法科高校の優等生』は全11巻のコミックスですが、結末はどうなるのでしょうか？
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【魔法科高校の優等生】原作をネタバレ
『魔法科高校の優等生』の原作をネタバレしていきます。
『魔法科高校の優等生』は『魔法科高校の劣等生』のストーリーを司波深雪の視点で描いた作品です。
入学編、九校戦編までを全11巻のコミックスでまとめています。
物語の前半は『魔法科高校の劣等生』の内容に近く、後半に進むにつれてオリジナルのストーリーが展開されていきます。
ここでは、『魔法科高校の優等生』コミックス全11巻の内容をネタバレで解説します。
1巻
司波達也と司波深雪は国立魔法大学付属第一高校に入学します。
司波深雪はその美貌と首席で入学を果たした実績から、クラス1年A組を超えた学校中の話題となります。
一方、司波達也はウィードと呼ばれる二科生扱いとなり、学内の見えない差別を受けることになります。
司波深雪はもともとそのような差別には反対の立場であり、司波達也の友人の千葉エリカ、柴田美月らと仲良くしていきます。
1巻の後半では、一科生が二科生を見下す態度が露骨に出始めます。
司波深雪が司波達也たち二科生と昼食や下校をともにしようとすると、他の一科生が間に入ってきます。
一科生の森崎からは「ウィードはしょせんスペア。一科生と二科生のけじめはつけないと」という発言も飛び出しました。
最終的に魔法を行使しての応戦になりそうでしたが、最後が生徒会長の七草真由美が割って入ります。
そして、七草真由美はその場にいた、司波達也と司波深雪を生徒会室へ誘い出すのでした。
2巻
七草真由美から生徒会に勧誘を受ける司波達也と司波深雪。
司波深雪は生徒会に加入し、司波達也は服部刑部との模擬戦に勝利したことで風紀委員に入ることになりました。
黙々と風紀委員の仕事をこなす司波達也でしたが、一科生が校内での揉め事を止めている途中、なぜかその当事者から攻撃を受けます。
間髪入れずかわした司波達也でしたが、校内での差別はなくなりそうにありません。
その様子を見ていた司波深雪の同級生、光井ほのか、北山雫、明智英美の3人はこの状況を生徒会に報告すべく、しっかりとした証拠集めをスタートさせます。
3巻
光井ほのか、北山雫、明智英美の3人は、司波達也を狙う謎の存在を突き止めます。
その正体は剣道部で3年F組の司甲でした。
司甲の義兄は反魔法国際政治団代「ブランシュ」のリーダー、司一でした。司甲自身も「ブランシュ」の下部組織「エガリテ」に所属していました。
司一は自らの思想を体現するために、司甲をを使って魔法科高校を混乱に貶めようとしていたのです。
司波達也と司波深雪もその存在には気づいていて、どのように鎮圧するかを考えていました。
4巻
魔法科高校は突如、テロリストの襲撃を受けます。テロリストはこれまで暗躍していた「ブランシュ」のメンバーです。
校内は十文字克人や渡辺摩利たちの魔法で徐々に鎮圧されていきますが、テロリストたちは攻撃を手を緩めません。
テトリストたちは図書室に侵入し、学内の機密データを盗み出す本来の目的を果たそうとします。
途中、「ブランシュ」に記憶を改竄されている壬生紗耶香は、司波達也と司波深雪を食い止めとうと攻撃しますが、最終的には敗北。
壬生紗耶香は司波達也と司波深雪に助けられ、自身の過ちを認め更生することを誓います。
その後、司波達也と司波深雪は「ブランシュ」のアジトに乗り込み、リーダーの司一をはじめ全員を撃退して、彼らを警察に引き渡しました。
5巻
5巻から九校戦がスタートします。
本戦バトル・ボードでは、優勝候補の渡辺摩利が出場するものの、相手選手の転倒を庇ったことでボードを滑らせて足を骨折してしまいます。
しかし、それは渡辺摩利の操縦ミスではなく、何者かが意図的に操作した可能性が出ていました。
そして、渡辺摩利の代わりに、司波深雪が本戦ミラージ・バッドに出場することが決まりました。
新人戦スピード・シューティングでは、北山が雫準決勝で三高・十七夜栞に勝利し、そのまま優勝を果たします。
新人戦スピード・シューティングでは、1位北山雫、2位明智英美、3位滝川和実と一高が表彰台を独占しました。
6巻
[the_ad id="5494"] 九校戦新人戦の試合が進んでいきます。一高では、新人戦バトル・ボードで光井ほのかが圧倒的な速さで予選を通過。
新人戦アイス・ピラーズ・ブレイクでは、司波深雪が初戦を高等魔法「氷熱地獄」を使い、一瞬で勝利を掴みました。
順調に勝ち上がる一高の選手たちでしたが、新人戦クラウド・ボールでは三高の一色愛梨が、決勝で一高の里美スバルを倒して優勝します。
三高は他にも、新人戦アイス・ピラーズ・ブレイクで十七夜栞が順当に勝ちあがり、その強さを見せつけました。
7巻
7巻では、新人戦アイス・ピラーズ・ブレイクのブロック決勝戦、明智英美と十七夜栞との試合が描かれています。
明智英美はパワーで試合を押していくタイプ、一方で、十七夜栞は冷静に分析を重ねて緻密な作戦を立てるタイプです。
序盤は明智英美が攻撃を重ねて氷柱を3本を一気に倒します。しかし、氷の摩擦係数をゼロにする十七夜栞の戦法に苦戦し始めます。
中盤では明智英美が残り氷柱4本、十七夜栞が残り氷柱9本と逆転されてしまうのです。
しかし、終盤で攻撃力を最大化させることに気づいた明智英美は、残り氷柱1本と追い詰められながらも、最後は十七夜栞の氷柱3本を一気に破壊して勝利を納めました。
8巻
8巻では新人戦バトル・ボード決勝、一高・光井ほのかと四十九院沓子の試合が描かれています。
予選を圧倒的な強さで通過した光井ほのかでしたが、四十九院沓子との決勝では劣勢に追い込まれます。
四十九院沓子は古式魔法で水流を操作し、現代魔法で加速するという2つの魔法を操り、大きくリードを果たします。
光井ほのかはその戦法に苦戦するものの、SSボードの練習で培った巧みなボード捌きで波を味方につけることに成功します。
さらに、エレメンツ血統で他者への想いを強くすることで力を発揮するタイプであり、分析を担当した司波達也への「想い」により、一気に加速して優勝を果たしました。
他にも、新人戦アイス・ピラーズ・ブレイク決勝、司波深雪と光井ほのかの試合も描かれています。
光井ほのかがCADの使用により氷柱1本を倒すものの、司波深雪のニブルヘイムで氷に液体窒素をつけ、その直後に氷熱地獄で全ての氷柱を焼き尽くしました。
新人戦アイス・ピラーズ・ブレイク決勝は、司波深雪が優勝を果たしています。
9巻
9巻では新人戦ミラージ・バッドの決勝をハイライトで描いていて、光井ほのかが優勝、里美スバルが準優勝を果たします。
新人戦モノリス・コードでは、司波達也が代役で出場を果たし、三高の一条将輝を倒します。
司波達也と一条将輝の戦いは『魔法科高校の劣等生』でも描かれており、オリジナルの要素ではありません。
新人戦モノリス・コードは司波達也の一高が優勝を果たしています。
10巻
司波達也がCADに細工した人物を特定し、委員会に引き渡すことに成功します。九校戦で不慮の事故が続いていた原因が明らかになりました。
司波深雪は本戦ミラージ・バッドの準決勝を、飛行魔法を使用して圧倒します。飛行魔法は成功例がないといわれている術式であり、周囲を驚かせます。
続く決勝では、司波深雪をライバル視してきた一色愛梨と戦います。
他の生徒が手も出せないほど群を抜く2人でしたが、司波深雪は「完全なる独壇場」で一色愛梨との一騎打ちを制し、優勝を果たしました。
11巻
11巻の冒頭では、司波達也が九校戦を妨害していた「無頭竜」を撃退します。
司波達也はリーダーのグラス＝黄を追い詰め、情報を聞き出した後、分解により跡形もなく消されてしまいます。
その後は、九校戦も終わり、最終日のパーティーに向けたブレイク期間が描かれています。
一高の司波深雪、北山雫、光井ほのか、三高の一色愛梨、十七夜栞、四十九院沓子はお風呂で和気藹々とし時間を過ごし、お互いの検討を認め合いました。
最終日のパーティーでは光井ほのかが憧れの司波達也とダンスを踊ることに成功し、司波深雪も多くの男性からのダンスに応えていきます。
しかし、司波深雪は司波達也とのダンスを熱望して様子を伺いますが、その時に司波達也は十文字克人から呼び出しを受けます。
十文字克人は司波達也と七草真由美の結婚を薦めていました。
祝賀会の時間が終わりを迎えた頃、ようやく司波深雪は司波達也に声をかけることができ、ダンスをすることができました。
【魔法科高校の優等生】最終回の結末はどうなる？
[the_ad id="5494"] 『魔法科高校の優等生』は、『魔法科高校の劣等生』の内容を踏襲しつつも、オリジナルの要素も数多く描かれていました。特に九校戦編では原作にない三高との試合が多く絵ががれており、最終の11巻までそのエピソードが続いています。
最終回は九校戦後のエピローグの内容が描かれています。
光井ほのかと北山雫が早速、三高の生徒とLINEで会話をして交流していました
九校戦はテレビでも中継されているため、新人戦で優勝を果たした光井ほのかとt北山雫は街で声をかけられていました。
司波深雪は司波達也横浜とデートをしていました。
最後のセリフは、
司波深雪「今日はじっくりとデートしていただきます。横浜は私はひさしぶりですし」
司波達也「そうだな。何処へなりともお前への望むままに」
と、仲睦まじい様子で終わっています。
まとめ
今回は、
●【魔法科高校の優等生】原作をネタバレ
●【魔法科高校の優等生】最終回の結末はどうなる？
これらについてまとめました。
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