映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の原作漫画との違いをネタバレでまとめました。

原作のストーリーに忠実に進みながら、映画ならではのオリジナル要素も含まれています。

映画と原作と比較しながら、違いについて解説していきます。

【るろうに剣心最終章The Beginning】原作との違いを比較・ネタバレ

映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の原作との違いを一覧でまとめました。

映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』の映像を見ながら確認できるよう、可能な限り映画のストーリー順に記載していきます。

内容はネタバレを含んでいますので、ご注意ください。

剣心が捕らわれている

映画の冒頭で、剣心は幕府側の人間に捕らわれていました。剣心は両手を縄で縛られて、顔や身体は傷だらけの状態です。

周囲には幕府側の人間が10人ほどいましたが、剣心は体術を使って数名を殺害し、口に剣を加えたままさらに戦いを続けます。

剣心は戦いの中で両手を縛っていた縄を切り、今度は右手に剣を持ち、周囲の敵を斬っていきました。

剣士が去ったあと、その幕府側のアジトには新選組が駆けつけ、状況を調査していました。

この描写自体は原作にはないオリジナルの要素です。

清里明良との戦い

剣心は、巴の婚約者で幕府側の武士である清里明良と戦います。

原作では、剣心は清里明良に対して胴体に一撃、首周りに一撃と合計二回の攻撃で仕留めています。

映画の清里明良は剣心から3回ほど斬られてもまだ立ち上がり、血まみれになりながらも最後まで刀を持ち続けました。

映画でも最終的には剣心から首元を突かれて死亡していますが、生きる執念を非常に感じるシーンでした。

原作ではそこまで戦いは描かれておらす、6ページほどの内容となっています。

奇兵隊での入隊シーン

剣心は、幕末の動乱を収束すべく、奇兵隊への入隊を志願します。

原作では、剣心は奇兵隊の試験場で双龍閃により巻藁を一刀両断、粉砕させます。

映画では巻藁ではなく、近くいた同じ志願者から戦いを挑まれて剣心が迎え撃ちます。

結果は、剣心が対戦者のズボンの紐を一瞬で斬り、その実力を長州藩に見せつける形となりました。

その姿を見た桂小五郎が「あいつは俺が貰う」と剣心の実力を認めるようになります。

剣心の寝込み

剣心は巴と出会い、巴の前ではぐっすりと眠るようになります。これは剣心が巴には心を許していることを演出しています。

ただ、原作と映画ではその順番が違います。

原作では、巴が剣心に掛け布団をかけようとした瞬間に襲われ、それ以降は心を許してぐっすり眠るようになります。

映画では、最初に剣心が巴の近くで眠るシーンがあり、その後に巴が掛けお布団をかけようとした時に襲われています。

原作、映画ともにシーン自体は同じですが、その順番が逆転していました。

剣心と沖田総司の戦い

映画では、池田屋事件が勃発し、剣心は急いで長州藩の志士の元に駆けつけます。

その途中、剣心は新選組の沖田総司を出会い、1対1での戦いがスタートします。

池田屋事件から沖田総司との戦いについては、原作漫画にが描かれていません。

原作には池田屋事件があり、長州藩の志士が殺害されたというシーンがハイライトで載っているだけです。

ただ、OVA「追憶編」では剣心と沖田総司の戦いが描かれているため、こちらに基づいた演出といえるでしょう。

映画では剣心と沖田総司の戦いは見どころの1つであり、幕末の動乱を体現する緊迫した戦いが描かれていました。

沖田総司は剣心とほぼ互角の戦いを演じていますが、『るろうに剣心』の世界観では何番目に強いのでしょうか。気になる人は下記の記事にまとめましたので、ご覧になってください。

斎藤一と沖田総司

新選組の沖田総司、斎藤一についても描写が違います。

原作では、斎藤一は沖田総司のことを「沖田君」と呼んでいます。一方で、映画では「沖田」と呼び捨ててです。

余談ですが、原作で斎藤は永倉新八も「永倉さん」と呼んでいます。

新選組の格付けでは斎藤一より沖田総司の方がも上であるため、呼び捨て演出は映画オリジナルといえるでしょう。

桂小五郎のキャラクター

長州藩のリーダーである桂小五郎。

桂小五郎は原作、映画とも剣心に対する対応や作中の役割には違いはありません。

しかし、原作と映画では若干、その人物像に違いが見えます。

原作ではリーダーとしてかなり紳士的な表情をしており、雰囲気もどこからパリッとしています。

映画では高橋一生が演じていますが、どこから緩やかな存在であり、原作のように威風堂々した雰囲気はありません。

映画では桂小五郎が女性に膝枕されているシーンがありますが、原作ではそのような隙を見せる感じはなく、キャラクター作りにやや違いあると思われます。

『るろうに剣心』での剣心と桂小五郎の関係が気になる人は、こちらもどうぞ。

闇乃武・辰巳のセリフ

剣心と戦った闇乃武・辰巳のセリフにも、映画と原作で違いあります。

原作の辰巳は幕府側の隠密担当として、とにかく剣心を倒すことに注力していました。

剣心ファンからすれば、剣心を狙う「悪」の存在であり、性格においても残虐な面が目立っています。

一方で、映画の辰巳は幕府側、つまり徳川の遣いとして戦う大義をセリフとして残しており、一概に剣心の「敵」とは言い難い存在です。

映画では、幕府側と維新側での対立構造があり、この戦いが起きていることをきちんと描いているため、闇乃武の存在自体が「悪」とは言い切りません。(ただの悪党はちょっとニュアンスが違います)

ちなみに、闇乃武は西側の幕府の隠密ですが、その対にあたるのが東側の御庭番衆です。

辰巳の戦い方

闇乃武・辰巳の戦い方も原作と映画では違います。

原作では己の拳にメリケンサックのような装備をつけて剣心と戦っています。そのため、かなり至近距離でないと攻撃ができず、剣心の攻撃も一撃はくらっています。

映画の辰巳は剣術の使い手であり、刀で剣心を追い詰めていきます。

映画では一方的に剣心が刀で斬られているため、原作以上にボロボロの状態となっています。

闇乃武・辰巳の強さ『るろうに剣心』の中ではどれほどなのでしょか。ランキングが気になる人はこちらもどうぞ。

巴の最後

最後は、雪代巴の最後でしょう。

雪代巴は剣心が誤って斬ってしまい、原作ではその後にどのように埋葬されたかまでは描かれていません。

映画では、最後に剣心が巴を住んでいた古屋に眠らせ、旅立つと同時に家が燃え盛っていました。

直接的な描写はありませんが、家に火をつけたのは剣心であることは明らかであり、思い出の場所と一緒に火葬したのでしょう。

その後、剣心は再び長州藩の志士として、前線に立つことになりました。

【るろうに剣心最終章The Beginning】結末の違いをネタバレ

映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』と原作の結末の違いをネタバレで解説します。

結論、映画と原作で結末には大きな違いはありません。

『るろうに剣心』は現代史を忠実に描いているため、鳥羽伏見の戦いで薩摩藩や長州藩などの新政府側が勝利を果たし、倒幕を実現させます。

些細な違いですが、原作では明確に鳥羽伏見の戦いが描かれていませんが、映画ではラストに少しだけそのシーンが描かれています。

鳥羽伏見の戦いで新政府側が勝利宣言をした際、剣心と斎藤一が対面します。

戦いこそ終わったものの斎藤一は「これで終わったと思うなよ!」と剣心に言葉をかけます。剣心はその言葉に反応せず、その場で刀を地面に突き刺して、戦いの終わりを告げたのでした。

以降、剣心は人斬りをやめ、流浪人として生きていくことになります。

剣心が人斬りとなった理由は、こちらにもっと詳しく書いています。

まとめ

今回は、

●【るろうに剣心最終章The Beginning】原作との違いをネタバレ

●【るろうに剣心最終章The Beginning】結末の違いをネタバレ

これらについてまとめました。

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