『スラムダンク』の藤真健司は翔陽の選手兼監督ですが、下手という見解もあるようです。

そこで今回は、藤真健司の実力を考察していきます。
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スラムダンク藤真健司は弱い?

『スラムダンク』の藤真健司を調べていくと、「弱い」とキーワードが目立ちます。

スポーツであるため「弱い」とは間接的な表現であり、つまりは「下手」「実力がない」と解釈して良いと思います。

藤真はストーリー上では、海南大附属の牧紳一に次ぐ神奈川県屈指のポイントガードです。

ここでは、藤真が「下手」「実力がない」と言われる理由を考察していきます。

湘北戦での敗北

藤真の実力がファンから評価されていないのは、インターハイ予選の湘北戦での敗北でしょう。

もともと翔陽は前年2位の成績でインターハイに出場しており、作中では王者・海南大附属に次ぐ県内No.2の位置付けでした。

藤真は海南・牧のライバルの位置付けであり、藤真自身も1年生からスタメンで4回連続で県決勝に進出しています。

しかし、そんな前評判ながら、藤真率いる翔陽は湘北に60-62で敗れてしまいました。

藤真は監督も兼任しているため、相手の実力を見極めるためにあえて途中出場しましたが、結果的に完全に相手の実力を読み間違えています。

牧からも「藤真のいない翔陽はいわば2軍」とまで言われているため、藤真自身もその自覚はあると思います。

それでもあえて自分を出場させていないため、「戦況を見極められていない」「実力を過信していた」とファンから評価されているのでしょう。

圧倒的な強さはない

もう1つは、藤真自身に圧倒的な描写ない少ないことも原因でしょう。

牧紳一、仙道彰など他校のキープレイヤーは湘北を相手に圧倒的な実力で得点を奪ったり、ディフェンスで追い詰めたりしています。

しかし、藤真は湘北戦では後半の14分間しか出場しておらず、試合を制圧するような圧倒的な描写に欠けています。

ストーリー上、藤真の実力は誰からも認められている一方で、湘北との試合展開からはその実力が計りにくいというのが読者の感想ではないでしょうか。

また、藤真は、牧の「強さを生かした3点プレー」など明確に「〇〇が上手い」と描かれおらず、作中でガードとしてのゲームコントロールやアウトサイドシュートなどの上手さなど、スキルがバスケット未経験者だとやや理解しにくい点も影響されていると思われます。

スラムダンク藤真健司の実力を考察

[the_ad id="5494"] 続いて、『スラムダンク』の藤真の実力を考察していきます。

藤真は作中では海南大附属に次ぐ県内No.2のポイントガードです。

県内では藤真は牧に4大会連続で敗れているため、3年夏のインターハイで雪辱を晴らすという設定でした。

藤真の実力は湘北戦では14分間しか出場していないため、イマイチわかりにくというのが多くの読者の感想でしょう。

しかし、試合中の描写は限られていても、藤真の実力は県内では相当評価されています。

下記の内容から、藤真は県内で牧に次ぐガードであると言わざるをえません。

・牧紳一のセリフ
・1年生からスタメン
・エースキラー・南

それぞれについて解説します。

牧紳一のセリフ

神奈川県の.1プレイヤーである牧は、誰よりも藤真を評価しています。

作中では牧が藤真のプレーを解説するシーンが多いですが、その中で、

藤真のいない翔陽はいわば2軍……
普通の強豪にすぎない

たった1人ポイントガードがかわっただけで
奴らはインターハイ常連チームになる

とコメントしています。

牧は県内大会で少なとも4回は藤真とマッチアップしているため、藤真の実力もわかりきっている関係です。

その牧がここまでいうのであれば、藤真の実力は評判通りと考えて良いでしょう

1年生からスタメン

藤真は強豪の翔陽バスケ部の歴史上、唯一1年生からスタメンを勝ち取った選手です。

翔陽は湘北に敗れる前は、県内で4回連続で準優勝の位置付けです。

準優勝が続くのは王者・海南大附属に負けているからですが、逆を言えば、海南大付属以外の高校には勝ち続けているということ。

藤真は県内では海南&牧にしか敗戦していない選手であると考えると、チームとしての総合力はさておき、藤真の県内No.2ガードというの間違いないでしょう。

エースキラー・南

3つ目の理由は、豊玉のエースキラー・南が藤真を怪我させた点です。

南が2年時のインターハイで目を狙った相手がマッチアップした藤真でした。南は藤真を怪我させた試合から「エースキラー」の称号を得ています。

南のニックネーム「エースキラー」とは、エースを封じ込める実力に加え、マッチアップしたエースがなぜか怪我をする(そして、結果的に得点を抑える)というものです。

つまり、藤真は全国ベスト8常連の豊玉からしてもエースの存在であり、その南が怪我をさせないと止めれないと感じた選手です。

この描写から、藤真は全国クラスでも恐れられている選手と考えていいでしょう。

湘北との試合では、監督業に専念したことでプレイヤーとしての実力を出しきれていませんが、やはり県内No.2のガードと考えて間違いありません。

スラムダンク藤真健司が監督の理由を考察

最後に、スラムダンク藤真健司が監督の理由を考察します。

強豪の翔陽に監督がいないのは『スラムダンク』の謎の1つであり、明確な理由も作中では明らかにされていません。

考察の範囲では、

・翔陽に公立高校で監督が入れ替わりが激しく、たまたまいない
・不祥事や部員の確執により辞めてしまった

という理由があります。

インターハイ常連のチームに監督がいないは謎ですが、編集的な観点から湘北を勝たせるためにハンデをつけたと考えるのが良さそうですね。

翔陽に監督がいない理由は下記に詳しくまとめていますので、詳しく知りたい人はこちらもどうぞ。

まとめ

今回は、

●スラムダンク藤真健司は弱い?

●スラムダンク藤真健司の実力を考察

●スラムダンク藤真健司が監督の理由を考察

これらについてまとめました。
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