漫画「SLAM DUNK(スラムダンク)」に登場する陵南の仙道彰。
本職はフォワードながら複数のポジションを高レベルでこなし、得点やアシストの能力は作中でも屈指の存在です。
2年生ながらチームをまとめる姿は非常にかっこよく、「日本人でモデルになっている人は誰?」と話題になっていました。
今回はスラムダンクの仙道のモデル人物について深掘りしていきます。
この記事の目次
スラムダンク仙道彰のモデルは実在する?
「まだあわてるような時間じゃない」
仙道彰 pic.twitter.com/3HIcsYCpAJ— 辛いとき必見のスラムダンク名場面集 (@sladun_meiscen) July 29, 2019
●仙道彰(せんどう あきら)
・学年:高校2年生
・身長:190cm
・体重:79kg
・番号:13番(1年)→7番(2年)
スラムダンクで登場する仙道は、2年生ながら陵南のエースとして神奈川県トップクラスの実力を誇ります。
190cm・79kgで本職のフォワードに加えてポイントガードやインサイドプレーもこなすことができる器用な選手です。
得点、アシストという数字にあらわれる部分はもちろん、チームを指揮してゲームをコントロールする姿に憧れる人も多いと思います。
インターハイ予選にあたる神奈川県決勝リーグの海南戦では、県No.1プレイヤーの牧紳一に対してほぼ互角の戦いをみせており、牧自身も同じ土俵にあがったことを認めるような発言をしています。
湘北の赤木剛憲も「魚住、福田なんかよりはるかに恐い」と得点を奪いにいく仙道に対しては大きく警戒をしています。
作中ではインターハイ出場こそなかったものの週刊バスケットボールで特集が組まれる異例の扱いを受けており、その実力は高く評価されています。
スタープレイヤーの仙道ですが、唯一の弱点は性格にムラがあること。
牧や流川のような強敵とのマッチアップや危機感のない試合展開の場合は集中力にかけるプレーや行動をする場面もあり、事実、湘北との練習試合の際には大遅刻をしてアップなしで出場していました。
ただ、試合中に「底が見えない」ほど常に余裕を持つ姿勢や、徐々にギアチェンジをしてプレースタイルをかえていくセンスは非常に読者から人気があり、主人公(桜木花道)のライバル校ながらファンが多い登場人物です。
スラムダンクでの仙道にはモデルとなる日本人プレイヤーがいます。
ストリートバスケで名を馳せた「JUN」というプレイヤーです。
JUNの経歴とプロフィールは?
[the_ad id="5494"] スラムダンク仙道のモデルになった日本人、JUNの経歴・プロフィールについて記載していきます。JUNの本名は鈴木淳さん。
神奈川県出身のストーリートボーラーです。
2019年現在はすでに第一線では試合をされていないようですが、かつては非常に活躍をされた選手でした。
●JUNのプロフィール
名前 | JUN |
---|---|
本名 | 鈴木淳 |
生年月日 | 1976年10月31日 |
身長 | 190cm |
体重 | 74kg |
血液型 | A型 |
出身 | 神奈川県 |
出身高校 | 横須賀市立工業 |
出身大学 | 日本大学 |
現在はURLが変わってしまいましたが、当時の所属チームのホームページでは、
「人気コミック『SLAMDUNK』に登場する「仙道彰」のモデルになったとされるリビングレジェンド」
www.somecity.tv
と紹介されています。
それでは、以下、JUNの経歴など詳細について記載していきます。
横須賀の伝説の男
JUNは神奈川県横須賀市出身であり、その経歴から「横須賀の伝説の男」と呼ばれています。
・横須賀市立武山中:神奈川優秀選手
・横須賀市立工業高:関東大会3位・国体3位・神奈川最秀選手
上記の成績を見れば、"伝説"の意味がわかると思います。
小学、中学、高校と3つの年代で全て神奈川県優秀選手に選ばれているのです。
つまり小学校で最優秀選手に輝いてから、ずっと県のトップに君臨していたというわけです。
中学からポジションが明確に別れていくため、より受賞が困難になるところですが、凄まじい活躍をみせていました。
大学は競合の日本大学へ進学。以降の成績も、
・クラブチーム:国体優勝・全国クラブチーム選手権優勝
・ストリートボールリーグ「LEGEND」に参戦
という経歴です。
クラブチーム時代にも国体優勝をしており、ずっとバスケに打ち込まれていました。
ストリートバスケでは「Team-S」に所属をしており、2005年から2010年まで行われていた「ストリートボールリーグLEGEND」に参戦を果たしていました。
そこでは優勝とはなりませんでしたが、常にトップクラスの実力をはっきされており、人気も非常にあった選手です。
ストリートボールリーグLegendとは?
JUNが大学卒業後にプレーした「ストリートボールリーグLegend」とは、日本バスケの3on3をメインに戦うリーグになります。
実業団リーグとは違う異色のリーグであり、個人でリーグ戦に参戦しその日限りのチームで試合を行い勝ち点を集めていくというシステムです。
シーズンを通して最も勝ち点が多い選手が優勝となります。
大学バスケでトップに君臨していながら実業団に入れなかった人材やストリート仕込みのたたき上げの選手など、様々な選手が混在しており、型にはまらないプレーで多くの人を魅了していました。
開催場所は主に東京であり、無料のイベントも多く、屋外で楽しめることも非常に魅力的でした。
かつてbjリーグの東京アパッチなどで活躍をした青木康平選手がリーグを立ち上げに関わった「FAR EAST BALLERS」に所属しており、バスケ界で大きく話題になりました。
Legendでは3on3がメインという部分でも一般的には珍しいと思いますが、他にも、コート上に試合を実況するMCがおり、停滞した試合をなくすよう工夫がなされていました。
守りに入った選手やこう着状態になった際はMCが両軍を適度に煽り、試合の温度感を下げないようにしていました。
男性はもちろん、女性の観戦者も多く、日本のストリートバスケの根幹を築いたリーフといえるでしょう。
現在は「ストリートボールリーグLegend」がなくなってしまいましたが、ストリートバスケでは「SOMECITY」が活動を行っています。
プレースタイルは?
話をJUNに戻すと、JUNは仙道同様にフォワードで活躍をしており、3番ポジションを本職にしていたようです。
アウトサイドシュートやドライブで得点を奪うだけでなく、広い視野からアシストも行っていたようです。
ストリートバスケの映像は下記にリンクがありますが、プレーの雰囲気も常に余裕を持っており、やはり仙道のモデルだと感じるシーンが多いです。
●JUNが出場した「ストリートボールリーグLegend」の試合はこちら
仙道といえば、海南戦でみせた牧との勝負が印象的でした。
仙道と牧、2人はどっちが上手いのでしょうか。詳細はこちらをどうぞ。
まとめ
今回は、
●スラムダンク仙道彰のモデルは実在する?
●JUNの経歴とプロフィールは?
これらについてまとめました。
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