『探偵はもう、死んでいる』の君塚君彦の正体を解説します。君塚の能力、過去、シエスタとの関係についてもネタバレでまとめました。
[the_ad id="5800"] [the_ad id="5494"]

【探偵はもう死んでいる】君塚君彦の正体は?


『探偵はもう、死んでいる』の君塚君彦は高校3年生の18歳。

本編開始直後で同級生の夏凪渚から"元の心臓の持ち主"を探すように依頼を受けます。

君塚は一見すると普通の高校生ですが、実は街のトラブルを次々に解決していくスーパー高校生です。

夏凪が君塚に無茶苦茶な依頼をしたのも、下記の新聞記事を見てその評判を知っていたからです。

『振り込め詐欺を未然に防いだ、スーパー男子高校生!』
『ペット探しならお手の物、少年Kが今日も迷子の子猫を捕獲!』
『人命救助のスペシャリスト、通学途中二人もの命を救う!』

ーーこれで名探偵じゃないと言い張るなら、あんたは一体何者なわけ?

君塚は普通の高校生とは違い、名探偵さながらの推移力と行動力で街のトラブルを解決していました。

シエスタの元助手

君塚は本編開始の1年前まで<名探偵>シエスタの助手を勤めていました。

君塚の助手歴は中学2年生からの合計3年間。

4年間でシエスタの隣で学んだ観察力や洞察力があるため。街のちょっとしたお困りごとであれば難なく解決できるほどの実力を持っています。

警視庁の加瀬風靡とは本編開始5、6年からすでに親密な関係あり、シエスタよりも付き合いが長いということになります。

家族や交友関係は不明

『探偵はもう、死んでいる』の君塚はそこそこ身長が高く、黒髪。顔も整っています。

良さげな家庭に生まれたと思いきや、なんと、中学時代は「自宅のボロアパート」に住んでいました。

君塚の家族や友人は本編で登場しておらず、どんな家庭に生まれているのかは不明です。もしかしたら、それが何かの伏線になっている可能性もあります。

さらに、高校生3年生になった君塚はすでに一人暮らしを始めています。

シエスタの助手として働いていた時の貯金を切り崩しながら生活をしています。

君塚は自宅だけでなく、ロンドンになるシエスタの自宅の家賃も支払っていて、高校3年生にしてはお金は持っている方だと思われます。

時系列を整理

『探偵はもう、死んでいる』は本編とそれに紐付くプロローグが交互に描かれています。

君塚のエピソードを時系列順に並べると下記の通りです。

時期君塚の学年・年齢エピソード
物語本編高校3年(18歳)夏凪と出会う
物語1年前高校2年(17歳)シエスタが死亡
物語4年前中学2年(14歳)シエスタと出会う
物語5,6年前小学6年〜中学1年加瀬風靡と出会う
シエスタや夏凪渚なども交えた時系列を知りたい人はこちらもどうぞ。

【探偵はもう死んでいる】君塚君彦の能力

[the_ad id="5494"] 『探偵はもう、死んでいる』の君塚君彦の能力についてネタバレで解説します。

君塚は普通の高校生ながら、中学2年生からシエスタの助手を務めているため、一般人よりは探偵として優れた能力を持っています。

巻き込まれ体質

「巻き込まれ体質」は君塚生まれたもった体質です。

これは能力というより、君塚の天性の才能といえるでしょう。

簡単に言えば、”厄介ごとに巻き込まれていく能力”です。

物語でも半ばネタ扱いされていますが、意外なことに君塚の巻き込まれ体質が物語を大きく進展されるきっかけになっています。

シエスタが君塚を助手にした理由の1つは、「巻き込まれ体質」を利用すれば、いち早くスペースの手がかり掴めるのではないかという狙いもありました。

ピッキング

君塚はシエスタの探偵助手として3年、任務を遂行していました。

その過程で君塚は身につけた能力が「ピッキング」です。「ピッキング」とは針金などで鍵のかかったドアを開けることです。

君塚はあっけなく学校の屋上の鍵を開けているため。一般的な扉であればピッキング可能なのではないでしょうか。

君塚はそのスキルを「あまりに拉致監禁されることが多く、自然とそのスキルが身についた」と語っています。

ピッキングのために特注の針金を携帯しているほどです。

そこそこの体術

君塚はシエスタと時間を過ごす中で、多くの敵を戦っています。

そのため、一般人より優れた体術を身につけています。

物語本編ではクルーズ船で夏凪をさらったカメレオンという人造人間が登場しますが、序盤はそこそこ戦えているのです。

元は普通の高校生のため相手を倒すほどの強さはなく、自らの護衛用の体術といえるでしょう。

【探偵はもう死んでいる】君塚君彦は調律者<特異点>

最後はまだ仮設段階ですが、君塚は「調律者」の1人になる可能性があります。

調律者とは「世界の危機を防ぐべく存在する12人の人物」。彼らは連邦政府に仕える存在であり、世界の治安を守っている存在です。

物語では下記人物がすでに登場しています。

コードネームキャラクター
名探偵シエスタ
暗殺者加瀬 風靡
吸血鬼スカーレット
巫女ミア・ウィットロック
発明家スティーブン・ブルーフィールド
情報屋ブルーノ
魔法少女リローデッド
革命家フリッツ・スチュワート
黒服???
特異点君塚君彦
怪盗不明
不明 不明
注意点は、<黒服>の名前は不明。<怪盗>と<執行人>はコードネームのみの登場となっています。

そして、実は君塚は調律者の1人<特異点>(シンギュラリティ)だったのです。

<特異点>の能力

君塚は自分でも気付かぬうちに、調律者の1人<特異点>となっていました。

<革命家>からは「<特異点>に訊く。これから君はどのように世界に関わる?」と質問を受けています。

<特異点>は未来を変える者、世界を動かす者です。

君塚の「巻き込まれ体質」は<特異点>だからであり、それによって本来の未来で死亡するはずだったシエスタ、夏凪(ヘル)をも生き返らせてしまったのです。

君塚の存在は知らず知らずのうちに未来を変えていったのです。

つまり、シエスタが君塚を助手に任命したのは、調律者の1人<特異点>であり、夏凪や自分自身の死を間逃れるためでもありました。

【探偵はもう死んでいる】君塚君彦の過去

『探偵はもう、死んでいる』の君塚の過去を解説します。

君塚は主人公ながら、シエスタや夏凪のような幼少期のエピソードがありません。

最も遡っても4年前のハイジャック事件でシエスタと出会ったシーンからです。

君塚に具体的な過去のエピソードがなく、君塚いるところにシエスタありの構図が出来上がっています。

君塚の過去を知りたい人はこちらをどうぞ。本編4年前のシエスタの出会いからネタバレで解説しています。

まとめ

今回は、

●【探偵はもう死んでいる】君塚君彦の正体は?

●【探偵はもう死んでいる】君塚君彦の能力

●【探偵はもう死んでいる】君塚君彦は調律者<特異点>

●【探偵はもう死んでいる】君塚君彦の過去

これらについてまとめました。
[the_ad id="5800"] [the_ad id="5494"]

Twitterでフォローしよう