『探偵はもう、死んでいる』の時系列について解説します。

『探偵はもう、死んでいる』ではシエスタが死んでいる物語本編と、エピローグとして過去の話が交わりながら展開していきます。

キャラクターの過去を明らかしつつ、「いつ」「何が」が起きたのかを整理していきましょう。

ネタバレ要素もあるので注意してください。

『探偵はもう、死んでいる』時系列をまとめ

『探偵はもう、死んでいる』の時系列をネタバレ込みでまとめました。

この内容は原作小説4巻までの内容です。

4巻までの内容を整理すると、

・本編から6年前
・本編から5年前
・本編から4年前
・本編から1年前
・物語本編

この順番となります。

物語本編とは、原作小説1巻で高校生の君塚とシエスタが出会ってからの出来事をさします。

各キャラクターの過去のネタバレ要素も含めて順番に解説していきます。

物語の時系列に沿って、本編の過去からまとめていきます。

『探偵はもう、死んでいる』本編から6年前

『探偵はもう、死んでいる』の4巻までで最も古いエピソードは、本編開始の6年前です。

シエスタと夏凪の出会い

本編開始6年前では、シエスタ、夏凪渚、アリシアがスペースの施設に隔離されています。

スペースの施設は表向きは孤児院施設ですが、その裏では組織を拡大させるため、人体実験を繰り返していました。

シエスタはこの施設で夏凪渚、アリシアと出会っています。

夏凪の年齢は12歳であることは判明していて、おそらくシエスタやアリシアも同年代だと思われます。

アリシアは人体実験により死亡してしまい、その事実を知った夏凪はトラウマからもう1人の人格「ヘル」を生み出しています。

夏凪はこの時の記憶がないため、君塚と出会う本編開始前ではシエスタやスペースの存在はわかっていません。

『探偵はもう、死んでいる』本編から5年前

『探偵はもう、死んでいる』の4巻までで最も古いエピソードは、本編開始の5年前です。

シエスタがスペースから脱走

スペースの施設に隔離されていたシエスタは、その後に施設からの脱走を図ります。

実はこの時、調律者のコードネーム<暗殺者>の加瀬風靡から命を狙われています。

調律者とは「世界の危機を防ぐべく存在する人物」であり、その目的やメンバーについては明らかにされていません。

加瀬風靡は上席からの命令でシエスタの暗殺を図ったのでした。

シエスタとシャルの戦い

シエスタはその後、シャーロット・有坂・アンダーソンとの戦いも制します。

シャルは加瀬風靡からの指令でシエスタを狙いますが、完敗します。

その後にシャルを生かしたまま逃す提案をし、2人は信頼関係を高めます。

そして、シエスタは表向きはここで死んだことにして、シャルに今後の仕事の手伝いをして欲しいと依頼するのでした。

シャルがシエスタを尊敬するのは、このようなエピソードがあったからで、この時から「マーム」と読んでいます。

2人の会話や様子は原作小説3巻にプロローグが描かれています。

シエスタはこのような攻撃から逃れたため、、その実力が認められてコードネーム<名探偵>として調律者の1人に任命されています

『探偵はもう、死んでいる』本編から4年前

『探偵はもう、死んでいる』で次に明らかになっているのは本編から4年前です。

本編から4年前では、主人公の君塚とシエスタがハイジャック事件で対面しています。

君塚とシエスタの出会い

中学2年生の君塚は正体不明の人物から黒いアタッシュケースを運ぶよう依頼され、飛行機に乗り込んでいました。

その時、隣に座っていたのがシエスタです。

飛行機は離陸後にスペースに属するコウモリによりハイジャック事件が勃発します。

ハイジャック事件を解決したシエスタは君塚にスペースという組織が世界を侵食しようと企んでいることを明かします。

君塚がシエスタの助手となる

その後、シエスタは君塚の自宅に上がり助手になるように熱心にスカウトします。

君塚が助手にスカウトされているのは持ち前の「巻き込まれ体質」により、知らずとスペースの情報が集まってくるという希望的観測からです。

シエスタは君塚の学園祭の「トイレの花子さん事件」を無事に解決します。

「トイレの花子さん事件」では学園の生徒が実際に覚醒剤を使用し、次から次に売られていたことが明らかになりました。

そして、その裏で動いていたのがシエスタが兼ねてより壊滅を狙うスペースでした。

本編開始の4年前からシエスタと君塚は、探偵と助手としての関係をスタートさせています。

シエスタと君塚の出会いや関係については下記に詳しくまとめています。恋愛も発展していくのでしょうか。

『探偵はもう、死んでいる』本編から1年前

探偵と助手の関係となったシエスタ、君塚は本編開始1年前に大きな転機を迎えています。

本編開始の1年前、シエスタはスペースのヘルに心臓を奪われ、死亡してしまうのです。

切り裂きジャック事件

本編開始の1年前、シエスタと君塚はロンドンにいました。

ロンドンでは切り裂きジャックという存在が次々に市民の命を狙っていました。2人はその事件を解決しつつ、スペースの手がかりを掴むことを目的としていました。

原作小説では切り裂きジャック事件でアリシアが初登場しています。

ただ、この時に登場したアリシアは夏凪(ヘル)が変貌した姿であり、本当のアリシアは7年前に死亡しています。

切り裂きジャック事件の真犯人はアリシアに化けたヘルであり、最終的にシエスタの戦います。

なお、夏凪はこの時の記憶もありません。

アリシアの正体や切り裂きジャック事件については下記に詳しくまとめています。

シエスタの死亡

切り裂きジャック事件の犯人のヘルを追い詰めたシエスタ。

シエスタはヘルの人格を内面から抑えるため、わざと自らの心臓を奪われます。

心臓を奪われたシエスタはそのまま死亡してしまいますが、ヘル、つまりは夏凪渚の心臓になっています。

物語本編で夏凪の心臓の持ち主がシエスタであることは伏線であり、シエスタ死亡の原因が夏凪自身にありました。

『探偵はもう、死んでいる』物語本編

最後に、『探偵はもう、死んでいる』物語本編を解説します。

シエスタの心臓

物語本編では、君塚ら夏凪から心臓の持ち主を見つけてほしいと依頼されます。

夏凪は過去の記憶がほとんどないため、幼少期は体が弱く、ドナーから心臓を提供してもらったと認識しています。

君塚と夏凪は牢屋にいるコウモリに会いにいき、夏凪の心臓がシエスタのものであるとわかります。

原作小説1巻から読むと、なぜ夏凪はシエスタから心臓移植を受けたのかが大きな疑問となるでしょう。

スペース壊滅を目指す

君塚、夏凪、斎川唯、シャルの4人は、シエスタが成し遂げられなかったスペースの壊滅を目指します。

シエスタは自らが死んだ後のことを考え、現代に自らの生体アンドロイドを残していました。

シエスタの生体アンドロイドから話される言葉を頼りに、君塚、夏凪、斎川唯、シャルの4人は動き出していきます。

スペースの目的や、ボスのシードの正体については下記にまとめています。

まとめ

今回は、『探偵はもう、死んでいる』の時系列についてまとめました。

・本編 : 君塚と夏凪が出会う
・1年前 : アリシアとのエピソード、シエスタ死亡
・4年前 : 君塚とシエスタが出会う
・7年前 : シエスタがスペースの施設から脱走

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