2010年に公開された映画「名探偵コナン天空の難破船」。

 
犯人のテロ組織グループが仕掛けたトリックはバイオテロに見せかけて、漆によるかぶれでしたね。

 
作品を見た人であれば、本当に漆でかぶれが起きるかは知りたいとことです。

 
また、漆であれば、なぜ登場人物が咳や失神をしていたのでしょうか。

 
今回は映画「名探偵コナン天空の難破船」のトリックの漆について深掘りをしてみました。

 

名探偵コナン天空の難破船のトリックは漆(うるし)は本当にかぶれる?

「名探偵コナン天空の難破船」のトリックはバイオテロに見せかけた漆によるかぶれでしたね。

 
作中で漆により体が赤くなった人物は全部で4人。

 
・藤岡隆道(犯人)
・女性ウェイトレス
・水川正輝(撮影ディレクター)
・毛利蘭

 
犯人の藤岡は自分からかぶれを起こしているため、実際には3人とうことになります。

 
結論から言うと、漆でかぶれるのは間違いない事実です。

 
実際に触って赤くなっている人は多いです。

 
かぶれるのはアレルギーを引き起こすのが原因であり、実際の職人さんでもかぶれることが多いようです。

 
人によってアレルギーが起きないことも事実であり、赤いシャムネコを名乗った傭兵の一人は元職人で耐性がある人でしたね。

 

乾燥の漆に触れた場合、ほとんどの方にアレルギーが出ます。

漆塗りの職人さんでも、体調や気候によりかぶれる事があります。

体質や体調によって、アレルギーが出る場合も出ない場合も有ります。

 

漆でかぶれた場合はすぐ治る

漆でかぶれた場合、海水で洗うことが一番早い治療方法のようであり、海が近くない場合は塩水で洗うのも効果的とのことでした。

 
他にもワラビの根を煎じた汁、煮た沢蟹の汁、硼酸水などを患部に塗る民間療法もあるようです。

 
割と簡単に治すことができそうですね。

 
ただ、現実的にかぶれた時点でそれが漆によるものかを判断できる人は少なく、少しでも疑いがあるう場合は皮膚科に行くのが良いでしょう。

 
効果的な漆の薬剤は今のところないため、対策としては、とにかく触れないことが大事なようです。

 
基本的には作中の通り、漆を触った箇所のみが赤くかぶれていきますが、原因となるウルシオールという成分のアレルギーを持つ人は漆の木の近くを通っただけでもかぶれる可能性があります。

 
また、実際に使用する漆器でかぶれることはありません。

 
作られて間もない漆器ではかぶれることもあるようですが、一般的な消費者の立場であればかぶれが起きることはないでしょう。

 
天空の難破船の犯人が漆を使ったのは、一般人では普段かからない、かぶれだったからかもしれません。

 

漆に耐性を持つ人は少ない

天空の難破船では、犯人の一人が元漆職人と推測され、漆に耐性があるのでかぶれなったことがトリックのポイントです。

 
その犯人が手袋を外した際に指先が若干黒くなっており、コナンがトリックを見破りました。

 
実際の写真を見ればわかりますが、指先が黒くなっていますね。

 
漆で黒くなった職人の指 画像

 
漆のかぶれには耐性が生じることが経験則から知られており、職人の人は普段から触っており、だんだんと体に免疫が出てくるようです。

 
新人は意図的に漆を触ったり、舐めたりすることで体に耐性をつくっていくことが伝統的になっています。

 

名探偵コナン天空の難破船で漆で咳や失神した理由は?

天空の難破船のトリックが、漆によるかぶれであることは説明した通りです。

 
しかし、漆で肌がかぶれていたのであれば、蘭以外の2名(女性ウェイター、撮影ディレクター)に起きた症状が不明です。

 

女性ウェイターが失神したのはなぜ?

犯人の藤岡の次に、漆により肌がかぶれたのは女性ウェイター(黒髪のロングヘア)でした。

 
藤岡は自ら漆を触っており、事実上、一人目の被害者といえるでしょう。

 
女性ウェイターのシーンを振り替えると、「キャァァァァ!!!」という叫び声が上がり、バタンと倒れ込んでしまいました。

 
左腕と右手が赤くかぶれており、意識不明の状態です。

 
しかし、原因は漆であり、なぜ倒れているのか不明です。

 
漆のアレルギーが原因で倒れることはありません。

 
推測するのであれば、女性ウェイターはバイオテロにより体が赤くなったと思っているため、ショックのあまり倒れてしまったという可能性が高いです。

 
また、もう一つの可能性としては、隣にいた茶髪のショートヘアのウェイターも犯人一味だったため、みんなを注目されるために隠れて気絶させた可能性もあります。

 
黒髪の女性ウェイターが気絶すれば、かぶれで失神した=バイオテロと強烈にアピールすることができます。

 
実際、コナンらも視聴者もヤバイと思ったはずです。

 

撮影ディレクターが咳をしたのはなぜ?

小太りの撮影ディレクター、水川正輝も手がかぶれる症状が起きました。

 
右手をかいているところがバレてしまいましたね。

 
さらに、

 

「(バイオテロで)発疹なんてかかっていない!

現に・・・

あっ、ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!!」

 
と咳き込むシーンがありました。

 
実際はバイオテロではなく漆によるかぶれであるため、咳はできないはずと思う人がほとんどでしょう。

 
しかし、これは調べていくと、漆によってアレルギーにより咳が出た可能性が高いです。

 
漆に限らず、アレルギー反応が出たことで咳をすることは多く、これは本人の体質に影響することがほとんどです。

 
典型的なものはハウスダストや花粉といった喉や鼻に働きかけるもののようですが、食物が原因で咳ができるケースもあります。

 
水川ディレクターは体質的に漆で咳が出る人だったということでしょう。

 

まとめ

今回は、

 
●名探偵コナン天空の難破船のトリックは漆(うるし)は本当にかぶれる?
 
●名探偵コナン天空の難破船で漆で咳や失神した理由は?

 
これらについて記載しました。

 
犯人のトリックが漆という予想外のものでしたね。

 
 
以上となります。
 
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
 

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