2018年4月13日に公開された映画「名探偵コナン ゼロの執行人」。

作中で警視庁捜査一課管理官の黒田兵衛が安室透へ電話するシーンがありますが、最後のセリフが口パクとなっていました。

黒田がどんなセリフを言ったのか気になる人も多いと思います。

今回は映画「名探偵コナン ゼロの執行人」で黒田管理官の口パクの言葉の内容について考察していきます。

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名探偵コナンゼロの執行人で黒田管理官の口パクの内容は?

映画「ゼロの執行人」の後半部分で、黒田管理官が安室透に電話をかけるシーンがあります。

黒田管理官は無地探査機「はくちょう」の迎撃を命じますが、最後のセリフで「ぬかるなよ、○○」という言葉を残します。

「○○」の部分は意図的に音声が消されており、口パクとなっています。

物語のクライマックスでもあり、黒田管理官がぬかるなよの後に何という言葉を続けたのかかなり議論されています。

候補に上がっている単語は下記2つです。

バーボン

ゼロ

それぞれの単語について考察していきます。

黒田管理官の口パクの言葉は「バーボン」?

まずは、口パクを「バーボン」とする説です。

バーボンとは、黒の組織へスパイ活動をしている安室のコードネームです。

黒田管理官の口パクの言葉がバーボンといわれる根拠はいくつか存在します。

【バーボンの理由①】口を3回動かした

まず、黒田管理官の口パクのシーンを振り返り、口元の動きに注目していきます。

黒田管理官は「ぬかるなよ」の後に合計3回、口を動かしています。

それぞれの口の形をまとめると下記になります。

・1回目:口を大きく横に開けて1文字 ・2回目:口を小さくすぼめて1文字 ・3回目:口を閉じる(1文字?)

【1回目:口を大きく横に開けて1文字】は、母音が「あ」を示す可能性が高いです。

「あ・い・う・え・お」の中で口を大きく横に開けて発する母音は「あ」もしくは「え」でしょう。

ただ、「え」の場合は頰肉がそこまで上がらないため、黒田管理官の口元の動きから母音は「あ」(つまり、バーボンの「バ」)で間違いありません。

【2回目:口を小さくすぼめて1文字】では、口をすぼめており、母音は「う」もしくは「お」と推測されます。

ただ、バーボンという言葉から逆説で考えると、「ボ」と解釈できなくはありません。

【3回目:口を閉じる(1文字?)】は「ン」と言っている可能性もあれば、言葉を発していないという説もあります。

もう一つの候補にである「ゼロ」であれば、3文字目がないため、口を閉じていたという考えもできます。

【バーボンの理由②】1文字目を長く発音した

ただ、「バーボン」「ゼロ」で考察していくにあたり、1文字目の発音が長い
のが気になります。

演出上でもスローモーションにはなっておらず、音だけが消されていて動きは普通でした。

つまり、通常の動きの中で、1文字目の音は長く発音しているという可能性があります。

そう考えると1文字目がバーボンの「バー」で長く伸ばしている可能性は十分に考えられます。

仮に「ゼロ」と発していた場合、もう少し口の動きが早くなると思います。

実際に発音してみるとわかりますが、ゼロという単語そのものが、口をそこまで開けなくても音を出すことができます。

ただ、バーボンは息を吐き出して音を出すため、はっきりと口が動きます。

【バーボンの理由③】「ゼロ」と言えない理由がある

ただ、映画を見た人の中には、

「わざわざバーボンといわずに、安室やゼロと呼べばいいじゃないか」

と思う人もいるでしょう。

しかし、黒田管理官には電話越しに「安室」「ゼロ」と呼べない理由もあります。

黒田管理官は警視庁捜査一課管理官であり、安室は警察庁警備局警備企画課に所属しています。

2人は裏では間違いなく、つながっていますが、表向きは警視庁と警察庁と別組織の者であり職務上、直接的な接点はありません。

黒田管理官は警視庁の緊急会議を抜け出して電話をしています。

あの状況で「安室」もしくは「ゼロ」と言う声を聞かれた場合、周囲から疑問に思われるのは明らかであり、なぜ警視庁の管理官が検察庁の者と話しているか問い詰められるでしょう。

裏でつながっている2人であるため、電話の声で接点を気づかれるほど黒田管理官は隙のある人物ではないと推測されます。

そこで、黒田管理官はあえて、安室のスパイ時のコードネーム「バーボン」を持ち出したと推測できます。

バーボンと呼べば、仮に声を聞かれとしても安室との関係を隠すことができます。

黒田管理官の口パクの言葉は「ゼロ」?

一方で、黒田管理官は「ゼロ」と言ったいう説もあります。

確かに1文字目の母音は「あ」ではなく、「え」(つまり、ゼロの「ゼ」)という可能性も残されています。

また、3文字目は口を閉じているため、何も発してないということも考えられます。

1文字目が長いという考えもありますが、ゼロという言葉をわざとゆっくりと「ぬかるなよ、ゼェ、ロォ」と少し凄みを持たせて言った可能性も十分にありえます。

ただ、製作側の視点にたつと、あえて音を消すことにより「ゼロ」「バーボン」と2つの可能性を残しておくのは十分に考えられます。

どちらの言葉でも捉えられるような口元の動きをして、鑑賞者の注目を集め、公開後のネタをつくった可能性はありえます。

コナンは原作もまだ続いており、このようなちょっとした出来事を議論の対象にする人は少なくありません。

実際、「バーボン」でも「ゼロ」でも相手は安室であり、詳細は後述しますが、黒田管理官が安室をどう呼ぼうが正体には影響はありません。

黒田管理官の口パクはTwitter上でば「バーボン」が有力

映画を観たファンのTwitterを覗いてみると「ぬかるなよ、バーボン」と考える人が多かった印象です。

そして、調べていくうちに、安室透・公式ラインからの返事で決定的な証拠が見つかりました。

下記の内容がもし加工などされていないものだとしたら、間違いなく安室は「バーボン」と呼ばれていたことになります。

【結論】黒田管理官の口パクの言葉を考察

・言葉の母音 ・言葉の長さ ・黒田管理官の立場 ・ライン上での会話

上記から考察すると、黒田管理官が安室へ言った言葉は、

ぬかるなよ、バーボン

だと推測できます。

ただ、あくまでも確率論での考察であり、「ぬかるなよ、ゼロ」と言った可能性も残されています。

映画では音がないため、何が正解かは判断できないですが、現在の材料では「ぬかるなよ、バーボン」が最有力でしょう。

黒田管理官なせ「バーボン」と言ったのか?

では、黒田管理官は、なぜバーボンといったのか?

それは、作中で安室が風見に話した「裏の理事官」が黒田だからでしょう。

裏の理事官とは、安室が所属する警察庁警備局警備企画課の「ゼロ」という組織のトップ。

現実でもウラ理事官とほぼ同一のポジションがあり、過去には警視総監の石川重明や吉田尚正、警視副総監の高石和夫が任命されています。

このポストは組織図から名前が抹消され存在が秘匿される特徴を持っているのです。

確かに黒田は、作中では警視庁捜査一課管理官ですが、もともと黒田は警察庁に属しており、掛け持ちしている設定というのは十分に考えられます。

現実世界では掛け持ちはあまり考えられませんが、コナンの世界では黒の組織という世界を脅かす敵がいます。

そのため、黒田は表向きは現場の警視庁におり、裏では黒の組織を倒すために公安を仕切っているという設定は十分に考えらます。

現実世界のウラ理事官が組織図にないことも、リアリティを助長させているでしょう。

黒田には、黒の組織のNo.2であるラムではないか?という説も存在します。

しかし、それは作中での様子を見る限り考えられません。

黒田が裏の理事官である理由、ラムではない理由について、もっと詳しく知りたい人はこちらからどうぞ。

まとめ

今回は、

●名探偵コナンゼロの執行人で黒田管理官の口パクの内容は?

●黒田管理官の口パクの言葉は「バーボン」?

●黒田管理官の口パクの言葉は「ゼロ」?

●黒田管理官の口パクはTwitter上でば「バーボン」が有力

●【結論】黒田管理官の口パクの言葉を考察

●黒田管理官なせ「バーボン」と言ったのか?

これらについてまとめてみました。

黒田管理官のセリフや正体についてはかなり議論が白熱しそうですね。

以上となります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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