ドラマ「集団左遷」は1話から好評のスタートです。

 
物語の最後では、三友銀行本部に所属する横山輝生常務(役:三上博史)が、何者かに電話をしていました。

 
その会話から「蒲田支店にスパイがいる!?」と感じる視聴者も多く、蒲田支店の登場人物から本部のスパイ(内通者)がいるのではとSNSを中心に噂されています。

 
今回はドラマ「集団左遷」で、蒲田支店に潜むスパイについて原作小説の内容を交えながら深堀りしていきます。

 

集団左遷で蒲田支店のスパイは誰?

1話のラストで三友銀行本部の横山輝生常務(役:三上博史)が、何者かに電話をしていましたね。

 
その会話は非常に短いですが、横山常務は「蒲田支店に何かあったら、また報告してください。悪いようにはしません」と話しており、支店の行員と話している可能性が非常に高いです。

 
蒲田支店内でスパイ(内通者)の可能性がある人物は誰なのか?

 
ドラマの登場人物から予想していきます。

 

スパイの可能性がある登場人物

蒲田支店の登場人物でスパイの可能性があるのは下記になります。

 
主人公の片岡支店長や出番の少ない脇役はリストから外しています。

 

登場人物役者
真山徹 香川照之
滝川 晃司神木隆之介
木田美恵子中村アン
平正樹井之脇海
花沢浩平高橋和也
横溝厚男迫田孝也
三宅庄司増田修一朗
宮田学谷口翔太
藤枝薫橋本真美

 
蒲田支店の主要人物達ですが、上記の中であれば全員に可能性がありますね。

 
集団左遷は、蒲田支店と本部の戦いを描いたストーリーが主軸となっており、本部へのスパイ行為を働く人物=蒲田支店の行員ということは間違いないでしょう。

 

スパイの最有力は真山副支店長?

1話を見る限りでは、スパイは真山徹副支店長ではないか?という声が多いです。

 
理由は主に下記3つです。

①本部の事情を知っている  
②心の内側がなかなか読めない  
③1話のラストシーンで登場

 
①【本部の事情を知っている】は、真山副支店長はすでに蒲田支店が廃店になることを知っていました。

 
作中では前支店長に聞いたと話していましたが、実際は本部の内通者として事前に聞いていたという可能性は十分にあり得ます。

 
片岡支店長に何度も「頑張っていいんですか?」と問い詰めるシーンもあり、支店所属にも関わらず、本部側の立ち位置でのセリフも多いです。

 
②【心の内側がなかなか読めない】についてはキャラクター面です。

 
真山副支店長の性格は非常に中途半端です。

 
片岡支店長とともに頑張るのか、定時帰りで支店の廃店を待つのか。

 
ドラマでは廃店を受け入れて、その後の配属を期待したいと話していましたが、少し嘘くさいというか、芝居がかった雰囲気があります。

 
すでに蒲田支店の廃店を知りながら、片岡支店長に目標数字を問い詰めてもおり、やる気があるのかないのか定かではありません。

 
つまり、支店・本部、どちらに転んでもおかしくない役回りをしています。

 
③【1話のラストシーンで登場】は、1話の最後で横山常務が電話を終えた後、片岡支店長を見つめる真山副支店長の姿がありました。

 
真山副支店長はその後、雨に打たれる片岡支店長を少し冷ややかな目線で見つめており、もしかしたら、横山常務と電話を終えた後なのではという憶測が出てきています。

 
普段は定時で帰る真山副支店長が遅くまで外に出ていたこともあり、少し怪しい雰囲気を醸し出していますね。

 
SNSではスパイや内通者に真山副支店長をあげる声が最も多いです。

 
ただ、一方で、それだと意外性がないため、他の人物かもしれないと予想している人もいます。

 


 

原作小説での真山副支店長は裏切らない

真山副支店長は、原作では「銀行支店長」に登場します。

 
また、役職は副支店長ではなく、次長です。

 
真山は、原作「銀行支店長」では片岡支店長に対して不信感を抱いており、定時帰りをするやる気に欠けた行員です。

 
ドラマと原作ではキャラクター性には大きな違いありません。

 
しかし、原作では真山は片岡支店長と共に田口ビューティークリニックの10億円を超える大型の融資案件を進めていくに連れ、徐々に信頼関係が生まれていきます。

 
結果的に融資案件は実行されませんでしたが、大型案件をやりきったことで最終的に片岡支店長を支える良き部下となります。

 
原作では、片岡支店長が融資した金を持逃げした犯人を探しにタイへ向かいますが、「一緒に行かせてください」と進言したのが、真山でした。

 
また、原作「銀行支店長」では本部の対立という構図がないため、スパイや内通者の役がありません。

 
しかし、もう一つの原作「集団左遷」では本部へのスパイ・内通者が描かれており、そこからヒントを得ることはできそうです。

 

集団左遷で蒲田支店のスパイを原作小説から考察

ドラマ「集団左遷」では原作が「銀行支店長」「集団左遷」の2つが存在しています。

 
2つの設定やストーリーの掛け合わせにドラマのオリジナル要素が加わり、脚本が構成されています。

 
ドラマ内にある支店と本部の対立については原作「集団左遷」の設定です。

 
原作「集団左遷」では、銀行ではなく不動産会社を舞台にしており、支店ではなく特別販売部と本部の対立になっています。

 
しかし、ドラマの設定である「リストラ候補」「本部からの圧力」という点は非常に似通っており、間違いなくモデルになっているでしょう。

 

原作小説では花沢浩平がスパイ

原作「集団左遷」では、特別販売部に所属しながら本部に密告するスパイが存在します。

 
名前は花沢浩平

 
原作では非常にやる気に乏しいリストラ寸前の社員であり、社内でも窓際族です。

 
花沢は特別販売部で成立しそうな不動産売買の案件を本部に密告し、その案件を潰す嫌な人物でした。

 
スパイの理由は、会社に少しでもしがみつき、リストラから逃れようという魂胆でした。

 
ドラマ「集団左遷」でも、舞台は銀行ながら同じ名前の登場人物がいます。

 
高橋和也さん演じる花沢浩平です。

 

 
役名は原作と全く同じですが、ドラマでは銀行が舞台のため所属と役職が「法人営業一課・課長」となっています。

 
ドラマでの花沢は仕事も真面目にこなしており、1話では片岡支店長、中村アンさん演じる木田美恵子と臨店の打ち合げに行くなど社内では良い人間関係を築いていますね。

 
性格の優しそうな感じがあり、好感があります。

 
一方で、本部の動向には非常に敏感であり、公式サイトのプロフィールには、

 

過去の出来事がきっかけで、4年前に蒲田支店に異動してきた。

法人営業1課の長だが、日和見主義な性格で、非常に温厚な性格。

婚約中の一人娘が結婚するまでは安定した収入と銀行マンの肩書きを保つため、耐えている。

揉み手で本部に近寄り、臨店での本部の接待に全力投球する。

 
本部の動向を意識している行員であり、ドラマ版でもスパイの役割を担う可能性は十分にあり得ます。

 
現在は、香川さん演じる真山副支店長が非常に怪しいですが、それだと視聴者も驚かないため、「良い人キャラ」の花沢課長がスパイをしている可能性はありますね。

 

原作とドラマでは登場人物の設定が異なる

ただ、原作とドラマでは登場人物の名前こそ同じですが、役の詳細設定が大きく異なるため、誰がスパイかは現時点では判断できません。

 
簡単に記載するとドラマと原作では下記のように人物設定が違います。

 

登場人物役者原作と異なる点
真山徹 香川照之ドラマでは副支店長だが、原作では次長。また、原作では奥さんは登場せず、定時帰りの理由は明らかにされない。
滝川晃司神木隆之介原作では「集団左遷」に登場しする不動産営業マン。チャラついている性格で女性関係が激しい。
木田美恵子中村アン原作では30代後半〜40代の設定。役職も個人営業のテラー主任(ドラマで藤枝薫の役職)であり、仕事へのやる気は低い。
平正樹井之脇海原作では新入社員ではなく得意先係の課長。成績が上がらなかったが、支店長と共に大型案件を受注するまで成長する。
花沢浩平高橋和也原作では「集団左遷」に登場しする不動産営業マン。仕事への情熱はなく、一度リストラに近い「肩たたき」を宣告されている。

 
名前で判断すれば、スパイは高橋さん演じる花沢課長になりますが、どういう結末になるかは注目ですね。

 

半沢直樹では主人公の親友が最後に裏切った

 
かつて同じ日曜劇場で放送されて大ヒットしたドラマ「半沢直樹」でも、同じように最後に主人公を裏切ったスパイがいましたね、

 
役は滝藤賢一さんが演じた近藤直弼。

 
主人公の半沢と同期であり、親友といっても過言ではない関係でした。

 
しかし、本部から取引を持ちかけられ、出向先から銀行への出戻りを条件に半沢と約束していた内部告発用の書類を渡さなかったのです。

 
近藤にも理由があり、仕事を続けて家族を守ること、出向先での陰湿なイジメから所属先を変えたかったなど複合的な理由がありました。

 
作中では非常に良い人格のキャラクターであったため、まさかの展開に多くの視聴者は驚きました。

 
中には感情が高ぶり「半沢を裏切った」「近藤はクズ」「最低」とドラマのキャラクターにも関わらず怒りを爆発させる人もいれば、「近藤の気持ちが凄くわかる」という意見もあり、賛否両論でした。

 
話は戻りますが、ドラマ「集団左遷」でも、同じように意外な人物が裏切り行為をする可能性は十分にあるため、最後まで誰がスパイの黒幕なのか見逃せません。

 
そういう意味では、原作では花沢になりますが、元本部の滝川や野心溢れる木田あたりも非常に怪しく思えてきます。

 

まとめ

今回は、

 
●集団左遷で蒲田支店のスパイは誰?
 
●集団左遷で蒲田支店のスパイを原作小説から考察
 
●半沢直樹では主人公の親友が最後に裏切った

 
これらについて、まとめました。

 
誰がスパイ(内通者)なのかは、物語の展開を大きく左右すると思います。

 
今後のドラマも見逃せません。

 
以上となります。
 
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
 

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