ドラマ「集団左遷」が放送され、香川照之さん演じる副支店長・真山徹に注目が集まっています。
香川さんは、かつては大ヒットドラマ「半沢直樹」でも銀行員役を演じていますが、今作とは非常に対照的でしたね。
今回は真山徹について過去や性格だけなく、香川さんが演じた「半沢直樹」大和田専務との役の違いも比較しました。
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「集団左遷」真山徹 過去や性格
ドラマ「集団左遷」では香川照之さんが真山徹という副支店長役を演じます。
原作の一つである「銀行支店長」でも同じキャラクターが登場していますね。
原作では副支店長ではなく次長という位置付けあり、一般的に【支店長 〉 副支店長 〉 次長】という序列のため、ドラマでは役職があがっています。
福山雅治が銀行員演じる「集団左遷!!」放送、香川照之と9年振りタッグ(コメントあり)https://t.co/UUKFISgD4h
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— 映画ナタリー (@eiga_natalie) 2019年1月2日
やる気のない筆頭株
香川さん演じる真山徹の役割やキャラクターは、ドラマでも原作でも変わらなそうですね。
ドラマスタート時の紹介では、
「摑みどころのないような男」
「常に笑顔で、全てを見透かしている」
「ああ言えばこう言う、常に上手で返してくる」
と紹介されています。
原作でも設定は同じであり、支店長・片岡史郎がたてる目標に対して、静かに反論を重ねていくのです。
「無理ですよ。いいですか、何度も言うようだが、この飯田橋、神楽坂あたりはもう成熟市場なんです。
いくつもの都銀が十重二十重にアミをかけていて、新しく入り込む余地なんか、わずかしかないんですよ。
七八(口)だって、ギリギリの数字だと思いますが。」
「目標数字がちょっと・・・・」
反論の内容は決して的を外れているわけではないため、支店長・片岡も手を焼いてしまいます。
その上、真山は必ずといって良いほど定時帰りを行い、一部の”真山派”の行員たちもそれにつられて帰宅をしていくのです。
支店の業績を上げたい支店長・片岡とやる気を見せない真山、2人の溝はなかなか埋まりそうにありません。
過去はできる営業マン?
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— 日テレ公式@宣伝部 (@nittele_da_bear) 2019年1月26日
原作では、少しだけ真山徹の過去に言及しています。
真山は学生時代には柔道部であり、社会人になっても40歳まで野球をしており、肩幅ががっちりした「体育会系」の人間です。
原作の舞台の三友銀行は、かつて大昭和信用金庫と合併している設定であり、真山は大昭和信用金庫出身です。
やる気を見せないシーンが多いですが、当時は仕事のできる社員といわれていたようです。
なぜ定時帰りを続け、やる気を見せないかは明らかになっていません。
片岡支店長も「こいつは本当に仕事に自信がないから反発しているに過ぎないのか」と推測するシーンがあり、謎のままで終わっています。
片岡支店長との関わり
しかし、物語が徐々に進むにつれ、真山と片岡の関係が構築されていきます。
原作では「田口るみビューティーサロン」というエステクリニックへおよそ10億円の融資をするか否か、2人で稟議しながら、議論を重ねていきます。
真山の仕事ぶりは的確であり、片岡も「真山の稟議書は完璧だった」と回顧するシーンがありますね。
結果的に「田口るみビューティーサロン」への融資は、相手先の不祥事が原因で頓挫してしまいますが、二人三脚で進めたことにより、信頼関係が築きあがっていきました。
最後は性格が変わる?
ドラマと原作ではストーリーの設定が異なりますが、原作では真山は物語が進むに連れて、片岡をきちんと支える良き部下として働きます。
ドラマでは「ダメ社員集団」の蒲田支店の行員たちが、廃店を目論む本部へ下克上を仕掛けるという設定です。
真山が片岡を支えて支店長の業績を回復させ、最後は爽快な結末になることを期待したいですね。
演じる香川さんも9年ぶりの福山雅治さんとの共演にかなり気合が入っている様子です。
日曜劇場の“重厚なドラマ性”の中に、福山雅治さんがどう化学融合して、ドラマの見どころでもある“コミカルさとユーモア”を醸し出していくのか、
そして、半沢直樹以来の銀行ものへの取り組み、さらに私自身も、約9年ぶりの福山さんとのがっぷり四つの果たし合いに、
今から実に楽しみが尽きない連ドラ…テンションはマックスにすでに上がっているのである。
「半沢直樹」大和田常務
[the_ad id="5494"]数年前の大和田常務な香川照之さんを知っているだけあって、カマキリスーツの香川照之さんは異常なギャップである。 pic.twitter.com/QyanB6buIr
— プラスチックマリン (@monbulankingg) 2016年10月10日
ドラマ「集団左遷」とキャラクターは異なりますが、香川さんはかつて、同じ日曜劇場での大ヒットドラマ「半沢直樹」でも銀行員役を演じています。
この時は主人公に敵対する東京本部の常務取締役、大和田暁を熱演していました。
完全なヒール役で主人公と真っ向から勝負を仕掛ける役ですが、その演技っぷりがかなり視聴者から好評であり、話題になりましたね。
主人公の名言「倍返し」に対抗して、
「ゼロを倍にしても、100倍にしても、答えはゼロです。半沢くん」
という、アドリブのセリフも出てくるほど、熱演をしていました。
激しいキャラクター性で主人公に次ぐ人気人物となり、香川さんの演技が高視聴率の要因であったことは間違いありません。
香川照之の大和田常務役ホントに演技力凄すぎてクセになる
— のらりん (@norarin711) 2018年3月9日
まじ大和田常務ムカつくわ、カマキリ先生演技上手すぎ
— カムト (@kamuto321) 2018年9月27日
7つの会議面白かったから久しぶりに大和田常務のやつみたけどやっぱ香川照之の演技すっげーよなぁ
— 和風 (@zarubego) 2019年2月14日
今ふと思い出したんだけど、お盆に帰省したらなぜか半沢直樹が録りためてあって、今更ながら全話観たんだけど、大和田常務のインパクトすごいね。大和田常務ってか、香川照之の演技。演技のことは正直何も知らないけど、気づいたら、役者ってすげぇなって隣にいる弟に連呼してたよね。笑
— 甘えん坊企画w (@mznktsan) 2018年12月25日
香川照之が演じた役柄の比較
最後に香川さんが演じる「集団左遷」真山徹、「半沢直樹」大和田暁の人物を比較します。
役職もキャラクターも正反対であり、今回は福山さん演じる片岡支店長とどのような化学反応を示すか楽しみですね。
真山徹 | 名前 | 大和田暁 |
---|---|---|
46歳(※) | 年齢 | 56歳 |
三友銀行蒲田支店 | 銀行 | 東京中央銀行本部 |
次長(※) | 役職 | 常務取締役 |
つかみどころがない | 性格 | 野心家 |
定時帰り | 目標 | 銀行の頭取 |
合併前の大昭和信金時代 は敏腕営業マン?(※) | 過去のエピソード | 最年少で常務取締役に 抜擢された出世頭 |
相棒? | 主人公との関係 | ライバル |
??? | 最後の結末 | 不正がバレて降格処分 |
(※)は原作ベースでの内容
まとめ
ドラマ「集団左遷」で香川照之さんが演じる真山徹について深堀りしてみました。
「集団左遷」真山徹とかつて演じた「半沢直樹」大和田暁では、全く逆のキャラクターですね。
今回のドラマでもどんな演技を見せてくれるか、楽しみですね。
以上となります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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