2012年5月25日に公開された映画「メン・イン・ブラック3」。

作中でエージェントJ(ウィル・スミス)が1969年の過去へ向かい、若い頃のKとともボリスを倒します。

過去2作品では、エージェントKといえばトミー・リー・ジョーンズの老獪さが光っていましたが、今作では勢い重視でしたね。

一体、若い頃のKを演じた俳優さんは誰なのでしょうか。

他にも、特殊メイクやCGが使用されているのか。本当に昔のトミーリージョーンズと似ているのか。気になる点が多いです。

今回は、映画「メン・イン・ブラック3」での若い頃のKの俳優や演出について深掘りをしていきます。
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映画「メン・イン・ブラック3」若い頃のKが登場

映画「メン・イン・ブラック3」では、過去2作品で語れることのなかったKとJの過去が明かされています。

適役のボリスが1969年の過去に遡りKを殺してしまい、Jが同年までタイムトラベルをして、若い頃のKと共にボリスを倒します。

Jはそのままウィル・スミスが演じていますが、Kに関しては1969年という年代のため年齢が29歳とグッと低くなっています。

現代のKと若い頃のKでは、年齢や容姿という外見部分以外でも、下記点が異なりますね。

・性格は少し明るく、饒舌である
・エージェントOと恋仲の関係

前者については、Kの性格は自らを守って犠牲となったジェームズ・ダレル・エドワーズ大佐大佐(Jの父でもある)が死んだことが転機になり、以降は真面目で無口な性格になっています。

作中の序盤では、伏線としてやたら無口や無愛想という部分が強調されています。

後者については、鑑賞者も驚きの展開だったと思います。

過去にはかなり親密な間柄だったようですが、MIBの規則ではエージェント同士の恋愛は禁止されているため、徐々に離れていったのでしょう。

ちなみに現代のエージェントOはエマ・トンプソン、若い頃のOはアリス・イヴがそれぞれ演じています。

エマ・トンプソン演じるエージェントOは、今作の続編にあたる「メン・イン・ブラック:インターナショナル」にも出演をしています。

映画「メン・イン・ブラック3」若い頃のKを演じた俳優は?

映画「メン・イン・ブラック3」若い頃のKを演じた俳優は、ジョシュ・ブローリンです。

ジョシュ・ブローリンはアメリカのロサンゼルス出身で1968年2月生まれの俳優です。

父親は1970年にはエミー賞を受賞している名俳優、ジェームズ・ブローリンです。

まずはジョシュ・ブローリンの簡単なプロフィールをどうぞ。

氏名ジョシュ・ブローリン
英語Josh Brolin
生年月日1968年2月12日
出生アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス
職業俳優
配偶者キャスリン・ボイド(2016年 =〜)

ジョシュ・ブローリンは1985年と17歳になり年に「グーニーズ」で映画デビュー。

2年後にテレビドラマに初出演を果たしますが、主役や準主役よりも脇役が多かったそうです。

ハリウッドでの評価を高めたのは2000代半ばであり、2007年に出演をした映画「ノーカントリー」、映画「アメリカン・ギャングスター」などで好演します。

2008年にはオリバー・ストーン監督の映画「ブッシュ」でジョージ・W・ブッシュを演じます。

これは製作当時に現職だった第43代アメリカ合衆国大統領、ジョージ・W・ブッシュを描いた伝記映画であり、日本でも2009年に公開されました。

同年の映画「ミルク」ではニューヨーク映画批評家協会賞助演男優賞を受賞、アカデミー助演男優賞にノミネートされるなど、高い評価を得ており、以降も多くの作品に登場しています。

近年では、アベンジャーズで登場した適役のサノス、デッドプール2での相棒役のケーブルが印象的でしょう。

特殊メイクをもろともせず、アクションにも取り組まれています。

2つの役の顔画像については下記をどうぞ(↓)

映画「メン・イン・ブラック3」若い頃のKは特殊メイクとCGを使用?

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ジョシュ・ブローリンは、映画「メン・イン・ブラック3」で若い頃のKを演じています。

こちらは雰囲気はまさにKであり、顔もどことなく似ていますよね。

Kになりきるために特殊メイクやCGを使用したのでしょうか。

結論からいうと、ジョシュ・ブローリンは特殊メイクやCGもせず、そのままの状態で演技に望まれたそうです。

発する声もジョシュ・ブローリンの肉声だそうですが、Kの雰囲気を残すために細い部分まで勉強をされたそうです。

トミー・リー・ジョーンズはテキサス州出身、ジョシュ・ブローリンはカリフォルニア出身と、話す英語にも弱化の訛りがあるようで、50回以上前作を鑑賞したそうです。

準備をしている時は、

彼の声には、まるでシンフォニーオーケストラのようにあらゆるトーンが存在するので、“何でこんな仕事を受けてしまったんだろう”と思ったこともありました(笑)

と思ったほど。

しかし、実際に撮影に始まって見ると、内容は完璧。Kとしての第一声に監督は嬉し泣きしたそうです。

僕にはいつも“ちゃんと演じられるのか?”っていう恐怖感があって、どんな役も1000%準備して臨むんだけど、今回はまるで完成図のないパズルみたいだった。

印象深かったのは最初に若いKが言葉を発する時の撮影。

僕もスタッフもちゃんと“Kの声”に聞こえるか不安だったんだけど、監督のバリー(・ソネンフェルド)が涙ぐんでいてね。

OKが出たから、どうやら嬉し涙だったみたいだね(笑)

ジョシュ・ブローリンが今作でエージェントKを演じることになったエピソードがあります。

オーディションなどを受けたわけではなく、監督のバリー・ソネンフェルドからの直接のオファーだったそうです。

理由は、映画公開の4〜5年前からジョシュ・ブローリンが仲の良いコーエン兄弟、バリー・ソネンフェルドと飲んでいた時、トミー・リー・ジョーンズのモノマネをしたそうです。

本人は酔っ払っていたため、ただの冗談で行ったようです。

しかし、その後に主演映画「ブッシュ」の好演があり、直後にオファーをされたと本人が明かしています。

映画「メン・イン・ブラック3」若い頃のKと昔のトミーリージョーンズの画像比較

それでは、実際に、若い頃のK(ジョシュ・ブローリン)と若い頃のトミー・リー・ジョーンズが似ているのか、画像を比較していきたいと思います。

ジョシュ・ブローリンは1968年2月12日生まれ、トミー・リー・ジョーンズは1946年9月15日生まれ、と22歳離れています。

トミー・リー・ジョーンズが31歳の画像が下記になります。

トミー・リー・ジョーンズが32歳のとき。1978年の映画「アイズ」での画像が下記になります。

こちらが、エージェントKの若い頃(29歳)を演じた、メン・イン・ブラック3のジョシュ・ブローリン。

確かに、こう比べると眉毛や鼻は似ており、雰囲気も良いですね。

目もジョシュ・ブローリンがKを意識して眉間にシワを寄せているため、細くなっていますが、実際にはもう少し大きいですし。

トミー・リー・ジョーンズの若い頃はKのイメージにない爽やかさを兼ね備えており、そこが相違点でしょう。

しかし、あくまでも、「エージェントK」の若い頃のため、これは非常に"似ている"と結論づけても良いかもしれません。

他にも、2人は頭身の比率がそっくりだそうです。

ハリウッド俳優の中では顔が大きい役者だと、ジョシュ・ブローリンが語っていました。

似てる……似てない……いや、似てる? 似てないな(笑)。

似ている部分を意識しながら観てほしくはないんだけど、周りの人に聞いたところによると、頭身の比率が似ているらしいんだな。

(小さい声で)顔がデカいところが。

それと、トミーはテキサス出身で、僕の母親もテキサス出身で、小さいころにテキサスに住んでいたこともあるから、似たような雰囲気があるのかもしれない。

まとめ

今回は、

●映画「メン・イン・ブラック3」若い頃のKが登場

●映画「メン・イン・ブラック3」若い頃のKを演じた俳優は?

●映画「メン・イン・ブラック3」若い頃のKは特殊メイクとCGを使用?

●映画「メン・イン・ブラック3」若い頃のKと昔のトミーリージョーンズの画像比較

これらについてまとめました。
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