今回は、「コナン」と「らんま1/2」の声優の共通点が多いのはなぜ?共通声優をまとめて紹介!というテーマについてお話します。
「名探偵コナン」と「らんま1/2」といえば、ともに週刊サンデーを代表する傑作漫画として有名です。
そんな、「名探偵コナン」と「らんま1/2」ですが、実は声優が被っているのではないかという話があります。
というわけで今回は、「名探偵コナン」と「らんま1/2」に共通して出演している声優についてまとめてご紹介します。
それでは、「コナン」と「らんま1/2」の声優の共通点が多いのはなぜ?共通声優をまとめて紹介!スタートです!
この記事の目次
「名探偵コナン」と「らんま1/2」には声優が共通していることが多いのはなぜか、その理由について考察
それでは、一体なぜ「名探偵コナン」と「らんま1/2」には声優が被っていることが多いのでしょうか。
今回は、この理由についてなぜ「名探偵コナン」と「らんま1/2」には声優が被っていることが多いのか検証してみました。
最後までお楽しみください。
80年代~90年代のアニメには声優が被っていることが多い
まず、「名探偵コナン」と「らんま1/2」には声優が被っていることが多いことの理由の一つとして考えられるのは、「名探偵コナン」が日本でアニメ放映された1996年と「らんま1/2」が放映された1989年には実は共通点がありました。
この1980年代末期~1990年代半ばはアニメの絶頂期ともいわれており、この頃に制作されたアニメは現在でも新作やリメイクが製作されていたり、声優が被っていることも多くあることでも有名です。
このことから、「名探偵コナン」と「らんま1/2」にも声優が共通することがしばしばみられます。
連載紙が同じ
そんな「名探偵コナン」と「らんま1/2」ですが、「週刊サンデー」で連載されています。
この「週刊サンデー」は昔から、声優のキャスティングが被っているということでも有名です。
「週刊サンデー」に多く連載を投稿している漫画家高橋留美子さんは「らんま1/2」の原作者として知られていますが、氏の作品には主人公・メインキャラ山口勝平さんが起用されることが多くあり、このことから、一部ネットでは「週刊サンデー」のアニメは山口勝平を起用しなければならないといったような都市伝説もまし事やかに語られています。
リメイク版はオリジナルと同じ声優が使用される
2024年10月~12月にかけて放送されていたリメイク版「らんま1/2」では、多くのファンが新作ということで声優が変更されるのではないかという不安がありましたが、基本的には声優は変更されないという報道がされ、多くのファンが安堵しました。
これは、多くのリメイク作品がオリジナルの声優を重宝しないことに対して不満を抱いていたファンは安堵し、喜んで新作を受け入れることに成功しました。
「名探偵コナン」と「らんま1/2」で被っているキャスト一覧
それでは、「名探偵コナン」と「らんま1/2」では、被っているキャストはどのぐらいいるのでしょうか。
今回は、「名探偵コナン」と「らんま1/2」において被っているキャストはどういった人物であるのか、詳しい詳細について様々な事実をご紹介いたしますので、最後までお楽しみください。
らんま(男)と工藤新一:山口勝平
「名探偵コナン」における主人公となるのは工藤新一さんを演じているのは山口勝平さんです。
山口勝平さんは、「らんま1/2」における主人公ともいえる早乙女らんまを演じています。
実は山口勝平さんは、元々福岡県にいましたが、役者を目指すために上京。
上京の際に教えてもらった情報によると、彼が知っている役者の養成所は専門学校東京アナウンス学院と丹波道場の2つしか存在しませんでした。
丹波道場は2006年にお亡くなりになられた名俳優の丹波哲郎さんが率いる厳しい養成所でもあり、山口さんは専門学校東京アナウンス学院を選びました。
やがて、その専門学校で声優の養成所の存在を知り、そこに通うことで声優への道が開けていったといわれています。
そして、1988年に声優としてデビューすると、翌年の1989年には「らんま1/2」で早乙女らんま役ということで初主演を獲得しました。
このように、山口勝平さんにとっては、らんまという役は主人公級のキャラを始めて演じることになったきっかけの作品ともいえます。
そして、1996年には「名探偵コナン」にて主人公ともいえる工藤新一役を演じました。
こうして山口勝平さんは「らんま1/2」と「名探偵コナン」で主人公を演じています。
また、「らんま1/2」と同じ原作者の高橋留美子さん原作の「犬夜叉」でも主人公を演じていることから、高橋留美子さんのお気に入り声優としても高く知られています。
らんま(女)と灰原哀:林原めぐみ
「らんま1/2」で主人公の早乙女らんまの女性Verを演じているのは女性声優の林原めぐみさんです。
林原めぐみさんは、実は「名探偵コナン」でも灰原哀を演じています。
実はこの灰原哀での起用の裏には「新世紀エヴァンゲリオン」で綾波レイを演じていたことがきっかけとなっています。
実は灰原哀のモデルは綾波レイであったという噂があります。
また、灰原哀に林原めぐみさんを起用することは、「名探偵コナン」の原作者であった青山 剛昌さんの依頼であったともいわれています。
方やよくしゃべり動き回る女らんまとかたや冷静沈着な灰原哀、双方をうまく演じ分けるこのアンバランスさこそ林原めぐみさんの本懐といってもいいのかもしれません。
天道なびきと江戸川コナン:高山みなみ
「名探偵コナン」における主人公でもある江戸川コナンを演じている高山みなみさんは、「らんま1/2」ではヒロインあかねの姉であるなびきを演じていました。
高山みなみさんといえば、押しても押されない「名探偵コナン」における主人公なのですが、そんな彼女も若い頃には「らんま1/2」でヒロインの天道あかねの姉であるなびきを演じていたことがありました。
ちなみに高山みなみさんは、2005年から2007年までは「名探偵コナン」の原作者であった青山 剛昌さんとも結婚していたことがありました。
しかし現在二人は離婚されています。
天道あかねと世良真純:日髙のり子
「らんま1/2」のメインヒロインである天童あかねを演じている日高のり子さんは、「名探偵コナン」においては世良真純を演じています。
天童あかね役は当初女らんま役を演じている林原めぐみさんが演じる予定もあったのですが、日高のり子さんが演じることに決まりました。
日髙のり子さんは元々アイドルでしたが、アイドルとしては鳴かず飛ばずで声優に転向したという極めて異色の経歴を持っています。
そんな彼女が「名探偵コナン」において演じている世良真純は名探偵コナンにおいては珍しい一人称僕の女の子キャラとなっており、人気キャラの赤井秀一の妹となっています。
早乙女玄馬と阿笠博士:緒方賢一
「名探偵コナン」におけるコナンたちの保護者的存在ともいえる阿笠博士、そんな阿笠博士を演じている緒方賢一さんは、「らんま1/2」でもらんまの父である早乙女玄馬を演じています。
緒方賢一さんは、1942年生まれのなんと現在82歳となります。
そんな彼は「名探偵コナン」ではコナンたちの保護者的人物を、「らんま1/2」ではらんまの父親ということで、山口勝平さんさんのある意味父親的なキャラを二度も演じています。
女らんまを演じる林原めぐみさんからも、「お父さん」と慕われており、私生活でも仲がいいとの事です。
天道かすみとキャンティ:井上喜久子
「らんま1/2」でメインヒロインともいえるあかねの姉であり、実質早乙女家の母親的存在でもある天道かすみを演じる井上喜久子さんは、なんと「名探偵コナン」では真逆ともいえる黒の組織の女アサシンであるキャンティ役を演じていました。
「らんま1/2」における天道かすみは非常に落ち着いた温厚な性格で、早乙女家においては数少ない常識的な人物として知られています。
このキャラクターを演じたこともあり、井上喜久子さんといえばお姉さん系のキャラあるいは母親的キャラというイメージをするファンも多くいます。
そんな彼女ですが、「名探偵コナン」では黒の組織に所属する短気で粗暴な女アサシンであるキャンティを熱演。
真逆ともいえるキャラですが、これをうまく演じ分けることに成功をしたといわれています。
まとめ
今回は、「コナン」と「らんま1/2」の声優の共通点が多いのはなぜ?共通声優をまとめて紹介!というテーマについてお話ししました。
今回わかったことをまとめると、以下のようになります。
- 「名探偵コナン」と「らんま1/2」では、声優が被っていることが多い
- 「名探偵コナン」と「らんま1/2」が声優が被っている理由は「80~90年代当時は声優ブームということもあり、売れるアニメは声優が被っていることが多い」「連載誌が同じだったので影響を受けやすい」といった理由がある
- 「名探偵コナン」と「らんま1/2」は主人公を演じた山口勝平や林原めぐみや、メインヒロインの日髙のり子や「らんま1/2」で脇役を演じた高山みなみなどが被っている
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。