ドラマ「俺のスカート、どこ行った」、通称「俺スカ」が放送されて話題になっています。
古田新太さん演じる主人公・原田のぶおは、ゲイの女装家の高校教師。
これまでのドラマにない斬新な設定にモデルや元ネタはあるのかと気になる人も多いと思います。
今回は「俺スカ」の主人公・原田のぶおのモデルについて深掘りをしてみました。
[the_ad id="5800"] [the_ad id="5494"]この記事の目次
「俺スカ」原田のぶお モデルと元ネタ
古田新太さん演じる原田のぶおは、52歳の高校の新任国語教師であり、かつてはゲイバーを経営していました。
古田さんは「原田のぶおは割とズケズケと物を言ってしまう性格」と分析をしており、教師にピッタリな人柄のようです。
原田のぶおは結構歯に衣着せぬ言い方をする人なので、生徒と本音で語れるというか、教育の現場だからという忖度がないイメージです。
ぶっきらぼうに見えることもあると思うけど、教師としての本質が見えてくれば、嫌われない人なんだろうと思います。
古田さんは過去にも女装役は数多く演じられていますが、女装・ゲイ・教師・教育・エンタメと幾つものテーマが重なっての演技は初めだと思われます。
モデルや元ネタになる人物には、
・女装をしている
・職業は教師などの指導者
・まっすぐだけ嫌われない性格
などの要素が関連しているのでしょう。
そう考えて調べていくと、主に2人の人物が該当しています。
ブルボンヌがモデル?
経歴・プロフィールまとめ
モデルの一人と推測されるのは、キャラクター監修を行っているブルボンヌさんです。
ブルボンヌさんは日本の女装パフォーマーでもあり、エッセイスト。
本名は斉藤靖之(さいとう やすき)で性別は男性です。
名前 | ブルボンヌ |
---|---|
本名 | 斎藤 靖紀 |
出身 | 岐阜県 |
性別 | 男性 |
身長 | 171cm |
血液型 | A型 |
大学 | 早稲田大学第一文学部(除籍) |
職業 | 職業 エッセイスト、タレント、編集者 |
所属 | Campy |
ブルボンヌさんは大学在学中の1990年にゲイのためのパソコン教室「UC-GALOP」を立ち上げます。
1995年にはドラァグクイーン集団「アッパーキャンプ」結成し、以降、ブルボンヌと名乗り始めます。
女装系での仕事以外にも多岐に渡り活動をされています。
・新宿二丁目ミックスバー「Campy! Bar」のプロデュース業
・女装パフォーマンス集団「Campy! ガールズ」一員として日本各地のゲイイベントなどに出演
・「週刊女性」「この映画がすごい!」の連載
・「BUBKA」に不定期に寄稿
・女性向け情報サイトサイゾーウーマンで映画批評を連載
また、テレビ活動が多いのは、マツコ・デラックスさんの旧知の仲であり、その関係で仕事も増えたと予想されます。
素顔はイケメン?
ブルボンヌさんは普段、すっぴんで活動をされています。
化粧をしないため本来の男性の顔ということになります。
どんな顔なのかと思い調べたところ、短髪で優しい爽やかなイケメン男子でしたね。
髪型からなど雰囲気が体育会系を連想させます。
過去にはバラエティ番組「有吉反省会」に元彼の男性であり所属事務所社長とともに出演を果たしていました。
すでに別れており、出演時には元彼という形で登場していますが、放送にはかなりの反響があったようです。
また、ブルボンヌさんを調べていくと、逮捕という情報が入ってきますが、ブルボンヌさんが逮捕された事実はありません。
匿名の掲示板が逮捕を連想させるような書き込みをしたというのが噂の真相であり、謝った情報のようです。
ドラマを監修
ブルボンヌさんは「俺スカ」の監修を担当しており、以下のコメントで期待を寄せています。
まあそれでも、最高にシンパシーを感じる設定のドラマが登場して感無量ですぅ。
ただね、アタシが高校や大学の生徒さんに授業をしたのは、あくまで派手なゲストを呼んでくださるイベント講義。
毎日一緒の担任の先生が、自身を女性と思うトランスジェンダーではなく、ゲイ男性としてあえての女装をするなんて、という疑問も。
その答えも含め、「オネエ」という曖昧な言葉の奥にある、人間の多様性をどんな風に描いてくれるのか、しかと見届けたい!
役柄の仕草や感情など、些細な部分を監修されていると思います。
ブルボンヌさんは1971年で今年で48歳、古田さん演じる原田も52歳の設定であり、年齢も近いですね。
性格もはっきり物事を述べる点と共通点は多いです。
モデルや元ネタという意味では、監修担当のブルボンヌさんの心理描写や仕草などが参考となっていると推測できますね。
ブルボンヌさんには教師という経歴はありませんが、監修という面で非常に大きい影響があると思います。
野中映教授(国立音大)がモデル?
[the_ad id="5494"]経歴・プロフィールまとめ
もう一人、原田のぶおのモデルに近しい人物がいました。
国立音楽大学准教授、野中映(のなか えい)教授です。
ああヤバいなあ、昨日レコード聴き終えたあと止めずにそのまま研究室を出ちゃったよ。ずっとターンテーブルは回りっぱなしでレコード針はレコード盤の内側の溝をブチリブチリとトレースし続けてるんだろうなあ。11月3日まで大学には行かない予定なんだけど… pic.twitter.com/ibXwKypRwi
— ノナカエイ (@eipokopon) October 30, 2018
野中さんの個性的なファッションが話題になり、過去にはテレビ番組で特集されていましたね、
名前 | 野中映(のなか えい) |
---|---|
出身 | 神奈川県逗子 |
学歴 | 斎藤 靖紀 |
職業 | 准教授 |
所属 | 音楽文化教学科 |
担当 | 音楽学 |
学位 | 芸術学修士 |
年齢は公表されていませんでしたが、主人公・原田と同世代で50歳前後と思われます。
非常に異色の経歴の持ち主であり、現在のお仕事をされる前は様々なことを経験されています。
・エリザベスト音楽大学卒業、武蔵野音楽大学大学院修士課程修了
・横須賀米軍基地内のハンバーガーショップ「HAYAKU INN」勤務
・ビデオレンタルショップの店員武蔵小山商店街「ビデオエイジ」勤務
・バイク速急便「タックル」で専属ライダー
一見すると関連性がなさそうですが、異色の経歴を積んだことで感性を豊かにされていったのでしょう。
また、お仕事お勤めをしながらパンクバンド「domuda」を結成しています。
バンドの詳細は定かではないですが 、ライブ活動も定期的に行い人々を楽しませていたようですね。
ブログを見ても2008年8月の投稿ではフジロックの会場にいたと写真付きで紹介をしており、現在もロックの音楽に興味が尽きないと推測できます。
授業は真剣そのもの!
野中教授はおよそ10年も前から月に一度、女装をして授業を行っているようです。
普段とは異なる服装の教授を前にしても、笑いを浮かべる生徒はおらず、真面目に授業を聞いています。
野中先生が女装をする理由として、「自由な精神を大切にしている」というだそうです。
また、野中教授は学校以外のプライベートでも女装をして楽しんでいるようで、休日には渋谷にも足を運ぶようです。
野中先生の授業は大変人気であり、授業は毎年定員オーバーになるほど。
大学の授業は「つまらない」や「出席しなくていい」という声も上がる中、定員オーバーで生徒が集まるとはかなり人気者なんですね。
先生が良いとやはり生徒達も教室に集まり、授業を受けに行くのでしょう 。
野中教授が直接的に「俺スカ」のモデルになったかは公表されいませんが、女装をして教壇に登る設定は全く一緒です。
野中教授は2017年12月2日にバラエティ番組「マツコ会議」に登場しており、その様子をドラマのディレクターやプロデューサーが見てピンと来たという可能性もゼロではありません。
生徒を指導する姿や真剣に授業を行う様子は、主人公・原田と共通する部分があるのではないでしょうか。
まとめ
今回は「俺スカ」の主人公・原田のぶおのモデルについて調べてみました。
ドラマを監修したブルボンヌさんは意見はドラマにも反映されている思います。
一方で、野中教授は職業と女装という点が主人公・原田と似ており、もしかしたら番組関係者が取材をしているかもしれません。
以上となります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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