有賀リエさんが原作を担う漫画「パーフェクトワールド」がドラマ化され、主人公・鮎川樹の人気が急上昇中です。
フィクションの人物とはいえ、鮎川樹の経歴やプロフィールは気になりますね。
他にも性格や人柄が「かっこ良い!」「イケメン」と話題のため、内面部分も深堀してみました!
[the_ad id="5800"] [the_ad id="5494"]この記事の目次
鮎川樹 経歴とプロフィール
大学時代に交通事故
鮎川は高校時代は大学3年生の時に交通事故にあい、脊髄負傷で下半身不全となります。
物語では車イスを使用しながら生活をしていますね。
また、脊髄腫瘍やヘルニアなど内的原因によっても類似の障害が発生する。略して脊損(せきそん)とも呼ばれる。
脊髄を含む中枢神経系は末梢神経と異なり、一度損傷すると修復・再生されることは無い。
現代の医学でも、これを回復させる決定的治療法は未だ存在しない。
(wikipedia)
一度損傷した中枢神経を完全に回復や再生させる術は現代医学では明らかになっておらず、鮎川の障害は一時的なものではなく、一生に渡って付き合っていくものです。
高校時代はバスケットボール部に所属し、エースとして活躍するスポーツマン。
作中でも車イスバスケットボールに取り組んでいますね。
一級建築士として働く
鮎川は作中では、一級建築士として設計事務所に働いています。
自身の経験をベースにバリアフリーの住宅を提案するなど、仕事に熱意を持って真摯に取り組んでいます。
例えば、作中で鮎川がバリアフリー住宅を設計する際、床の段差をゼロにするのではなく、あえて1、2センチの段差を残す提案をしています。
これは「障害者=バリアフリー」ではなく、その人がで生活内できることをやり続けるという大切さが表現されており、鮎川のバリアフリー住宅への考えが描かれたシーンでした。
設計という現場仕事が重視される職業のため、車イスで移動をする鮎川は決して楽ではないはずです。
それでも、作中では情熱的に仕事に取り組むシーンが随所に見られ、もう一人の主人公・川奈つぐみは、鮎川の仕事ぶりに大きく心を奪われていくのです。
一級建築士の資格取得は難しく、年1回の学科試験、設計製図試験の2つに合格する必要があります。
学科試験に合格しないと設計製図試験に臨むことができず、1年での一発合格は難しく、数年かけて取得する人が殆どです。
平成30年試験は、学科試験で合格率は18.3%(受験者:25,878人、合格者:4,742人)、設計製図試験は合格率は41.4%(受験者:9,251人、合格者:3,827人)です。
学科試験の合格者が4,742人に対し、設計製図試験の受験者が9,251人であるため、いかに合格が難しいかわかります。
鮎川はそんな試験を突破して、一級建築士になっており、非常に努力家でもあるのですね。
鮎川樹 性格がイケメン
[the_ad id="5494"]情熱的な性格
鮎川樹は一級建築士として建築設計事務所に勤めています。
大学3年生の時に交通事故に会い、脊髄を損傷して歩けなくなっています。
普通であればそこで一級建築士の夢を諦める人が多い中、鮎川は諦めずに資格を取得。
建築士は建物の設計を主に行いますが、現場に出向くことが多く、実際の建物を見て研修や実務を重ねることが多いです。
具体的な描写はありませんが、車椅子での現場調査は体力的にもかなりキツイはずであり、鮎川は「夢を諦めなくない!」と、資格勉強に励んでいたようですね。
物語では自身の経験を多くの人に還元するため、バリアフリー住宅の設計を行なっており、自身の障害をマイナスに捉えずに仕事に向かう姿勢にグッとくるファンも多いのではないでしょうか。
さらに、鮎川がカッコイイ、イケメンといわれるシーンがあります。
鮎川は物語の序盤にあることが原因で入院をしますが、病床で翌日が提出期限のコンペのプレゼン資料を作り続けます。
その姿を見たもう一人の主人公でヒロイン・川奈つぐみは、
「また次、頑張ればいいじゃないですか」
と話すも、鮎川は、
「次があるかわからないのに・・・今やらなきゃダメなんだ!!」
と、熱い眼差しを向けるのです。
普段は温厚な性格ですが、この時ばかりは違いましたね、
結果的にコンペは佳作になり、見事に仕事の受注にも繋がりました。
そして、このエピソードがきっかけとなり、鮎川と川奈が距離を縮めていくのです。
相手を気遣う性格
鮎川のもう一つの一面は、相手への気遣いです。
鮎川は高校時代に付き合っていた彼女がいました。
当時はバスケットボール部に所属しており、女子からもかなり人気の存在だったようです。
その彼女とは大学入学後も付き合っていましたが、障害であることを理由に分かれていますね。
「相手に迷惑をかけたくない」という気持ちが強くなったからでしょう。
実際、物語上では障害後は誰とも恋愛をしないと心に決めており、付き合う告白も川奈からでしたね、
しかし、川奈との恋愛でも、鮎川は自ら別れを切り出すのです。
障害者の自分とつきあうことで、川奈の肉体的や精神的な疲労が重なり、体調を崩して駅のホームから落下して足を骨折するエピソードがあります。
鮎川はホームに降りることができないため、「誰か助けてください!!!!」と叫ぶしかできなかったのです。
大きな無力感に襲わる鮎川。
相手を思うがゆえに、自身が何もできなかったことに大きな責任を感じます。
「あいつは身をすり減らして俺に一生懸命になってくれるのに、俺は負担をかけるばっかりで、肝心な時に守ることもできない。
俺たち本当に一緒にいていいのか?それが、わからなくなってきた…」
また、運悪く脊髄に関する別の症状も発症していき、ある日、デート中の観覧車の中で別れを切り出すのでした。
つぐみは、心の中で別れたくないと思っていましたが、受け入れざるを得なかったのです。
鮎川も相手が嫌いで別れを切り出した・・・というのではなく、もう同じようなことを川奈に経験させたくないという気遣う気持ちから別れ話をしたのでしょう。
 
鮎川樹 人柄もかっこ良い
作品中の鮎川は外見はもちろんですが、性格をはじめとした人柄がファンを増やしていますね。
 
パーフェクトワールド1巻読んだけど鮎川くんイケメンだ。外見内面ともに凄くイケメン。これを桃李くんが演じると思うと今からワクワクドキドキがとまりません。決して軽くないテーマで1巻にしてすでに苦しくなったりもするだけどしっかりがっつりラブストーリー。春が待ち遠しい。
— りこ (@Momo1017lico) 2019年1月30日
パーフェクトワールドの映画のBD買うよん🌸
マジで鮎川先輩が強くてカッコよくて優しくてみんなの鮎川先輩なので🥰(けっこんしちゃうけど)— 🍣(カナリ) (@kanari_73) 2019年1月30日
原作の監修を担っており、モチーフになった阿部一雄さんが、鮎川について以下のように語っています。
ひたむきに仕事に打ち込みつつも、心には苦悩や葛藤を秘めています。
誰かの手助けなしには生きていけない現実、いつ起こるか分からない体の不調や症状の悪化、周囲から浴びせられる不躾な視線、そして大切な人が危険にさらされても見ていることしかできない無力感。
それでも困難と向き合い、懸命に生きていく。
鮎川の人柄が優れている理由は、現状から逃げずに、しっかりと向きあっている点かもしれません。
物語が進むに連れ、仕事面や恋愛面と困難な状況にもなりますが、懸命に前に進んでいく姿に多くの人は共感を得ているのではないでしょうか。
 
まとめ
パーフェクトワールドの鮎川樹の経歴・プロィールや性格やについて調べてみました。
フィクションの人物ですが、非常に魅力的な登場人物であり、応援したくなる存在ですね。
鮎川と通して、多く人は障害者との接し方を学び、より垣根のない社会が気づければ良いですね。
以上となります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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