漫画「SLAM DUNK(スラムダンク)」で登場する海南大付属の牧紳一、山王工業の深津一成。

2人とも全国屈指のポイントガードではありますが、実力はどちらが上になるのでしょうか。

今回は、漫画「SLAM DUNK(スラムダンク)」の牧と深津の上手さを比較していきます。

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スラムダンクで牧紳一と深津一成はどっちがうまい?

スラムダンに登場する牧と深津。

ともに3年生で全国クラスのポイントガードであり、どちらが上手いのか気になる人多いと思います。

作中では2人が直接対決をしたシーンがわずかながらに描かれており、まずはその描写から振り返り、どちらが上手いかを考えていきます。

全国大会で直接対決

牧と深津は同級生ではありますが。2人とも1年生の時からそれぞれの高校でスタメンとして出場をしています。

2人が直接対決をしたのは物語の1年前のインターハイで。結果から記載をすると、海南は決勝進出をかけた試合で山王に破れており、ベスト4に終わっています。

湘北のメンバーがその試合のビデオを見ているシーンがありましたが、残り4分13秒で79-89と山王が10点差でリードをしており、試合展開もかなり山王ペースでした。

そのビデオを見ながら、桜木が、

あーあ、10点差。こりゃ、負けだな・・・・じいたちの

と、呟いています。

そして、牧と深津がマッチアップをしていましたが、牧がペネトレイトを仕掛けた時に見事に後ろからスティールをされているのです。

もちろん、この描写だけで深津は牧より上手い、と断言することはできないですが、2人の実力が拮抗していることは明らかでしょう。

実力に変化あるのか

しかし、上記のビデオはあくまでも物語本編の1年前のインターハイであり、2人が3年生となった段階ではさらに実力をつけていることでしょう。

そう考えると、ビデオの内容をそのまま鵜呑みにするわけにはいかず、物語本編の内容から実力を考察、比較していくしかなさそうです。

今回、実力を比較するにあたっては、高校3年生のインターハイ優勝後をベースに考えていきます。

つまり、山王は湘北戦後、海南は決勝後、をベースに検討をしていきます。

スラムダンクで牧紳一と深津一成の実力と強さを徹底比較

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それでは、牧と深津の実力について比較をしていきましょう。

比較のポイントはいくつかありますが、バスケットの特性を考えて下記の5つをピックアップしました。

得点力

アシスト

ゲームメイク

ディフェンス

キャプテンシー

それでは、各項目ごとに記載をしていきます。

得点力

得点力は圧倒的に牧が優れていると思います。

海南の攻撃の8割は牧からスタートする事実からも、牧の突破力、得点力が優れていることがわかります。

2年時では牧は深津からスティールをされていますが、3年時の神奈川県決勝リーグでは湘北の4人(宮城、三井、流川、赤木)を翻弄しており、技術的には全国トップクラスでしょう。

深津もアウトサイドを中心に得点を決めていますが、牧のペネトレイトは非常に威力があります。

牧にはアウトサイドシュートがない描写もありますが、全国2位のポイントガードがアウトサイドシュートを打てない理由もなく、また、海南には神がいることから自身で率先して打たなくても良いという背景もあると思います。

深津のプレイスタイルは自身でガンガン得点を奪っていくものではなく、周囲と強調をしながら連携しているタイプです。

それを考えると、得点力は牧が上手でしょう。

アシスト

アシスト力に関しても牧に分があると思います。

先ほども記載しましたが、牧は自身のペネトレイトで切り込んでいき、自身で得点を奪うor周囲にアシストをする、というプレイを徹底しています。

得点がダメならすぐアシストに切り替えられるからこそ、全国クラスの選手なのであり、周囲を生かすプレーも非常に得意でしょう。

作中ではどうしても突破力が強調されていますが、仙道が流川に話したように1on1だけなら抑えるのはそこまで難しくありません。

一方で、牧は得点を奪いながらも、アシストで周囲を連携をしてチームで点を奪うこともできるからこそ、仙道もかなり苦戦したのでしょう。

深津もポイントガードとして視野が広く、アシストをしている描写がありますが、それはあくまでもポイントガードというポジションの特性からその描写が多いと推測できます。

深津が繰り出すパスは、牧のように自ら機会を作り出しているのではなく、チームシステムの中でパスを出しているため(それでもかなり能力は高いのですが)、牧と比較したときは劣勢になるというのが私見です。

ゲームメイク

3つ目のゲームメイクはポイントガートとして必須お要素ですね。

これは深津に分があると思います。

深津はとにかく冷静であり、相手に動じないメンタルを持っています。湘北戦で宮城と桜木から奇襲を受けた際も、動揺することなくジャンプシュートを決めています。

また、湘北との終盤では、堂本監督は桜木の交代をさせないためタイムアウトを取りやめ、深津のゲームメイクに託したという描写がありました。

高校生ならそこまで監督に信頼されている選手はまれであり、実際に冷静な判断で沢北と河田と上手く使いました。

牧もゲームメイクという点では自らがゲームチェンジャーとして存在しているため非常に優れていると思います。

しかしながら、牧がスロースターターであるため、それがチーム全体に影響を及ぼすことあると分析されており、爆発力がある分、安定性に欠ける決定もあります。

安定性にかけるのはゲームメイクという観点では致命的であり、バランス感覚を持つ深津が上手でしょう。

ディフェンス

ディフェンス力に関しては、牧も深津もそこまで大きな描写がありません。

なぜなら、2人とも宮城を相手にマッチアップをしているシーンが多いのですが、宮城の描写は試合中に結構少ないです。

宮城も圧倒的なスピードでガンガン攻めていきますが、自身が得点を奪うタイプではないので、なかなか1on1の描写がありません。

また、宮城は相当クイックネスに優れており、ここぞという場面では必ずドライブやカットインを成功させているため、牧と深津の比較材料がないのも事実です。

直接対決では2年時には「深津 〉 牧」ですが、3年時に直接対決はしていないため、ディフェンス面では互角としておきます。

キャプテンシー

最後の項目はキャプテンシーです。

なぜなら、2人も両チームで主将を勤めており、チームを牽引していく姿勢も比較材料でしょう。

2人のタイプは真逆だと思っており、

・牧 : チームを言動で牽引していくリーダー。若手の見本となる存在。

・深津 : 自らが表にたつというより、周囲と強調しながら進めるリーダー。バランスに優れている。

牧はコート内外でチームを牽引しており、作中ではかなりカリスマ性もある存在です。

清田からも尊敬されていおり、かなり人望に優れているのでしょう。コートの外では桜木への接し方を見てもかなり優しいタイプのようです。

一方で、深津は「べし」「ぴょん」など言葉を変えたりと、ちょっと個性的な面があります。

しかし、深津も主将として沢北に試合中に厳しい指摘をするなど、かなり周囲を細かく見ている印象があります。

河田という絶対的な存在いるにも関わらず、キャプテンとなっている背景からも非常にバンラスに優れ、誰にでも適切なアドバイスができるのでしょう。

キャプテンシーはチームによって求められる人材が異なるため、この項目は比較できない、と判断しました。

結論

得点力 : 牧

アシスト : 牧

ゲームメイク : 深津

ディフェンス : 互角

キャプテンシー : 比較できない

以上から、牧と深津の比較では、牧に分があると考えています。

完全な主観での判断になりますが、深津が牧より優れいるような描写は少なく、全国2位の主将が劣勢になる理由もありません。

牧は海南でキャプテンとしてチームを束ねながら、得点とアシストを高次元でこなすスーパープレイヤーです。

深津も十分にすごい選手ですが、牧の実力がそれ以上であると考えるのが妥当だと思います。

牧は陵南のエース・仙道とも比較されることが多いですね。牧と仙道であればどちらが優れているのでしょうか。

まとめ

今回は、

●スラムダンクで牧紳一と深津一成はどっちがうまい?

●スラムダンクで牧紳一と深津一成の実力と強さを徹底比較

これらについてまとめました。

以上となります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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