大ヒット漫画の幽遊白書では、仙水編で「黒の章」という闇のテープが登場します。

仙水の人生を大きく変えてしまったデープのようですが、どんな内容が映し出されていたのでしょうか。

「黒の章」は現実の元ネタはあるのかどうかも気になりますね。

今回は、幽遊白書に登場する「黒の章」について深掘りをしていきます。
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幽遊白書の「黒の章」とは?

幽遊白書に登場する「黒の章」について解説していきます。

「黒の章」とは、仙水編で初めて単語として登場しました。

これは作中では蔵馬が下記セリフで解説していました。

霊界の巨大資料館に収められている極秘テープです。

人間の影の部分を示した犯罪録ですよ

(飛影が欲しがっていました)

蔵馬のセリフの通りになりますが、「黒の章」は人間の影の部分を示した記録であり、それを霊界が保管しています。

現在であれば、Blu-rayやDVDになるのかもしれませんが、幽遊白書が連載をスタートさせたのは1990年のため、ビデオテープで保管されているというわけです。

ここで疑問に感じる点は下記3つでしょう。

「黒の章」はどんな内容なのか

飛影はなぜ「黒の章」を欲しがっていたのか

「黒の章」に現実の元ネタはあるのか

それでは、上記に項目について順に解説していきたいと思います。

幽遊白書の「黒の章」の内容は?

[the_ad id="5494"] 幽遊白書に出てくる「黒の章」というビデオテープの内容について記載していきます。

「黒の章」は人間が犯してきた罪の中でも非常に残酷なものが記録されたテープのことです。

作中でも蔵馬が解説をしていました。

黒の章には 今まで人間がおこなってきた罪の中でも

最も残酷で非道なものが何万時間という量で記録されています。

蔵馬はかなり綺麗な言い方をしていますが、仙水の仲間であった御手洗は、

「お前らだってあのビデオを見れば価値観変わるぜ!!人間は生きるに値しないってな」

と言い放っており、かなり残虐な内容が描かれています。

黒の章の内容を細部まで記載することはできませんが、人間が妖怪に犯した残虐な犯罪が記録されていることは間違いありません。

黒の章は物語では仙水は霊界から持ち出しており、その後に10年間も行方をくらましていました。

仙水が人間を嫌い、魔界と人間界を繋ぐトンネルを開こうした理由は、黒の章を見て人間が嫌いになったからです。

時系列で表すと、

仙水は真面目な霊界探偵。当時は妖怪=悪という考えだった

しかし、ある任務の途中で左京の屋敷で人間の残虐な姿を目撃(→このような内容が「黒の章」に保管されていた)

目撃した以降、仙水は人間不信に陥る

仙水は「黒の章」を霊界かた持ち出し、行方不明となる。以降、10年間音沙汰なし

しかし、戸愚呂(兄)と出会い、自身の余命も迫っていたことから、魔界トンネルを開けることを決意。

幽助と激突

という流れです。

「黒の章」は、霊界探偵として正義感溢れる青年だった仙水の人格を180度を変えてしまうほど、恐ろしい内容が記録されています。

飛影はなぜ「黒の章」を欲しがっていたのか

作中で蔵馬が語っていましたが、「黒の章」は飛影も欲しがっているようです。

比叡は登場時こそ残酷な一面を見せますが、幽助たちと共に時間を過ごすにつれかなり心が丸くなっていきましたので、「黒の章」を欲しがる理由はわかりません。

ただ、物語中の飛影の性格から考えれば、

単純に見てみたい

「黒の章」を手に入れて霊界図書館に高値で売る

雪菜を虐めてい垂金を探すため

くらいでしょう。

個人的には、蔵馬が「(飛影が欲しがっていました)」と過去形となっているため、垂金を探す前の段階で手がかりが欲しくて見たかった可能性はあります。

垂金は雪菜を隔離していた黒幕です。

飛影は邪眼を使えるため、雪菜が人間界に入ったことは認識していたはずであり、人間界の中で残虐な人間が映っている「黒の章」を手掛かりにしたかった可能性はあります。

幽遊白書の「黒の章」に現実の元ネタはあるのか考察

最後に「黒の章」に現実の元ネタがあるのでしょうか。

そもそも、幽遊白書に登場する人間界、魔界、霊界という概念は完全にフィクションです。

仮に「黒の章」が現実のモデルとなるならば、人間が人間に対して残虐な行為をしている後継の記録、ということになります。

調べてみたところ、「黒の章」のモデルや元ネタになるような書物やテープはありませんでした。

しかし、実際に「黒の章」のような内容は歴史を紐解いていくと、起っていると言っても過言ではありません。

なぜなら世界では過去に戦争が起きており、その中で人間同士の醜い争いが起きています。

もしかしたら、当時の様子が記録されていてば、「黒の章」同じことは少なからず起きている可能性は高いです。

まとめ

今回は、

●幽遊白書の「黒の章」とは?

→作中の出てくるアイテムの一つ。物語のキーとなる内容であり、仙水の人格を変えてしまった

●幽遊白書の「黒の章」の内容は?

→人間の残虐な一面が記録されたテープ。仙水が霊界から持ち出した

●飛影はなぜ「黒の章」を欲しがっていたのか

→過去の「欲しかっていた」と定義をすれば、雪菜を拐った垂金の手がかりを探していた

●幽遊白書の「黒の章」に現実の元ネタはあるのか考察

→元ネタと言えるほどものはない。しかし、可能性はある。

これらについてまとめました。

以上となります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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