ドラマ「スパイラル〜町工場の奇跡〜」の放送が始まりますね。

 
主演の玉木宏さんが演じる芝野健夫には、モデルの人物がいるといわれています。

 
今回は芝野健夫のモデル人物や元ネタについて深堀してみました。

 
 

芝野健夫 モデル人物は誰?

モデルは越純一郎氏

芝野縦夫のモデルは、株式会社せおん代表取締役・越純一郎さんです。

 
すでにご本人がインタビューで答えています。

 

2003年に産業再生機構ができ、企業の再建活動が世間で注目されるようになったので、『週刊ダイヤモンド』に私に関する特集記事が出たんです。

それを見た『ハゲタカ』の作者の山田さん(ペンネームは真山仁)が取材に来られたんです。

彼には、私の友人達を紹介してインタビューしてもらい、それらを含めて、あの小説はできたわけです。

 
芝野健夫は「スパイラル〜町工場の奇跡〜」の原作小説、ハゲタカシリーズに初回から登場しており、インタビューの「あの小説」はハゲタカをさしています。

 
越氏は自ら公表したのではなく、自身が掲載された「週刊ダイヤモンド」の記事が原作に引用されており、読者を中心にジワジワと噂になり、特定されてしまったようです。

 
越氏は数々の企業再生に携わり、他にも大手不動産会社、外銀、投資ファンドなどの顧問を歴任しています。

 
現在は、株式会社せおん代表取締役を務め、各社の顧問を務めながら、経営者・実務家の育成に注力されています。

 

越純一郎氏 経歴とプロフィール

越氏の経歴・プロフィールを調べてみました。

経歴
●1978年東京大学法学部卒業後、日本興業銀行入行

●12年にわたるニューヨーク勤務を含め、22年間に日米でM&A、証券化などに従事

●ニューヨーク州不動産鑑定士第一次試験合格

●2000年、興銀を退職しシグマ/千秋薬品グループの再建に着手、約3年で再建

●人材育成には格別の熱意を有し、PTAや教員を対象とする「セルフ・エスティーム子育てセミナー」の人気講師

●若手実務家や大学生を対象とする「キャリアデザイン・セミナー」「企業内研修」は大好評

 
越氏の経歴を見ると、エリート中のエリートです。

 
東大卒で日本興銀(現:みずほ銀行)への就職は当時では花形コースです。

 
行員時代にはニューヨーク勤務となり、M&A、証券化をメインに12年間も働かれていました。

 
熾烈を極める銀行内での競争もあったと思いますが、凄まじい経歴ですね。

 
日本興銀を退職後は、「現場型経営者」と呼ばれるようになり、シグマ/千秋薬品グループを再生させています。

 
この時の企業再生の手腕が多くのメディアに掲載され、ハゲタカ原作者の真山仁さんがモデルにした経緯があります。

 

公職・役職
・東京医科歯科大学大学院(医療機関経営コース) 非常勤講師

・東洋大学経営学部大学院 客員教授・非常勤講師(現任)

・法務省・日弁連 外国弁護士制度研究会 委員

・文部科学省スーパー・グローバル・ハイスクール運営指導委員(現任)
(kouen.nobetech-mag.jp)

 
公職や役職も非常に凄まじいものであり、普通の人ではまず就任できない肩書きばかりです。

 
他にも、不動産や金融系企業の顧問も歴任されています。

 

企業再生家という仕事

越氏は多くの職業や会社に携われていますが、芝野のモデルになったのは「企業再生家」の一面です。

 

企業再生家とは?
倒産寸前の企業再生を行う。プライベート・エクイティ(PE)、投資ファンドから派遣されて再生を請け負う場合も多い。

経営者と同じ目線に立ちながらも、収益悪化の要因を探り、事業を絞りこんでいく。

必要に応じてコストカットも大幅に行い、企業の業績を回復させる。

 
芝野も物語では数々の企業を再生させています。

 
ハゲタカシリーズでは容赦ないリストラ等を行い、「首切り屋」と揶揄されるシーンもありました。

 
外部から招聘されて役職につくケースがほとんどであり、最初は企業内でもかなり不審がられていましたね。

 
外から見れば格好良い職業かもしれませんが、リストラをしたり、取引先を打ち切ったりと苦渋の決断を様られることが多く、芝野もかなり気が滅入っているシーンもありました。

 

芝野健夫 経歴とプロフィール

元銀行員の企業再生家

主人公で越氏をモデルにした人物、芝野健夫の経歴と調査してみました。

 

芝野健夫の経歴
・三葉銀行(船場支店→ニューヨーク支店→(中略)→営業企画部→資産流動対策室長)

・えびす屋(専務→社長)

・鈴紡CRO

・曙電機CRO

・マジテックCRO

・アカマ自動車CRO

 
芝野は三葉銀行内でも有数のエリート社員でしたが、物語の途中で銀行に失望をして退職。

 
以降は企業再生家として数々の企業に携わっています。

 
経歴の「CRO」とは、Chief Risk Officer(チーフ・リスク・オフィサー)の略であり、日本語では「最高リスク管理責任者」といわれています。

 
芝野は銀行を退職後、北関東(栃木・群馬)を拠点にする小売企業、えびす家の専務につき、企業再生を行います。

 
実はこのエピソードの一部も、越氏の経歴に似せている部分があるようです。

 

ドラマ版で柴田恭兵が演じた芝野健夫が、銀行を辞め、地方の会社の再建に赴くというエピソードは、

私の秋田県での活動をもとにして書いたのだと思われますが、大部分は私ではない方がモデルになっています。

 
おそらくは越氏の業務面でモデルになったのは、えびす屋後の「鈴紡CRO」以後のことなのでしょう。

 
しかし、銀行→ニューヨーク→地方企業の再生→大手企業の再生、ここまで経歴を似せているのは、それだけ越氏の経歴が大きく影響されたからなのでしょう。

 

「ハゲタカ」から活躍

芝野はハゲタカシリーズの初回から活躍を果たしている重要な人物です。

 
ハゲタカ本編の主人公、鷲津政彦に次ぐ人気です。

 
落ち着いてに仕事に向き合いながらも、情熱的な意思と厚い人望で多くの企業を救っていきます。

 
モデルになった越氏も、もちろん、エネルギーに満ち溢れたタイプのようですね。

 
鷲津はどちらかというと、冷淡、冷酷、資本主義の申し子・・・のようなタイプであり、熱い上司を求めるサラリーマンやエネルギッシュな方は芝野を好むのかもしれません。

 
コアなファンもいるようで、Twitterでは名言をbotとして発信している人もいました。

 
そこでの芝野の言葉を見ても、情熱的な雰囲気が出ていますね、

芝野健夫 歴代俳優まとめ

ハゲタシリーズは、すでにドラマ、映画で数多く放送されており、その都度、芝野を演じる役者も変わっていきます。

 

タイトルハゲタカ
(NHK)
ハゲタカ
(映画)
ハゲタカ
(テレビ朝日)
スパイラル
(テレビ東京)
役者柴田恭兵柴田恭兵渡部篤郎玉木宏
出演時年齢56585039
放送・放映テレビドラマ映画テレビドラマテレビドラマ
時期2007年2月〜3月2009年6月公開2018年7月〜9月2019年4月〜6月

 
ハゲタカでは芝野は40代〜50代の設定といえ、柴田恭平さん、渡部篤郎さんが演じています。

 
モデルが越氏のため、印象的にはぴったりですね。

 
一方で、今回のスパイラルでは、年齢が一回り違い、玉木宏さんが演じることになっています。

 
役柄は同じですが、かなりフレッシュな雰囲気になりそうですね。

 
玉木さんが演じる芝野も非常に楽しみです。

 
 

以上となります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
 
 

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