『蜘蛛ですが、なにか?』主人公・蜘蛛子のアラクネをネタバレで解説します。アラクネが進化の最終形態なのか?アラクネへの進化の順番や条件、スキルをまとめました。
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この記事の目次

【蜘蛛ですがなにか】アラクネは最終形態?

『蜘蛛ですが、なにか?』の主人公・蜘蛛子は、スモールレッサータラテクトという蜘蛛の魔物から進化を重ね、最終形態でアラクネとなります。

アラクネは通常の進化から外れた特殊な存在であり、下半身は蜘蛛、上半身は人間の姿です。アラクネは蜘蛛型の魔物の最終進化であり、その先はありません。

アラクネは上半身は人型のため、言葉を使って人間とコミュケーションをとることが可能です。蜘蛛子は蜘蛛の魔物のままでは人間と会話ができないことを危惧し、アラクネへの進化を決意しています。

アラクネは神話に登場

アラクネは元来、古代ギリシャ神話で言い伝えられている蜘蛛の魔物です。アラクネはギリシャ語で「蜘蛛」や「蜘蛛の巣」と意味する言葉です。

『蜘蛛ですが、なにか?』のアラクネが上半身・人型、下半身・蜘蛛である容姿や、「アラクネ」という名称はギリシャ神話をそのままモチーフにしているのでしょう。

アラクネという蜘蛛の魔物はアニメや漫画でモチーフにされることが少なくありません。2004年から2013年に月刊少年ガンガンで連載されていた『ソウルイーター』でもアラクネという蜘蛛の魔女が登場していました。

【蜘蛛ですがなにか】アラクネの進化の条件

アラクネに進化するためには、全部で3つの条件を満たさなければなりません。レベルアップだけはアラクネに進化することができず、通常の進化ツリーにはない特殊な存在といえます。

●小型もしくは中型の蜘蛛型の魔物
●支配者スキル「傲慢」の所持
●レベル50以上である

それぞれについて解説します。

小型もしくは中型の蜘蛛型の魔物

アラクネが半人半蜘蛛のため、そもそも蜘蛛型の魔物でないとアラクネに進化できません。また、スリムな人型に進化するため、小型か中型でないといけません。

主人公はアラクネに進化する前はザナ・ホロワという小型の蜘蛛の希少種でした。物語序盤はエルロー大迷宮の洞窟内で話が展開しているため、主人公は移動が難なくできる小型の種族を選んでいます。

主人公がゲームに精通している点が生かされた進化ともいえるでしょう。

支配者スキル「傲慢」の所持

支配者スキルとは、他の一般的なスキルとは違い、特殊性があり強力なスキルをさします。支配者スキルは全部で15個あり、内訳は下記です。

・七大罪シリーズ7個
・七美徳シリーズ7個
・「叡智」

支配者スキルの「傲慢」とは、戦いで格闘経験値、熟練度、能力の成長を一気に上昇できるスキルです。その反面、持ち主は好戦的となり、能力以上の戦いを好んでしまうため、自滅する恐れがあるスキルです。

「傲慢」は大変希少なスキルで、異世界では1人しか所持することができません。つまり、「傲慢」が要件となるアラクネは、異世界では1体しか存在しない(2体以上同時に存在することありえない)ということです。

レベル50以上である

主人公は下記2つの戦いで経験値をため、レベル50までアップしました。

・マザーとの戦い
・魔王と人間の争い

マザーとはエルロー大迷宮内の全タラテクト種の親です。ピラミット構造の頂点にたち、エルロー大迷宮内の蜘蛛らを支配していました。

主人公は並列意思を駆使してマザーを撃破し、ここで大きく経験値をつみあげます。

その後、魔王と人間の戦い(通称「人魔対戦」)は、勇者ユリウスを倒すだけでなく、両軍団長であるアーグナーとブロウも撃破したことで、格段にレベルがあがりました。

人間1人はグレータータラテクト1匹以上の経験値がつめるだけでなく、比較的に魔物が強い傾向にあるため、容易にレベルアップできるチャンスでした。

「人魔対戦」後に主人公はレベル50にアップし、アラクネへと進化しました。

アラクネの進化は何巻?

主人公はいくつもの進化を経て、最終形態のアラクネへ進化しました。

アラクネへの進化は、原作(書籍版)では5巻で描かれています。

【蜘蛛ですがなにか】アクラネの進化の順番

[the_ad id="5494"] 続いて、『蜘蛛ですが、なにか?』の主人公が、アラクネへの至るまでの進化の順番を解説します。下記の順番で進化しています。

スモールレッサータラテクト

スモールタラテクト

スモールポイズンタラテクト

ゾア・エレ

エデ・サイネ

ザナ・ホロワ

アクラネ

「タラテクト」の進化

転生直後の主人公は、蜘蛛の魔物種族では最弱のスモールレッサータラテクトでした。「タラテクト」は蜘蛛の魔物の総称で、スキル「蜘蛛糸」、「毒牙」を持ち合わせています。

主人公はスモールレッサータラテクト後も、スモールタラテクト、スモールポイズンタラテクトと"スモール"を軸として進化しています。なお、通常は、スモールレッサータラテクト→レッサータラテクト→タラテクトのように巨大化を軸に進化します。

あえて"スモール"系統の進化に拘ったのは、エルロー大迷宮の洞窟内での戦いが多いため、巨大化を避け、動きやすい小型のままで強くなろうとしたからです。

希少な魔物へ進化

主人公は、スモールポイズンタラテクトからゾア・エレへ進化しています。ゾア・エレは前足の先端が鎌になり、強力な腐食攻撃ができます。Cランクとまずまずの強さです。

その後は、ゾア・エレでレベル20になりエデ・サイネへ、この派生で最強クラスのザナ・ホロワへと進化しています。ザナ・ホロワはクイーンタラテクトと同等の強さを持つだけでく、過去に発見されていない希少な蜘蛛の魔物です。

アクラネへ進化

 

ザナ・ホロワへと進化した主人公は、人間とコミュケーションをとるために、上半身が人型・下半身は蜘蛛のアラクネへの進化を決意しています。

アラクネになるには「小型か中型の蜘蛛型の魔物」、「支配者スキル「傲慢」の所持」、「レベル50以上」という厳しい条件があります。

しかし、「人魔対戦」で一気にレベルアップした主人公は、ザナ・ホロワへアラクネと進化を遂げました。

アラクネは最終形態にあたるため、魔物のままこれ以上進化することはできません。

アラクネの次は神

 

最終形態のアラクネに進化を遂げた主人公ですが、その後も進化をしています。原作(書籍版)の7巻で、アラクネから神になりました。

この場合は進化ではなく神化という表現が正しいです。通常、最終形態のアラクネから進化することはありませんが、主人公はスキル「神性領域拡張」がレベル10になり、神化がスタートしました。

「神性領域拡張」はかなり特殊なスキルで自然にレベルアップすることはなく、魔王アリエルでさえレベル3です。主人公は特殊な経緯で魔物になり、セオリーを度外視した行動をとってきたことで、レベル10に達しました。

そして、主人公が体内に「MAエネルギー」(星の生命力など万物の魂に言い換えられる根源きなエネルギー)を大量に取り込んだことで、一気に神化がはじまりました。

しかし、神は「システム」の対応外の存在であるため、スキルが一切使用できなくなり、強さという観点では弱体化しています。エネルギーは相当高いですが、それを対外的な攻撃に使用できません。

【蜘蛛ですがなにか】アラクネに進化するのはいつ?

原作(書籍版)では、アラクネの初登場は5巻です。

ただ、アラクネの期間はそこまで長くなく、上記に記載した通り、7巻で神に進化を遂げています。

2021年に放送のアニメでは、第1期の10話でエデ・サイネからゾア・エレに進化を遂げています。

物語が進めば、アラクネに進化すると思われますが、魔物の最終形態であるため、クライマックスになるでしょう。

【蜘蛛ですがなにか】アラクネのスキル

『蜘蛛ですが、なにか?』のアラクネのスキルについて解説します。

ステータス

アラクネのレベル1でのステータスは下記です。

HP : 38111
MP : 44024
平均攻撃力 : 35799
平均防御力 : 35682
平均魔法能力 : 42170
平気抵抗能力 : 42068
平均速度能力 : 41063

クイーンタラテクトを取り込んだことで、ステータスも飛躍的に上昇しています。

スキル

アラクネのスキルは下記です。数が非常に多いため、レベル別に表記しました。

レベル10のスキル
魔力付与LV10/SP高速回復LV10/SP消費大緩和LV10/状態異常大強化LV10/闘神法LV10/気力付与LV10/猛毒攻撃LV10/強麻痺攻撃毒合成LV10/薬合成LV10/糸の天才LV10/操糸LV10/投てきLV10/射出LV10/空間起動LV10/眷属支配LV10/産卵LV10/集中LV10/並列意思LV10/高速演算LV10/命中LV10/回避/確率大補正LV10/隠密LV10/無音LV10/外道魔法LV10/風魔法LV10/土魔法LV10/大地魔法LV10/影魔法LV10/闇魔法LV10/暗黒魔法LV10/毒魔法LV10/治療魔法LV10/奇跡魔法LV10/空間魔法LV10/深淵魔法LV10/暗視LV10/五感大強化LV10/天命LV10/天動LV10/富天LV10/剛毅LV10/城塞LV10/韋駄天LV10/禁忌LV10
レベル9のスキル
外道攻撃LV9/念力LV9/次元魔法LV9/大地耐性LV9/暗黒耐性LV9/火炎耐性LV9/呪怨の邪眼LV9/神性領域拡張LV9
レベル8のスキル
HP超速回復LV8/魔神法LV8/打撃大強化LV8/神龍力LV8/無臭LV8/暴風魔法LV8/光魔法LV8/暴風耐性LV8/重大耐性LV8/酸耐性LV8/静止の邪眼LV8/知覚領域拡張LV8
レベル7のスキル
破壊大強化LV7/貫通大強化LV7/衝撃大強化LV7/技能付与LV7/腐食攻撃LV7/鉄壁LV7/引斤の邪眼LV7
レベル6のスキル
斬撃大強化LV6/龍結界LV6/思考超加速LV6/未来視LV6//破壊大耐性LV6/斬撃大耐性LV6/貫通大耐性LV6/衝撃大耐性LV6/聖光耐性LV6/腐食大耐性LV6/死滅の邪眼LV6
レベル5以下のスキル
大気力撃LV5/奪取LV4/恐怖耐性LV4/万里眼LV4/歪曲の邪眼LV4/魔法付与LV3/大魔法撃LV3/盾の才能LV3/聖光魔法LV3/水流耐性LV3/雷光耐性LV3/封印の邪眼LV3/激怒LV3/隠蔽LV2期/勇者LV2/乱魔の邪眼LV2/地裂魔法LV1/大魔王LV1/気絶大耐性LV1
その他
魔道の極み/神識糸/帝王/献上/奈落/退廃/不死/救恤/忍耐/傲慢/怠惰/叡智/打撃無効/状態異常無効/外道無効/苦痛無効/痛覚無効/星魔

称号

アラクネの称号は下記です。

「悪食」、「血縁喰ライ」、「暗殺者」、「魔物殺し」、「毒術師」、「糸使い」、「無慈悲」、「魔物の殺戮者」、「傲慢の支配者」、「忍耐の支配者」、「叡智の支配者」、「竜殺し」、「恐怖を齎す者」、「龍殺し」、「怠惰の支配者」、「魔物の天災」、「覇者」、「人族殺し」、「人族の殺戮者」、「救う者」、「薬術師」、「聖者」、「救世主」、「救恤の支配者」、「守護者」、「人族の天災」

【蜘蛛ですがなにか】アラクネの特徴

最後に、アラクネの特徴をまとめました。アラクネの特徴は全部で4つです。

・人型のため人間と会話ができる
・人(上半身)と蜘蛛(下半身)で意識がある
・目が合計10個(蜘蛛8、人間2)あるため視野が広い
・指先からの蜘蛛糸が出せる

大きな特徴は、他の魔物にはない人型であることです。人型になったことで、主人公は人間と会話ができるようになりました。

また、人と蜘蛛が半分半分のためか、上半身と下半身で意識がわかれているという特殊な存在です。

目の数は人間の2個が加わり合計10個になり、人間の首で振り返ることもできるため、かなり視野が広がっています。

主人公はアラクネに進化したことで、魔王のアリエルに次ぐ強さを手に入れています。

まとめ

今回は、

●【蜘蛛ですがなにか】アラクネは最終形態?

●【蜘蛛ですがなにか】アクラネの進化の条件

●【蜘蛛ですがなにか】アクラネの進化の順番

●【蜘蛛ですがなにか】アラクネに進化するのはいつ?

●【蜘蛛ですがなにか】アラクネのスキル

●【蜘蛛ですがなにか】アラクネの特徴

これらについてまとめました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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