『蜘蛛ですが、なにか?』主人公・蜘蛛子の正体をまとめました。若葉姫色との関係も含めて、ネタバレで解説します。
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【蜘蛛ですがなにか】主人公・蜘蛛子の正体

『蜘蛛ですが、なにか?』主人公・蜘蛛子の正体を、ネタバレ含めて解説します。

『蜘蛛ですが、なにか?』は、女子高生が転生したら蜘蛛だったというストーリーですが、物語が進むについて前世での記憶が曖昧で、構成上も不自然な点が見受けられます。

まずは、主人公・蜘蛛子の正体を把握していきましょう。

主人公はただの蜘蛛

結論から説明すると、『蜘蛛ですが、なにか?』の主人公はただの蜘蛛です。

物語を根幹から覆す説明になりますが、『蜘蛛ですが、なにか?』は女子高生が転生して蜘蛛になった物語ではありません。

主人公として描かれている蜘蛛の前世は人間ではなく、「爆発が起きた際に教室の隅で巣を張っていた蜘蛛」です。

「えっ???じゃあなぜ、転生した蜘蛛は若葉姫色という女子高校生の記憶を持ってるの?」

物語を途中まで読んでいる人は真っ先にこの疑問が浮かぶでしょう。

主人公の蜘蛛は前世での自分の名前を「若葉姫色」と記憶しているため、普通に物語を読んでいれば「若葉姫色という人間が、爆発をきっかけで蜘蛛に転生した」物語と考えるのが普通です。

しかし、主人公の蜘蛛子は、ただの蜘蛛が転生しただけです。

では一体、主人公・蜘蛛子と若葉姫色はどのような関係なのでしょうか。

次の項目で順を追って解説します。

【蜘蛛ですがなにか】主人公と若葉姫色の関係をネタバレ

[the_ad id="5494"] 『蜘蛛ですが、なにか?』の主人公・蜘蛛子と若葉姫色の関係についてネタバレで解説します。

より理解を深められるよう、ストーリー順に記載していきます。

女子高生の若葉姫色

『蜘蛛ですが、なにか?』の物語は、地球で暮らす女子高生の若葉姫色(わかばひいろ)の視点からスタートします。

若葉姫色が教室で授業で受けていたところ、ある異世界で起きた勇者と魔王の戦いの影響で、教室内で爆発が起きます。

爆発によりクラスにいた生徒と先生は死亡し、全員がそのまま異世界へ転生しました。若葉姫色も例外ではなく、彼女は蜘蛛の魔物「スモールレッサータラテクト」に転生してしまいます。

若葉姫色が蜘蛛に転生して第二の人生をスタートさせるところから、物語が本格的に進んでいきます。

前世の名前が表記されない

転生した蜘蛛は当然、自分の前世を「若葉姫色」だと認識しています。物語序盤はその設定に違和感がありませんが、徐々におかしな点が見受けられます。

例えば、「寛永スキル」で蜘蛛子を調べたとき、個体名は「なし」と表記されます。

また、転生した者が「鑑定」を使うと前世の自分の名前が明らかになりますが、主人公・蜘蛛子の場合は「若葉姫色」が表記されていませんでした。

このあたりから、前世の存在が伏線となっていることがわかります。

若葉姫色の謎をネタバレ

主人公・蜘蛛子の正体を知るためには、若葉姫色の謎を知る必要があります。

物語は、若葉姫色が転生して主人公・蜘蛛子になった=主人公・蜘蛛子の前世は若葉姫色である、という認識で進んでいきます。

しかし、物語をさらに読み進めると、そもそもこの設定自体が誤りであり、ずっとミスリードであったことがわかります。若葉姫色は主人公・蜘蛛子の前世ではなく、高校生たちを異世界に転生させた張本人でした。

そして、若葉姫色の正体は、主人公・蜘蛛子に干渉していた管理者Dだったのです。

もともと管理者Dが神としての仕事を放棄し、若葉姫色という女子高生になりすまして生活していたため、彼女に対して暗殺計画が企てられていました。

暗殺計画の実行者が先代の勇者と魔王であり、その2人が管理者D(若葉姫色)を抹殺するために、高校の教室へ魔法を放ちました。

(つまり、教室が爆発した理由は、先代の勇者と魔王が直撃したからです)

蜘蛛が転生した理由

先代の勇者と魔王の魔法により教室にいる全員が死亡したと描かれていますが、これもミスリードです。

管理者D(若葉姫色)だけは無傷で生き残っており、自らの怠慢で周囲を巻き込んでしまった道義的責任から、生徒24人と先生を異世界へ転生させました。

この時に、管理者D(若葉姫色)は「教室の隅で巣を張っていた蜘蛛」に若葉姫色の人格を植え付け、生徒先生たちと一緒に転生させたのです。

その理由は、爆発による死亡者数と転生者数を同じしないと、自分の居場所が先代の勇者と魔王や、自身の部下にバレてしまうと考えたから。

管理者D(若葉姫色)が死亡したと見せかけるため、あえて「教室の隅で巣を張っていた蜘蛛」を転生させました。

主人公はただの蜘蛛

つまり、主人公・蜘蛛子の前世は若葉姫色ではなく、「爆発が起きた際に教室の隅で巣を張っていた蜘蛛」でした。

ただの蜘蛛ですが、管理者D(若葉姫色)の手により若葉姫色の人格が植え付けられていたため、ゲーマー気質やコミュ障など人間的な側面が強調されていたのです。

『蜘蛛ですが、なにか?』は女子高生が蜘蛛に転生した物語ではなく、前世が女子高生だと思い込んでいた蜘蛛の物語、ということです。

【蜘蛛ですがなにか】若葉姫色の正体をネタバレ

ここまで読めばおわかりだと思いますが、女子高生・若葉姫色の正体は、管理者Dでした。

管理者Dは、主人公・蜘蛛子に若葉姫色の記憶を受け付けた張本人でもありました。

当初、管理者Dは主人公・蜘蛛子を転生特典込みでもすぐに死ぬだろうと思っていましたが、予想に反して厳しい環境でメキメキとレベルあげてきました。

その様子を見ていた管理者Dは日々成長するする主人公・蜘蛛子に興味が沸き始め、徐々に干渉していくようになりました。

物語で主人公・蜘蛛子が管理者Dからアクションを受けるケースがありますが、これは全貌を知る管理者Dがシステム上から介入していたからでした。

【蜘蛛ですがなにか】主人公・蜘蛛子の名前

最後に、『蜘蛛ですが、なにか?』の主人公・蜘蛛子の名前を解説します。

結論、主人公・蜘蛛子には名前はありません。前世はただの蜘蛛だからです。

しかし、転生した後には周囲から名前をつけられています。

アリエルなど転生先のキャラクターからは、見た目が白いため「白」。

管理者Dは神化した蜘蛛子に対して、「白織」と名付けています。

まとめ

今回は、

●【蜘蛛ですがなにか】主人公・蜘蛛子の正体

●【蜘蛛ですがなにか】主人公と若葉姫色の関係をネタバレ

●【蜘蛛ですがなにか】若葉姫色の正体をネタバレ

●【蜘蛛ですがなにか】主人公・蜘蛛子の名前

これらについてまとめました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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