魔法科高校の優等生と劣等生の違いは？登場人物や読む順番についても

『魔法科高校の優等生』は『魔法科高校の劣等生』のスピンオフ作品ですが、タイトルが似ているため、何か違うがわからない人も多いでしょう。

今回は、魔法科高校の「優等生」と「劣等生」の違いについてまとめました。

『魔法科高校の優等生』のオリジナルの登場人物や、読む順番についても解説しています。
[the_ad id="5800"] [the_ad id="5494"]

魔法科高校の優等生と劣等生の違いは？

『魔法科高校の優等生』と『魔法科高校の劣等生』の違いについて解説します。

「優等生」と「劣等生」、2つの作品の違いは下記5点です。

●原作とスピンオフ
●主人公
●主要キャラクター
●最終回
●オリジナルキャラクター

それぞれについて解説していきます。

原作とスピンオフ

1つ目の違いは、作品の趣旨が異なります。

「魔法科高校シリーズ」の原作が『魔法科高校の劣等生』であり、その後にスピンオフ作品として『魔法科高校の優等生』が発売されています。

『魔法科高校の劣等生』の原作はライトノベル（全32巻）です。コミックスも発売されていますが、それはライトノベルの内容を漫画化したものです。

一方で、『魔法科高校の優等生』はコミックス（全11巻）での刊行となっています。

巻数の違いの通り、文庫とコミックスが発売されている期間も大きく違い、『魔法科高校の劣等生』が2011年7月10日から2020年9月10日、『魔法科高校の優等生』は2012年10月27日から2020年9月10日です。

ここまでの違いを表にすると下記の通りです。

主人公

2つ目の違いは、作品の主人公です。

『魔法科高校の優等生』は『魔法科高校の劣等生』のストーリーを司波深雪の視点で描いた作品です。

そのため、『魔法科高校の劣等生』の主人公は司波達也ですが、『魔法科高校の優等生』の主人公は司波深雪です。

原作で描かれた司波達也の物語を司波深雪を基軸に描いたらどうなるのか、というファンの好奇心をくすぐる作品です。

ストーリーは全く同じなため、『魔法科高校の優等生』は原作の「劣等生」同様に、入学編からスタートします。

最終回

3つ目の違いは、最終回です。

先ほども触れましたが、『魔法科高校の劣等生』は全32巻のライトノベルに対し、『魔法科高校の優等生』は全11巻のコミックスです。

刊行された巻数が明らかに異なりますが、その理由は『魔法科高校の優等生』のストーリーは九校戦編までしか描かれていません。

九校戦編は入学編に続く2つ目のストーリーであり、原作『魔法科高校の劣等生』では4巻にあたります。

つまり、『魔法科高校の優等生』原作の序盤で終わっています。

『魔法科高校の優等生』が早い段階で終わったことで、「打ち切りなのでは？」という声もあります。中途半端に理由については下記に詳しくまとめています。。

魔法科高校の優等生は打ち切り？ 中途半端に終わった理由を考察

2021.5.27

『魔法科高校の優等生』は、コミックス全11巻で完結しています。 　 『魔法科高校の劣等生』のスピンオフ作品として描かれていますが、物語の長さを考えると中途半端な終わり方であることは否めません。 今回は、『魔法科高校の優等生』の打ち切りについて、まとめました。 魔法科高校の優等生は打ち切り？ 『魔法科...

主要キャラクター

同じストーリーを描いているため、登場人物は基本は同じです。

ただ、『魔法科高校の優等生』は主人公が司波深雪のため、当然、彼女の仲のいい生徒の出番も多くなっています。

『魔法科高校の劣等生』では出番が限られていキャラクターが、『魔法科高校の優等生』では急に主要メンバーとして登場しています。

具体的には、司波深雪と親交が深い光井ほのか、北山雫はレギュラー格として登場しています。

光井ほのか、北山雫と親しい明智英美も準レギュラーとしてキャラクターを隔離しています。

オリジナルキャラクター

5つ目の違いは、『魔法科高校の優等生』には原作には登場しない、オリジナルキャラクターがいるということです。

『魔法科高校の優等生』は司波深雪が主人公のため、原作には登場しないけど、彼女と関わり合いがあるキャラクターが登場しています。

「劣等生」とは全く同じストーリーであるため、原作の世界でも存在はしているものの、登場はしていない人物たちということになります。

具体的なキャラクターは下記の通りです。

まとめ

最後に、『魔法科高校の優等生』と『魔法科高校の劣等生』の違いを表にまとめました。

魔法科高校の優等生を読む順番は？

最後に『魔法科高校の優等生』を読む順番について解説します。

結論から述べると、『魔法科高校の優等生』はそれ単体でも十分面白いため、いきなり読んでも問題ありません。原作の知識なしでも十分読むことができます。

ただ、登場人物の関係性や設定などは原作に比べると簡略されているため、原作を読み込んだ人からすれば、ハイライトのような描かれ方をしています。

もし時間に余裕があるなら、原作を読んでからスピンオフである『魔法科高校の優等生』を読むのが良いでしょう。

もしくはスピンオフをベースに楽しみたい人は、先に『魔法科高校の優等生』を読み、その後に『魔法科高校の劣等生』のコミックス（入学編、九校戦編）を読む方法をお勧めします。

その場合はライトノベルではなく、コミックスで合わせて読んだ方がイラストでの世界観が通ずるため、より深く楽しめるでしょう。

『魔法科高校の劣等生』原作ラノベを読む順番

続いて、『魔法科高校の劣等生』の原作ラノベを読む順番を解説します。

『魔法科高校の劣等生』の原作ラノベは、巻数が順番に振り分けられているため、刊行順に読んでいけば大丈夫です。

原作の話は最終32巻「卒業編」で終わりますが、卒業後を描いた「続・魔法科高校の劣等生」も発売されています。

『魔法科高校の劣等生』コミックス読む順番

『魔法科高校の劣等生』のコミックスは各エピソードにごとに3〜5巻づつ刊行されています。

「一体、どこから読んだ方が良いのかわからない！」という人のために、読む順番をまとめました。

読む順番が下記の通りです。

エピソードの順番はライトノベルと同じです。

コミックスは刊行されたエピソードで作画担当が変わっているのが特徴です。それによってキャラクターの絵が変わっていることはないですが、コマ割りとかトーンとかの違いは楽しめるでしょう。

コミックスは原作ノベルの20巻から32巻にあたる「南海騒擾編」から「卒業編」は発売されていません。これからの発売を期待したいですね。

また、コミックスの「よんこま編」は原作をベースにした４コマ漫画、「司波達也暗殺計画」はスピンオフと独立した作品のため、どのタイミングで読んでも楽しめます。

まとめ

今回は、

●魔法科高校の優等生と劣等生の違いは？

●魔法科高校の優等生を読む順番は？

●『魔法科高校の劣等生』原作をラノベを読む順番

●『魔法科高校の劣等生』コミックス読む順番

これらについてまとめました。
[the_ad id="5800"] [the_ad id="5494"]