『シャーマンキング』のハオの最後をネタバレをネタバレで解説します。最終回でハオはどうなったかも深掘りしています。
[the_ad id="5800"] [the_ad id="5494"]

【シャーマンキング】ハオの最後は?

『シャーマンキング』のハオの最後を解説します。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

前提として、『シャーマンキング』には漫画、アニメで作品化されています。

さらに、漫画には集英社から出版されたもの(原作)、講談社から出版されたもの(完全版)の2つがあります。

アニメにも2001年放送分、2021年放送分とありますが、2021年については放送中のため割愛します。

作品を整理すると、

・原作(全32巻):集英社から出版されたもの
・完全版(全35巻):(講談社から出版されたもの
・アニメ(2001年放送分):集英社出版の原作のアニメ化

の3つがあります。

そして、ハオの最後は、3つの作品で全てで異なっています。

【シャーマンキング】ハオの最後をネタバレ

[the_ad id="5494"] それでは、『シャーマンキング』のハオの最後についてネタバレで解説します。

上記で説明した通り、ハオは原作・完全版・アニメの3つで全違う最後を迎えています。

それぞれの詳細を記載していきます。

原作(集英社から出版)

まず、集英社から出版された原作のハオの最後を解説します。これは週刊少年ジャンプで連載されていた、最初の『シャーマンキング』です。

麻倉葉を中心にした「ふんばり温泉チーム」は、シャーマンファイト1回戦を順調に勝ち上がりました。

しかし、このままシャーマンファイトを勝ち続けても、圧倒的な強さを持つハオには勝てないことを悟り、あえてシャーマンファイト2回戦を辞退します。

そして、力を温存させたまま、ハオがシャーマンキングになる直前に戦いを挑むという作戦に変更します。

シャーマンキングになるものは、その直前に仮眠をするため、一定の隙が生まれます。そこを全員で叩こうと計画しました。

麻倉葉は、ハオが眠る場所へ向かう途中で、何人かの十祭司を倒していきます。いずれも強敵であったため、巫力を回復させるために一時的に宿に泊まります。

そこには麻倉葉とその仲間たちに加え、戦いには直接関係ない小山田まん太も一緒でした。

明日以降の決戦に向けて、「寝るぞーっ!!!」の号令でベッドに入ろうとするメンバー。

 

 

しかし、次のコマでは、小山田まん太が下記セリフを言い。最終回が終了します。

その夜 僕は不思議な夢を見た
深い深い海の中でハオがつぶやいた「おやすみ」
葉くん達のもとに集う仲間達

プリンセス ハオ

ハオはその時にギラギラした顔つきで1コマに登場し、一方で、初登場「プリセンス ハオ」というハオの良心だけ集めたようなプリセンスも登場しています。

 

 

この全部のオチは、「シャーマンキングの世界観は全て小山田まん太の夢だった」というもの。

物語を根底から覆す無理矢理の展開に、連載を読んでいたファンからはかなり戸惑ったでしょう。

事情を話すと、『シャーマンキング』は連載途中から人気が低迷していたため、打ち切りとなった経緯がありました。

最終ページの左下には「未完成」を意味する「みかん」のイラストも描かれています。

原作者の武井宏之とファンからすれば、不本意な終わり方だったでしょう。

完全版(講談社から出版)

続いて、講談社から出版された完全版でのハオの最後を解説します。

完全版は、集英社から出版された原作の続きを描いています。全35巻が刊行されているため、原作32巻より3巻分ストーリーが増えています。

完全版でのハオの最後は、葉たちの追撃も及ばす、晴れてシャーマンキングになりました。その強さはやはり圧倒的であり、五大精霊を持ち霊にした麻倉葉たちも及びません。

そこで恐山アンナはハオの母親を呼び寄せ、2人を対面させます。

そもそも、ハオの憎しみは母親を人間に殺されたからです。しかし、対面した時の母はそのことに恨みを抱えていることはなく、

この度はうちのバカ息子が
本当に迷惑をおかけしまして

と頭を下げ、ハオに無理矢理頭を下げさせます。

そして、母はハオに下記に言葉を伝え、ハオが憎しみを抱くのはお門違いと説教します。

人を憎むことは自信を憎むこと
許せば自身も救われるのです
母はあなたが思う程弱い人間ではありません

その後に母が抱きしめられたハオは、母の愛情に包まれたことで、憎しみが心から消え去っていくのでした。

ハオは最後に、

残された時間の中で
お前たちがどう地上を変えるのか
少しの間 見守ってやるだけだ

といい、戦うことなく、和解するのでした。

そして、シャーマンキングとなったハオは、最後にマタムネと街で再開し、笑顔を見せるのでした。

 

 

完全版では、原作とは違いしっかりと「END」の文字があります。

ハオの憎しみも消え、ハッピーエンドで終わる完全版はファンとしても嬉しい内容だったのではないでしょうか。

アニメ(2001年放送分)

最後に、2001年に放送されたアニメでのハオの最後を解説します。

アニメでのハオは、最後に麻倉葉と対戦しますが、描かれ方が漫画とは大きく異なります。

メイデンのシャマシュを吸収したハオは、シャーマンファイトを度外視し、グレートスピリッツとの一体化を目指します。

ハオは十分な力をつけたため、麻倉葉の存在は不要となり、自らの手で殺そうとします。

一方、麻倉葉は追い詰められるものの、仲間からの力を分け与えてもらい、阿弥陀丸と一体化して、最終的にはハオを倒します。

ハオは真っ二つに切られてしまい、敗れてしまうのでした。

原作ではどのちらの展開でのハオが死ぬことはなかったので、アニメでの結末はファンにとっては予想外だったでしょう。

「ハオ=悪」の描かれたがされているのも、アニメ特有の終わり方です。

アニメ(2021年放送分)

2021年に放送されているアニメは、絶賛放送中のため、ハオの最後がどうなるのかは不明です。

ただ、2021年アニメは、講談社から出版された完全版をベースにして物語が展開されているので、最後についても同じ終わり方と予想できます。

【シャーマンキング】最終回のハオをネタバレ

『シャーマンキング』の最終回のハオについて、下記にまとめました。

媒体メディアハオの最後
アニメ(2021年放送)テレビ東京系列まん太の夢物語。葉と戦う前で最終回となる。
漫画(原作)集英社シャーマンキングとなる。母親が登場し、葉たちと和解する。
漫画(完全版)講談社葉と直接対決をし、最後は敗れてしまう。
アニメ(2001年放送)テレビ東京系列-
原作はオチそのものが予想外、完全版はハオを含めた全員のハッピーエンド、アニメではハオは葉に敗れてしまいます。

原作、完全版、アニメと全て違う最後を迎えているのが、『シャーマンキング』の特徴でもあるでしょう。

【シャーマンキングFLOWERS】ハオが登場する

また、『シャーマンキング』の続編にあたる『シャーマンキングFLOWERS』でもハオは登場します。

『シャーマンキングFLOWERS』でのハオはシャーマキングとなりましたが、7代前までの先任者に認められないと正式に就任できない掟がありました。

ハオはシャーマンキングになる前に、麻倉家とパッチ族への転生で多く人を利用してきたため、先任者から就任を拒否されてしまいます。

そこで、ハオのシャーマンキング正式就任を行うため、代理戦争フラワーオブメイズが開催されることになりました。

ハオは、麻倉葉とアンナの息子の麻倉花と同じチームとなり、物語が展開していきます。『シャーマンキングFLOWERS』でハオは味方として登場しているのが特徴です。

『シャーマンキングFLOWERS』は連載していた「ジャンプ改」が休刊になったことで、事実上の打ち切りとなってしまいました。

しかし、続編として講談社の「マガジンエッジ」にて『SHAMAN KING THE SUPER STAR』が連載されていて、そこでもハオが登場しています。

まとめ

今回は、

●【シャーマンキング】ハオの最後は?

●【シャーマンキング】ハオの最後をネタバレ

●【シャーマンキング】最終回のハオをネタバレ

●【シャーマンキングFLOWERS】ハオが登場する

これらについてまとめました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
[the_ad id="5800"] [the_ad id="5494"]

Twitterでフォローしよう