『シャーマンキング』のハオは作中最強であり、最終的にシャーマンキングになるキャラクターです。

今回は、強すぎるハオの巫力や持ち霊など、能力・技を深掘りしていきます。
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シャーマンキングのハオは強すぎる理由

『シャーマンキング』のハオは作中では群を抜いて強いキャラクターです。

ハオは『シャーマンキング』初登場から最終回まで、ずっと最強のキャラクターであり、一人だけ別次元に強すぎる存在でした。

強すぎるが故に、主人公の麻倉葉がシャーマンファイトでの直接対決を辞退し、ハオがシャーマンキングになる仮眠中に皆で一斉に倒そうと画作したほどです。

では、ハオはなぜそこまで強いのでしょうか。

『シャーマンキング』のハオが強すぎる理由は下記3つです。

・母を殺された憎しみ
・自由に輪廻転生ができる
・陰陽道を極めた大陰陽師

それぞれについて解説します。

母を殺された憎しみ


ハオは元々は麻倉童子と呼ばれ、母・麻ノ葉とともに幸せに生活していました。

ただ、麻ノ葉は霊と会話できるが故に、秀英から「化け狐」と呼ばれていました。そんな時、田浅法師(でんせんほうし)が化け物退治と称して、ハオの家を放火します。

そのまま家事で麻ノ葉は死んでしまうのです。

その後、ハオは乙破千代と出会い、鬼の力を得ます。

霊視能力も得たハオは、田浅法師が私欲のために麻ノ葉を殺害したことを知り、そのまま田浅法師を殺害してしまうのです。

復習を果たしたハオでしたが、鬼の力を使いすぎたことで心が鬼に支配されてしまいます。

それ以降、ハオは「人類への怒りと悲しみ」を持つようになったです。

「人類への怒りと悲しみ」は、やがて人類への復讐への気持ちが変わり、ハオの活動の原点になっていきました。

陰陽道を極めた大陰陽師

ハオは作中では麻倉葉と同年代の容姿ですが、その正体は1,000年前に存在していた大陰陽師・麻倉葉王です。

ハオは生まれた時は麻倉童子と呼ばれていましたが、母の死後、陰陽師・羽茂忠具に拾われ、弟子入りを果たします。

その後に鬼人・「人間式神大太郎法師」を倒したことで、「大陰陽師」の称号と、「麻倉葉王」の名前を授かりました。

つまり、ハオの生年月日はプロフィール上は1985年5月となっていますが、実際には1000年前から修行をしていた大陰陽師です。

麻倉葉たちも修行を積んでいるとはいえ、鍛錬している年数が根本から違うため、強さにも大きな差が出ています。

自由に輪廻転生ができる

ハオが強すぎる最後の理由は、1000年に及び輪廻転生を繰り返している点です。

『シャーマンキング』には、「死んで地獄で修行を積むと、強くなって生き返る」という設定があります。

ドラゴーンボールのサイヤ人が瀕死の状態から蘇ると強くなる、というのと全く同じ考え方です。

ハオは陰陽道を極めた後、泰山府君の祭で閻魔大王と契約することで輪廻転生を自在に操れるようになります。

そのため、1000年の期間、輪廻転生を繰り返して強さを蓄えつつ、500年に1度のシャーマンファイトの時期を見計って、麻倉葉たちの前に登場したのです。

麻倉家の家系については下記のツイートが非常にわかりやすいので、ご覧になってください。

【シャーマンキング】ハオと母親の結末をネタバレ

[the_ad id="5494"] ハオは唯一の肉親だった母親が殺害されたことをきっかけに、人間の憎しみが増していきました。

そして、ハオ自身がシャーマンキングとなり人類を滅し、シャーマンだけの世界「シャーマンキングダム」の立国を目指したのです。

母親との再会

『シャーマンキング』35巻より

 

ハオのシャーマキングになる動機は、紛れもなく母親の死です。

母親が殺されたことで、ハオの心に満ち溢れたいた感情は「寂しさ」でした。

ハオは自身に「寂しさ」があることは無自覚でした。

ただ、シャーマンファイトのラストで麻倉葉を始めたとしてシャーマンたちや乙破千代の魂と再開した時に「寂しさ」が消え、霊視能力を1,000年ぶりに失ったことで、自身の怒りや憎しみからも解放されたことを理解します。

そして、怒りや憎しみがない感情になった途端、母親の魂との再開を果たすのです。

ハオは母から下記の優しい言葉を投げかけられ、シャーマンキングとして人間を見守ることを決意するのでした。

喜びも悲しみも
怒りも憎しみも
全てを包んで それが人

あなたも王となるのなら
まずは人を愛さなくてはね

この結末は、講談社から出版された完全版での結末です。

完全版での結末は非常に心温まる内容でしたが、集英社から出版された原作とアニメ放送では結末が異なります。

『シャーマンキング』結末の違いを知りたい人はこちらもどうぞ!

【シャーマンキング】ハオの巫力と持ち霊

最後に、ハオの強さを客観的な数値から解説します。

『シャーマンキング』では、キャラクターの強さを「巫力」という数値で図っています。

「巫力」とは、シャーマン本人の能力値であり、高ければ高いほど扱える巫術(巫力を使った技)の威力が増していきます。

もう1つ数値は「霊力」です。「霊力」はシャーマンではなく、シャーマンの持ち霊の力を数値化したものです。

「霊力」が高いほど強力な霊といえますが、一方で、シャーマン本人の「巫力」が低ければ最大限に力を発揮できません。

キャラクターの巫力・霊力

『シャーマンキング』の各キャラクターの巫力、霊力、持ち霊をまとめました。

下記の表は巫力値順に記載しています。また、作中で明らかになっていない点については「ー」としました。

キャラクター巫力値霊力値持ち霊媒介オーバーソウル名称
ハオ1,250,000330,000スピリット・オブ・ファイア酸素甲縛式O・S黒雛
サティ・サイガン750,000700,000ダイニチ腕釧-
アイアンメイデン・ジャンヌ680,000520,000法神シャマシュ拷問器具-
ゴーレム550,000--ゴーレム-
ラキスト・ラッソ360,000200,000ルシフェル弾丸-
チョコラブ・マクダネル197,500100,000ミック、パスカル・アブブ自分の肉体ダブル・OS・ジャガーマン
リゼルグ・ダイゼル170,00010,000モルフィン、ゼルエルペンデュラム、弾丸甲縛式O・Sマステマ・ドルキーム
ホロホロ120,000-コロロスノボ・イクパスイ甲縛式O.Sニポポテクンペ(ニポポ手甲)
麻倉葉108,00030,000阿弥陀丸春雨・フツノミタマの剣甲縛式O・S白鵠
道蓮100,00125,000馬孫宝雷剣武神魚翅
ファウスト8世12,500-エリザエリザの遺骨愛しのエリザ
ゴルドバ-110,000ビッグチーフパッチパイプ-
順番数字を見ると明らかですが、ハオの巫力は125万と一人だけ桁が違います。

ハオの次点のサティ・サイガンの巫力値が75万のため、根本的な強さが他のキャラクターとは違います。

主人公の麻倉葉は10.8万、そのライバルの道蓮は10万とハオの1/10の巫力しかありません。

最終的にハオを倒そうと力を合わせた5人(麻倉葉、道蓮、ホロホロ、チョコラブ、リゼルグ)の巫力値の合計は、695,501です。

つまり、5人が力を合わせても次点のサティ・サイガンの巫力値にも届きません。

それくらい、ハオは飛び抜けた存在だということです。

まとめ

今回は、

●シャーマンキングのハオは強すぎる理由

●【シャーマンキング】ハオと母親の過去と結末

●【シャーマンキング】ハオの巫力と持ち霊

これらについてまとめました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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