『シャーマンキング』のサティ・サイガンが最強かどうか考察しました。巫力や統率力を考慮すると、その実力はハオ以上なのでしょうか。
一方で、サティ・サイガンは強いキャラクターでありながら、死亡しています。死亡の理由もネタバレ込みで解説します。
[the_ad id="5494"]
この記事の目次
シャーマンキングのサティは最強?
『シャーマンキング』のサティ・サイガンの強さを考察します。最強といわれる理由は何なのでしょうか。
ここではサティの強さについて深掘りしていきます。
プロフィール
はじめに、サティのプロフィールについてまとめました。
名前 | サティ・サイガン |
---|---|
年齢 | 35歳 |
生年月日 | 1963年12月31日 |
星座 | やぎ座 |
出身 | 東京 |
血液型 | A型 |
趣味 | 旅行 |
チーム | ガンダーラ(如来) |
巫力 | 70万(最終巫力75万) |
持霊 | ダイニチ(霊力70万) |
1963年生まれのサティはシャーマンファイト本戦では37歳。外見は若々しいですが、数々の経験からか作中最強のキャラクターの一人です。
その強さから「神クラス」のシャーマンと呼ばれ、巫力の高さ以外にも死者を蘇生できる能力があります。
サティは初登場でいきなり竜を、その後にチョコラブも蘇生させています。
ハオとの比較
サティの巫力はシャーマンファイト開催時点で70万とハオに次ぐ2番目の数値です。
持ち霊ダイニチは霊力70万とハオのスピリット・オブ・ファイア(33万)の2倍以上です。
サティが指揮をとるガンダーラは、ほぼ全員が巫力50万以上であり、さらに、全員が巫力無効化ができる最強のチームです。
その証拠にガンダーラは、総巫力でハオのチームを上回っています。シャーマンファイトでの主要チームの総巫力は下記の通りです。
チーム・団体 | 総巫力 | 主なメンバー |
---|---|---|
ガンダーラ | 5,500,000 | サティ、大栄、清鏡 |
ハオ一派 | 2,677,800 | ハオ、ラキスト、オパチョ |
X-LAWS | 928,209 | メイデン、マルコ |
五人の戦士 | 695,001 | 麻倉葉、道蓮、ホロホロ |
持霊・オーバーソウル
サティの持霊ダイニチ。普段は少年でありが、オーバーソウルの時は大仏となります。奈良の大仏を彷彿させるほどの大きさで、サティが手のひらに乗れるほどの大きさです。
サティの巫力から考えれば戦闘力は圧倒的ですが、それだけでなく、死者を蘇生する能力を持っています。
【シャーマンキング】サティが最強の理由
[the_ad id="5494"] 『シャーマンキング』のサティ・サイガンは一部のファンからは「最強」と呼ばれていますが、その理由を解説します。主な理由は下記の2点です。
・ハオと遜色ない強さ
・チームでハオに勝てる
それぞれについて解説していきます。
ハオと遜色ない強さ
まず、サティは1人のシャーマンとして圧倒的な強さを誇っています。
シャーマンキングで最も巫女があるのはハオですが、サティは次点につけています。
巫力だけではハオ凌駕していますが、霊力を合わせると数字上はほぼ互角となります。
巫女はシャーマンの力、霊力は持霊の強さであるため、実際の戦いではこの2つの数字が重要です。
サティとハオの巫力と霊力の合計を比較すると、ハオ:158,000、サティ:145,000と遜色ない数値になります。
シャーマンキングの巫力と霊力のリストは下記の通りです。
キャラクター | 巫力値 | 霊力値 | 持ち霊 | 媒介 | オーバーソウル名称 |
---|---|---|---|---|---|
ハオ | 1,250,000 | 330,000 | スピリット・オブ・ファイア | 酸素 | 甲縛式O・S黒雛 |
サティ・サイガン | 750,000 | 700,000 | ダイニチ | 腕釧 | - |
アイアンメイデン・ジャンヌ | 680,000 | 520,000 | 法神シャマシュ | 拷問器具 | - |
ゴーレム | 550,000 | - | - | ゴーレム | - |
ラキスト・ラッソ | 360,000 | 200,000 | ルシフェル | 弾丸 | - |
チョコラブ・マクダネル | 197,500 | 100,000 | ミック、パスカル・アブブ | 自分の肉体 | ダブル・OS・ジャガーマン |
リゼルグ・ダイゼル | 170,000 | 10,000 | モルフィン、ゼルエル | ペンデュラム、弾丸 | 甲縛式O・Sマステマ・ドルキーム |
ホロホロ | 120,000 | - | コロロ | スノボ・イクパスイ | 甲縛式O.Sニポポテクンペ(ニポポ手甲) |
麻倉葉 | 108,000 | 30,000 | 阿弥陀丸 | 春雨・フツノミタマの剣 | 甲縛式O・S白鵠 |
道蓮 | 100,001 | 25,000 | 馬孫 | 宝雷剣 | 武神魚翅 |
ファウスト8世 | 12,500 | - | エリザ | エリザの遺骨 | 愛しのエリザ |
ゴルドバ | - | 110,000 | ビッグチーフ | パッチパイプ | - |
チーム力でハオに勝てる
サティはハオとの個人戦では、巫力と霊力の合計からやや劣勢になるでしょう。
しかし、サティが率いるガンダーラ全員の巫力を合わせると、ハオ一派を約240万も上回っています。
ガンダーラのメンバーはサティに対して非常に強い忠誠心があるため、サティの一声で協力することは間違いありません。
作中でも「我らガンダーラ 地獄の果てまでもサティ様にお供しましょう」という台詞があります。
つまり、サティ一人ではハオに勝てないものの、サティ自身がその気になればガンダーラの総巫力550万を動かすことができるため、いくらハオが強いといっても勝負になりません。
ハオも一人のシャーマンとしては強いですが、強いがゆえにワンマンな体質であるため、周囲との軋轢を産んでいます。
サティがガンダーラを率いているという事実がある限り、ハオ一人では太刀打ちできないと考えて良いでしょう。
【シャーマンキング】サティの正体をネタバレ
『シャーマンキング』のサティの正体について解説します。
サティは圧倒的な強さを持ち、ガンダーラを率いているにも関わらず、なぜハオを倒さなかったのか。
この疑問を解消すべき、サティの正体から深掘りしていきます。
サティの正体
サティは正体は『仏ゾーン』に登場する少女。西岸サチが成長した姿です。
『仏ゾーン』とは、『シャーマンキング』の作者・武井宏之が描き、少年ジャンプにて連載していた漫画です。
西岸サチは元々は牛乳配達のバイトをしながら、貧乏寺・西岸寺で住職と一緒に暮らしていました。
ある日、西岸寺に殴り込んできた地上げ屋を、千手観音菩薩像が殴り、そのまま袈裟を纏う少年に変身しました。
その少年の名前が「センジュ」です。そして、センジュが成長した姿が、サティの持霊であるダイニチです。
サティはセンジュとともに世界の救済者「弥勒菩薩」になるべく、旅に出て行ったのです。
そして、その十数年後の世界を描いたのが『シャーマンキング』ということになります。
サティの信仰
サティが旅に出たのは、全ての人を救うためです。
これはサティの信仰であり、物凄い強いキャラクターですが、強さだけを追い求めているわけではありません。
ガンダーラの思想も善、悪という概念ではなく「中庸」というものです。
あくまでも世界を救うことを前提にしているため、X-LAWSのように「ハオ=悪」とは考えていません。
ハオを倒さなかった理由
サティ率いるガンダーラがハオを倒せるにもかかわらず、自分たちで倒さなかったのは理由があります。
サティは、シャーマンファイトが始まる前にハオの心中にある寂しさを知り、ハオを倒すのではなく、救うことを考えていました。
サティは作中で麻倉葉に下記の言葉を投げかけています。
全ての人を救いたい
誰がシャーマンキングになろうとも
私の願いはただそれだけなのですから
ハオは千年前、田浅法師という僧侶により母親を殺された過去があります。その出来事がハオに憎しみと怒りを植え付けたため、人類の浄化を望んでいたのです。
つまり、サティが力のままにハオを倒すことは、決してハオを救うことにはならず、むしろ、憎しみが憎しみを呼ぶ悪循環になる可能性が高いです。
そこでサティはハオの血縁者である麻倉葉たち「五人の戦士」により、ハオの心を開放させて、真のシャーマンキングにさせようと考えたのでした。
サティの目的はシャーマンキングではなく、ハオを救うことだったため、最後は「五人の戦士」に託したというわけです。
【シャーマンキング】サティの死亡の理由
巫力70万のサティですが、実は『シャーマンキング』では一度死亡しています。
これはかなり意外なことですが、ハオ一派のザンチンにより胴体をグサリと刺され、そのまま死んでしまいました。
サティが完全に油断していたのが理由ですが、意外な展開に多くの読者は驚いたことでしょう。
しかし、死亡した経緯を考えれば、かなり納得がいくと思います。
【シャーマンキング】サティとザンチンの戦い
サティが死亡したのは、ハオ一派のザンチンから後ろから刺されたことが原因です。
サティは殺生を望まないため、ザンチンとは対戦していません。むしろ、サティがザンチンを守っていた時に、後ろから不意をつかれたのです。
サティの死亡シーン
サティが竜とファウストが葉をさせた経緯を説明した後、突如ザンチンが現れます。
竜はザンチンの挑発に乗り、怒り狂ってそのまま攻撃を繰り出します。しかし、間に入ったのがサティです。
竜之介
例えどんな者であろうとも
決して殺生してはならぬと説いたはずですよ
サティはザンチンに背を向ける形で、竜と向き合います。
竜の手が緩んだ瞬間、今度は後ろからザンチンが
だからオメェはハオ様に勝てねんだよ
と言い、サティを刺し殺すのでした。
サティは一度は死んでしまうものの、ファウストのエリザオペリーレンですぐに蘇生しています。
純粋な巫力では圧倒的ですが、無駄な殺生をしない信仰があるため、このような事態となったわけです。
まとめ
今回は、
●シャーマンキングのサティは最強?
●シャーマンキングのサティの正体をネタバレ
●【シャーマンキング】サティの死亡の理由
●【シャーマンキング】サティとザンチンの戦い
これらについてまとめました。
[the_ad id="5800"]
[the_ad id="5494"]