『東京卍リベンジャーズ』にモデルは実在するのでしょうか?元ネタは『特攻の拓』のパクリという説があります。今回は『東京卍リベンジャーズ』モデル・元ネタを調査しました。

『東京卍リベンジャーズ』のモデルは?

『東京卍リベンジャーズ 』1巻より

 

『東京卍リベンジャーズ』のモデルについて考察します。

結論からいうと、『東京卍リベンジャーズ』のモデルは不明です。

作者の和久井健が「◯◯がモデルです」と公言しておらず、どのような経緯で考案されたかは明らかになっていません。

しかしながら、和久井健の経歴や、原作の年代を考慮すると、一定のモデルは存在すると考えられます。

和久井健の体験談

『東京卍リベンジャーズ』のモデルを考えるにあたり、作者の和久井健の経歴は無視できないでしょう。

和久井健の代表作は2005年から2013年まで連載された『新宿スワン』。

『新宿スワン』は歌舞伎町のスカウトマンを描いた物語ですが、この物語は和久井健の実体験を基に描かれています。

和久井健は過去の経歴を公表していませんし、そもそも「和久井健」が本名でなくペンネームも可能性があります。

ただ、和久井健は「日本一のスカウト会社のスカウトマンだった」という記事もあり、裏社会に精通している漫画家であることは間違いないでしょう。

『東京卍リベンジャーズ』は2005年の中学時代は不良や暴走族、2017年の成年時代は犯罪組織がメインに描かれています。

裏社会の実体験を持つ和久井健だからこそ、「不良」「暴走族」「犯罪組織」をテーマに物語を描くことができているのでしょう。

モデルは1980年代の不良

『東京卍リベンジャーズ』は不良を描いた作品です。主人公の実年齢は26歳ですが、タイムリープで2005年の中学時代に戻ってしまいます。

年齢だと15〜18歳の中学・高校生をメインに描いています。登場人物の不良達は数百人クラスの組織に統括し、特攻服を着てバイクを乗り回しています。

組織同士のぶつかりは日常茶飯事。激しい喧嘩の末に中学生ながら死者や逮捕者が複数名出ているのです。

2005年時点でこのような不良組織が存在した可能性はかなり低いですが、1980〜1990年代であれば一定存在したと思われます。

元スカウトマンといわれている和久井健であれば、1980〜1990年代の不良について豊富な知識があると考えられ、その知識をベースに登場人物を描いているのではないでしょうか。

現代ではありえない設定

『東京卍リベンジャーズ』に登場する不良の設定は、現代ではまずありえません。

現代の中学生や高校生が特攻服をきて、集会を開く、何百人が集まって喧嘩するというのはかなり時代錯誤です。

実際、不良や暴走族は1980年をピークに激減し、2000年代からは暴走族を取り締まる法律も施行されています。

『東京卍リベンジャーズ』はリアリティがありそうな話ですが、2005年に東京卍會のような中学生主体の不良組織が存在しているはずもなく、明確なモデルはないといえます。

もし、モデルが存在するのであれば、1980年前後での不良・暴走族の軍団だと思われます。

その場合はあくまでも参考にする程度であり、基本は和久井健オリジナルの登場人物、不良組織と考えて良いでしょう。

『東京卍リベンジャーズ』の元ネタは『特攻の拓』?

『特攻の拓 』1巻より

『東京卍リベンジャーズ』は和久井健のオリジナル作品ですが、一部の読者からは「『特攻の拓』のパクリでは?」という声があがっています。

『特攻の拓』は1991年から1997年に週刊少年マガジンで連載された漫画です。

主人公は横浜の暴走族であり、バイクを乗り回す不良系の内容です。

『東京卍リベンジャーズ』は喧嘩に加え、登場人物の多くはバイクを乗り回している暴走族の要素も強いです。

ただ、それだけでは『東京卍リベンジャーズ』が『特攻の拓』をパクったとはいえないでしょう。

『東京卍リベンジャーズ』は『特攻の拓』と似てる?

『東京卍リベンジャーズ』は『特攻の拓』のパクリではないものの、似てる点もあります。具体的には下記2つです。

・主人公が伝説の人物とそっくり
・マイキーがマー坊とそっくり

主人公が伝説の人物とそっくり

『東京卍リベンジャーズ』、『特攻の拓』はともに不良の漫画ですが、ともに主人公が根っからの悪ではありません。

不良ですが割と"良い奴"であり、その人物像に惹かれて仲間が集まってきます。

さらに、『東京卍リベンジャーズ』のタケミチ、『特攻の拓』の拓ちゃんは、ともに作中の伝説の人物とそっくりという設定です。

タケミチは、マイキーの兄である初代黒龍総長の佐野真一郎。拓ちゃんは伝説の走り屋と呼ばれた半村誠。

主人公が伝説の〇〇にそっくりという点は似てる点です。

マイキーがマー坊とそっくり


2つの似てる点は、マイキーとマー坊という主人公と密接するキャラクターが似ています。

マイキーは「東京卍會」の初代総長、マー坊は「爆音小僧」の七代目頭とともに、組織を束ねているカリスマ的な存在です。

さらに、マイキーは初代黒龍総長の佐野真一郎の弟、マー坊伝説の走り屋と呼ばれた半村誠を誰よりも憧れていたという設定も似ています。

彼らが慕っている人物は、主人公に似ているという部分も同じです。

マイキーもマー坊も小柄ながら喧嘩は強く、ともに金髪というのもそっくりですね。

似てる理由


『東京卍リベンジャーズ』には、『特攻の拓』と似てる点が多いですが、なぜ、そっくりなのでしょうか。

理由は明確で、『東京卍リベンジャーズ』の作者・和久井健が、『特攻の拓』のファンだからでしょう。

上記のツイートにあるように、ファンを公言していますし、キャラクター設定がやや似ているのはオマージュと考えて間違いありません。

『東京卍リベンジャーズ』の主人公の1コマにも、

「湘南純愛組」「特攻の拓」

みんなが全てを教えてくれた・・・

と、タケミチのセリフでありました。

『東京卍リベンジャーズ 』より

 

『特攻の拓』への大きなリスペクトが溢れたシーンといえるでしょう。

似ている点を描きつつ、ストーリーは完全オリジナルとなっているため、パクリではないでしょう。

『東京卍リベンジャーズ』を読んでいるファンは、『特攻の拓』も楽しめるかもしれません。

まとめ

今回は、

●『東京卍リベンジャーズ』のモデルは?

●『東京卍リベンジャーズ』の元ネタは『特攻の拓』?

●東京卍リベンジャーズ』は『特攻の拓』と似てる?

これらについてまとめました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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