『東京リベンジャーズ』の伏線について考察しました。読んで感じる矛盾点や疑問点など、物語が進展するにあたり"伏線と思われる内容"も解説しています。

『東京リベンジャーズ』の伏線考察まとめ

『東京卍リベンジャーズ 』1巻より

 

『東京リベンジャーズ』を読んでいくと、伏線と思われる描写や、矛盾点が明らかになってきます。

今回は、『東京リベンジャーズ』の下記内容について、考察していきます。

●タケミチの最初のタイムリープはなぜ起きた?

●ヒナが殺され続ける理由は?

●キサキとタケミチの関係は?

●もう1人のタイムリーパーは誰?

それぞれについて記載していきます。

タケミチの最初のタイムリープはなぜ起きた?

『東京卍リベンジャーズ 』1巻より

 

『東京リベンジャーズ』は、タケミチが過去にタイムリープして、物語がスタートします。

「タケミチがタイムリープできる」のは、物語の初期設定であるため、"なぜ、タケミチがタイムリープできるのか"という点は伏線にはなりにくいかもしれません。

しかし、タケミチのタイムリープを考察していくと、いくつか矛盾点がてできます。

トリガーはナオトと握手

タケミチのタイムリープの条件は下記2つです。

・トリガー(発動条件)はナオトと握手すること
・12年前の今日にしか戻れないこと

トリガーがナオトとの握手という点は、『東京リベンジャーズ』ならではの設定といえるでしょう。

タケミチ本人以外がトリガーになるため、過去もしくは現代でナオトが死亡した時はタイムリープで戻れなくなる恐れがあります。

実際、タケミチが「東京事変」前に過去に戻った時、現代のナオトはキサキに撃たれて死亡していました。

疑問点としては、"なぜ、ナオトがトリガーなのか"という点でしょう。

ナオト本人は、タケミチ本人からタイムリープのことを聞き未来が変わったから、と解説していました。

ただ、タケミチのタイムリープにより運命が変わった人間は多数存在するため、決してナオトだけが特別ではありません。

そう考えると、ナオトがトリガーになる何か特別な理由があると考えてしまいます。

194話の時点では、ナオトがトリガーの理由は明らかにされていませんが、タケミチとナオトをつなぐ明確な理由があっても不思議ではないでしょう。

なぜタイムリープした

タケミチのタイムリープのトリガーナオトです。一方で、最初のタケミチのタイムリープは、誰とも握手せずに実現しました。

電車のホームから線路に突き落とされ、過去の出来事が走馬灯のように駆け巡り、気づいたら中学時代にタイムリープしていました。

つまり、ナオトが言っていた「握手」をせずとも、タケミチはタイムリープしているのです。

これは『東京リベンジャーズ』の矛盾の1つでしょう。

もしくは、もともとタケミチは本人は知らないまでもタイムリープできた人物だったが、ナオトの運命を変えたことで結果的に握手がトリガーとなった可能性は考えられます。

タケミチの初回のタイムリープについては謎が深まるばかりです。詳しくは下記にもまとめています。

ヒナが殺され続ける理由は?

『東京リベンジャーズ』でヒナが殺され続ける理由も、物語中盤まで伏線となっていました。

ヒナが殺され続ける理由は「東京事件」でのキサキの告白で明らかになりましたが、今後の物語にも影響があるかもしれません。

キサキの陰謀

『東京リベンジャーズ』はそもそも、タケミチとナオトが、東京卍會の抗争で死亡するヒナを助けるためにタイムリープを駆使する物語です。

ヒナはナオトの姉でタケミチが中学時代に交際していた女性であり、東京卍會とは一歳関係がありません。

しかし、ヒナが殺され続けた理由は、ヒナの幼馴染で東京卍會の総長代理(No.2)のキサキの陰謀でした。

キサキはヒナが好きであり、ヒナに告白したものの、フラれからヒナを殺害した・・・というわけです。

これは「東京事変」で描かれたキサキの描写からの考察であり、作中で明確に「キサキがヒナにフラれたから、その腹いせに殺害した」と語られているわけではありません。

ただ、アッくんがヒナが乗る車に追悼した時にキサキの名前を出したこと、キサキがヒナにフラれたことを考えると、因果関係が結びつきます。

真相は他にある?

一方で、物語の主題である「ヒナの死亡理由」が、キサキがフラれた腹いせだった、というのも少し解せないです。

理由としては少し弱いという印象です。警察も手に負えない巨悪組織のNo.2が、中学時代からの恋に敗れたから一般市民(ヒナ)の殺害する・・・かなり安直な理由だと思われます。

ヒナが殺害した時にニュースで東京卍會の名前がしっかりと出ており、No.2なら誰にもバレずに殺害できただろ、とツッコミたくなります。

そう考えるとキサキがヒナを殺したというのはミスリードであり、もっと別の真相があるのでは?と考察できなくもありません。

「東京事変」でキサキが死んだため、現代ではキサキは存在していません。

つまり、これから現代でヒナが死ぬのかどうかは物語のキーになりそうです。

『東京卍リベンジャーズ 』21巻より

 

キサキとタケミチの関係は、『東京リベンジャーズ』の中でも特殊といえるでしょう。

2人は小学生時代にヒナを通して接点がありました。

キサキとヒナは同じ塾に通っているもの同士。小学生時代のヒナが公園でいじめられそうになったところを助けたのがタケミチです。

キサキとタケミチには直接的な接点はないですが、顔は見たことがあるくらいの関係だったのでしょう。

しかし、タケミチがヒナを助けたことをきっかけに、ヒナがタケミチを好きになってから三角関係ができあがります。

キサキが不良を目指したきっかけ

キサキは小学生時代は全国模試1位になるなど"神童"と呼ばれた存在でした。

キサキはヒナが自分のことを好きでいると思っていましたが、ヒナはタケミチが好きだと判明します。

そして、そのタケミチが中学時代に目指すのが"日本一の不良"だと知り、中学になったキサキも不良の道に進みます。

キサキは頭がキレる存在ですが、不良になったのはヒナがタケミチに恋していて、そのタケミチを超えるためだったのです。

キサキはタケミチをリスペクト

キサキはタケミチを超えるために不良になりましたが、「東京事変」の時に「(タケミチ)リスペクトしていた」と発言しています。

この真意までは明らかにされていませんが、不良の道を歩みヒナと交際するタケミチに純粋に憧れがあったのではないでしょうか。

キサキほど頭のキレる人間であれば、ヒナとタケミチを別れさせることくらい簡単だったわけです。

さらにはタケミチをはめてボコボコすることもできましたが、大々的にそれすらも行っていません。(東京卍會を混乱させるという意味で、「聖夜決戦」で騙しましたが・・・・)

つまり、キサキにとってのタケミチは純粋な敵ではなく、ヒナを好きいるもの同士であり不良の中の好敵手という位置付けだったのでしょう。

現代でキサキがダケミチに銃をむけるシーンがありますが、その時も「俺の"ヒーロー"」と言いながら涙していました。

キサキの「俺のヒーロー」の意味については、下記の記事に詳しくまとめています。

もう1人のタイムリーパーは誰?

『東京卍リベンジャーズ 』11巻より

 

タケミチとナオトは、何度もタイムリープしてもヒナが死亡する現代を変えられないことから、タケミチ以外の「もう1人のタイムリーパー」の存在を仮説付けます。

「もう1人のタイムリーパー」は明らかにされておらず、仮説のまま終わる可能性もありますが、まだ伏線としえ残っているネタの1つです。

キサキはタイムリーパーではない

当初、「もう1人のタイムリーパー」はキサキだと思われていました。

タケミチが書き換えた未来を、その直後にキサキがタイムリープをしてさらに書き換えている……ナオトをタケミチはそう考えていました。

しかし、キサキは死亡する直前に、自ら「俺はタイムリーパーではない」と宣言し、「俺は……」と言い残してトラックに轢かれて死亡しました。

キサキが何を言いたかったのかは考察するしかないですが、少なくともタイムリーパーではないことが明らかにありました。

半間修二の可能性大

キサキが「もう1人のタイムリーパー」でないすると、キサキの側近として活躍した半間修二が怪しいです。

半間は物語の途中からずっとキサキ側についていますが、めぼしいエピソードもなく、どこか不気味な存在といえます。

「東京事変」でキサキがタケミチと会話した際、「タイムリープ」という現象には対して驚かず、むしろ、"お前がタイムリープしていたのか"ぐらいの勢いで話していました。

もしかしたら、キサキはタイムリープこそできないものの、キサキの周囲にタイムリープできる人間がいたと考察することができます。

そして、キサキの周囲にずっといる存在が半間です。半間は現代でアッくんがヒナを殺害した時にその場にいた人間でもあり、「もう1人のタイムリーパー」だとしても不思議ではありません。

半間が「もう1人のタイムリーパー」だという考察は下記の記事で詳しく書いています。

まとめ

今回は、『東京リベンジャーズ』の伏線考察についてまとめました。

●タケミチの最初のタイムリープはなぜ起きた?

●ヒナが殺され続ける理由は?

●キサキとタケミチの関係は?

●もう1人のタイムリーパーは誰?

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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