『ワールドトリガー』のガロプロは、遠征部隊のメンバーの名前が『キテレツ大百科』のキャラクターに紐づいています。

今回は、ガロプロメンバーの名前の由来ついて考察していきます。
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【ワールドトリガー】ガロプラの名前はキテレツ大百科?

『ワールドトリガー』のガロプロメンバーの名前は、人気アニメ『キテレツ大百科』のキャラクターに紐づけられています。

それでは、ガロプロの遠征部隊のメンバーについて、名前を解説していきます。

ガトリン

隊長のガトリンは、遠征部隊最年長の35歳です。経験豊富なベテランであり、額に大きな傷痕があります。

使用トリガー「処刑者(バシリッサ)」は4本のアームを展開させて攻守両面で高い効果を発揮します。トリガーとは別に、大砲も装備しています。

ガトリンの名前の由来は、『キテレツ大百科』のトンガリです。トンガリは、『ドラえもん』でいう骨川スネ夫のようなポジションで、ガキ大将のブタゴリラと一緒にいることが多いです。

トンガリはポジション的にはお金持ちの常識人でありながらマザコンという性格。ガロプロのガトリンとはキャラクターのポジションは正反対ですが、名前の由来となっています。

ラタリコフ

ラタリコフは17歳で黒髪の青年です。ラタリコフのトリガー「踊り手(デスピニス)」は、リングのうついた球体を多数発射し、自由に操ることができます。

ラタリコフはガトリン、ウェン・ソーとともにアイドラに化けて基地に侵入するなど、フロントマンとして行動することが多いです。

ラタリコフの名前の由来は、『キテレツ大百科』のブタゴリラです。ブタゴリラは、ガキ大将でありながら、友情に厚く、ここ一番で頼りになる存在です。

『キテレツ大百科』のキャラクターの中では巨漢で情熱的であり、クールな青年のラタリコフとは真逆の存在です。

ウェン・ソー

ポニーテールで女性のウェン・ソーは、遠征部隊ではエリートな存在です。実体の分身を作り出すトリガー「藁の兵(セルヴィトラ)」を持ち、攻撃に長けたメンバーです。

アイドラに化けて基地へ侵入した際には、追撃してきた那須と熊谷を一人で迎え撃つなど、かなりの実力者です。

ウェン・ソーの名前の由来は、『キテレツ大百科』の苅野勉三です。苅野勉三は、「べんぞうさん」の愛称で親しまれている浪人生です。

名前の音を「べんぞう」→「べんぞー」→「べん・ぞー」→「ウェン・ソー」と変化させていくと、似ていることがわかります。

苅野勉三は木手家の隣に住んでいて、ほぼレギュラーのように登場しています。不器用な性格なだけでなく、自分自身を「なんてダメなんだー」と評価するシーンもあり、性格はウェン・ソーとはあまり似ていません。

コスケロ

191cmと大柄なコスケロは、遠征部隊の副隊長です。スライム状の物体を相手に纏わりつかせるトリガー「黒壁(ニコキラ)」を持っています。

軍に拾われた後、自力で副隊長まで昇進した叩き上げの存在です。性格も孤独を愛する雰囲気が漂っています。

コスケロの名前の由来は、『キテレツ大百科』のコロ助です。コロ助は、『キテレツ大百科』の主人公・木手英一(キテレツ)が開発したカラクリロボットです。

コロ助はちょんまげに刀を背負った侍の容姿をしていますが、好奇心旺盛で愛嬌がある可愛らしい存在です。コスケロとコロ助は容姿、性格ともに、真逆といえるでしょう。

レギンデッツ

おかっぱ頭のレギンデッツは、熱しやすい青年で、他のメンバーと比べるとまだジュニアな存在です。侵略された経験からアフトクラトルのへ強い憎悪を抱いていて、トリガーホーンを「ツノ野郎ども」と表現しています。

レギンデッツは「剣竜(テュガテール)」というトリガーを使い、竜の背骨のようなブレードを自由に使って攻撃を繰り出します。

レギンデッツの名前の由来は、『キテレツ大百科』のキテレツです。キテレツとは、『キテレツ大百科』の主人公の木手英一(きてえいいち)。

キテレツは理系の成績がすこぶる良く、多くの発明品をつくっています。5年生ながらコロ助を作ってしまうなど、天才的な頭を持っているといます。

ヨミ

ヨミはヘルメット型の装置を常時被っていて、遠征部隊の後方支援を担当しています。優秀なエンジニアであり、14歳ながらガロプラの技術開発室チーフを務めている実力者です。

トリオン兵を2体同時に操作できる「完全並列同時思考」のサイドエフェクトを使い、戦闘にも参加することができます。

ヨミの名前の由来は、『キテレツ大百科』のみよちゃんです。みよちゃんは作品のヒロインで、『ドラえもん』でいうしずかちゃんのポジションです。

キテレツとは幼馴染あり親友ですが、想いを寄せ合っています。基本は優しい性格ながら、冒険的で好奇心旺盛な一面も持ち合わせています。

【ワールドトリガー】ガロプラの意味は?

[the_ad id="5494"] 続いて、『ワールドトリガー』のガロプラの意味について解説します。ガロプラの遠征隊メンバーの名前の由来はわかりましたが、惑星国家のガロプラにはどんな意味があるのでしょうか。

ガロプラとは、ギリシャ語で「七面鳥」という意味があります。スペルは「γαλοπούλα」です。

しかし、ガロプラになぜ日本語の「七面鳥」という意味がつけられているかは定かではありません。公式にも展開されていないため、ロゴの響きからではないでしょうか。

一方、ガロプラの親国であり、近界最大級の軍事国家「アフトクラトル」は、ギリシャ語で「皇帝」という意味があります。アフトクラトルが皇帝であるのは意味としてぴったりですが、ガロプラの存在は七面鳥と紐づいていません。

もしかしたら、七面鳥の由来(頭部の皮膚の変色が、七つの顔(面)を持つ)から、今後はガロプラという惑星が様々なポジション(味方?、敵?、中立?)に動いていくという意味が隠されているの可能性はあります。

【ワールドトリガー】カルワリアの名前はドラえもん

『ワールドトリガー』では、ガロプラ以外にも、他アニメのキャラクターをモチーフにした名前が存在します。空閑遊真と空閑有吾が加勢していた中規模国家「カルワリア」のメンバーです。

「カルワリア」のライモンド、イズカチャ、ヴィッターノは、人気アニメ『ドラえもん』のキャラクターの名前が由来です。

・ライモンド → ドラえもん

・イズカチャ → しずかちゃん(源静香)

・ヴィッターノ → のび太(野比のび太)

『ドラえもん』、『キテレツ大百科』ともに藤子・F・不二雄の作品であり、『ワールドトリガー』の原作者の葦原大介は何かしらの影響を受けたと推測できます。

まとめ

今回は、

●【ワールドトリガー】ガロプラの名前はキテレツ大百科

●【ワールドトリガー】ガロプラの意味は?

●【ワールドトリガー】カルワリアの名前はドラえもん

これらについてまとめました。

以上となります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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