幽遊白書の桑原和真は死亡した?戸愚呂が殺さなかった理由を考察

「幽遊白書」の桑原和真は、暗黒武術会で戸愚呂弟に殺されそうになります。死んではいないですが、幽助の力を最大限発揮させるため、死んだフリをしました。

今回は、桑原の死亡シーンや戸愚呂が殺さなかった理由を深掘りします。

幽遊白書の桑原和真は死亡した?

幽遊白書の桑原は、暗黒武術会の優勝決定戦の途中で戸愚呂弟に殺されそうになります。結論から述べると、桑原は死んではおらず、最後まで死んだフリをしています。

桑原が死んだシーン

桑原が死んだと思われたシーンについて解説していきます。舞台は暗黒武術会の優勝決定戦の途中です。

戸愚呂弟が幽助を対戦している際、幽助の力を最大限発揮させるために最も信頼している仲間を殺そうと企みます。その前提として、幻海の人格がプーに乗り移り、"仲間を殺せば幽助が怒りで力を発揮する"と戸愚呂に助言もしています。

プーに乗り移った幻海の言葉を聞いた戸愚呂は、浦飯チームの面子をみて、桑原をターゲットにします。この時、戸愚呂は100%になっており、一方で桑原は戸愚呂兄との死闘を終えた後でした。

桑原と戸愚呂の力量の差は明らかであり、桑原は心臓を突かれて蹲り、動かなくなりました。桑原が死んだと思った幽助はこの後、自身への怒りから最大限の力を発揮します。

戸愚呂に心臓をつかれた桑原ですが、戸愚呂の指は皮膚ギリギリでとまっており、心臓まで届いていませんでした。しかし、桑原は幽助に力を発揮させるため、優勝決定戦が終わるまで死んだフリをしていました。

桑原が死んだフリをした理由

桑原は戸愚呂に殺されておらず、優勝決定戦の終了まで死んだフリをしていました。優勝決定戦後、幽助が桑原を悔やむシーンがありますが、桑原はその後ろで変顔や変なポーズをしてからかっていました。

桑原が死んだフリをした理由は、幽助の力を発揮させ、戸愚呂弟に勝たせるためでしょう。幽助と桑原はかねてよりライバル関係あり、非常に仲も深い戦友です。

桑原は、自分が殺されたら幽助が怒りで力をあげることは想像していたと思います。桑原も幻海の死を戸愚呂兄に侮辱されたことで、過去に発揮したことのない力で霊剣を繰り出しました。

桑原自身が経験したことを、今度は幽助にも経験させようと、死んだフリの芝居をしていたわけです。ぼたんからも「なかなかの役者だね」と褒められていました。

戸愚呂が桑原を殺そうとした理由は?

戸愚呂は桑原を殺そうと試みましたが、なぜ、桑原だったのでしょうか。浦飯チームには、桑原の他に蔵馬、飛影、コエンマ、会場にはヒロインの雪村螢子もいました。

戸愚呂が桑原を狙いを定めた理由は、下記3つの理由だと思います。

●幽助と桑原の関係を認識していた
●戸愚呂の攻撃に耐えられる人物がよかった
●キャラクター的に演出しやすかった

それぞれについて解説します。

幽助と桑原の関係を認識していた

まず、戸愚呂は幽助と桑原の関係性を知っており、幽助に最も近い存在だと考えたからでしょう。幽助と桑原は、暗黒武術会前、垂金権造のボディガードだった戸愚呂とも戦っています。

この時の戸愚呂は、幽助と桑原に殺されたフリをしますが、2人の良いコンビネーションから関係性の深さを察したのだと思います。蔵馬と飛影も幽助の仲間ですが、絆という観点では、桑原以上の存在ではない判断したのでしょう。

コエンマは霊界の長であるため、流石に殺せなかったと思われます。

戸愚呂の攻撃に耐えられる人物がよかった

2つ目の理由は、戸愚呂の攻撃に対して、耐えられる人物が必要だったからでしょう。優勝決定戦後に蔵馬が「戸愚呂は桑原を殺すつもりはなかった」と考察している通り、戸愚呂は幽助の力が発揮されることが目的であり、仲間を殺すことではありませんでした。

殺すつもりはない一方で、幽助には死んだと見せかけて、最大限の力を発揮してほしい。この考えから、殺すフリを試みたと思われますが、それにはある程度戸愚呂の攻撃に耐えられる肉体が必要です。

例えば、ヒロインである螢子も会場にいましたが、螢子の場合は戸愚呂がどんなに弱く攻撃しても死んでしまう可能性があります。浦飯チームでは、蔵馬は鴉との戦いで疲弊しており、飛影は逆に残像でかわされる可能性がありました。

そう考えると、ターゲットになりうる存在は桑原しかいません。幽助との関係性の深さもあり、打たれ強く肉体的な強さがあるため、戸愚呂は桑原に狙いを定めたのでしょう。

キャラクター的に演出しやすい

3つ目は、物語の演出上の観点からです。浦飯チームの中で桑原は戦闘力が低い存在として演出されていました。

具体的には、裏御伽チームとの戦いで死々若丸、美しい魔闘家・鈴木に2連敗を喫しています。2連敗は浦飯チームでは唯一です。

霊光玉を授かった幽助、元々A級妖怪だった蔵馬や飛影に比べると、生身の人間の桑原の力が劣るのは当たり前です。また、クールな蔵馬や飛影が殺されるというのも、演出的に盛り上がりにかけるため、あえてムードメーカーの桑原を殺すことで、絶望感を読者に与えたかったと思われます。

戸愚呂が桑原を殺さなかった理由を考察

最後に、戸愚呂が桑原を殺さなかった理由を考察します。まず、戸愚呂の目的は、最大限の力を発揮した幽助と戦い、そして、破れることでした。

幽助と戸愚呂の戦いが終わった後、飛影と蔵馬に下記のセリフがありました。

飛影「桑原の防御力が予想以上に上がっていて心臓を貫ききれなかった」

蔵馬「戸愚呂は初めから殺す気がなかった。本当に強い者が自分を倒してくれることを待っていた。悪役を演じ続けてでも」

飛影と蔵馬のセリフの後、戸愚呂チームのオーナーである左京が、蔵馬の発言が正解だろうと推測しています。左京は戸愚呂の数少ない理解者であるため、蔵馬の考え方で間違いないのでしょう。

つまり、戸愚呂は桑原を殺すフリをして、自分より強くなった幽助から殺されることを望んでいたと推測できます。殺されることで自分が犯した過去(無力さ故に弟子たちが潰煉に殺されたという罪の意識)を償いたかったのだと思われます。

まとめ

今回は、

●幽遊白書の桑原和真は死亡した?

●戸愚呂がが桑原を殺そうとした理由は?

●戸愚呂が桑原を殺さなかった理由を考察

これらについてまとめました。

以上となります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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