文豪ストレイドッグスに登場する太宰治、中原中也。

2人の出会いを描いた「太宰、中也、15歳」の物語が非常に人気ですね。

2人がポートマフィアへ加入する経緯となった15歳時のエピソードであり、非常に注目が集まっています。

今回は、文豪ストレイドッグスの「太宰、中也、15歳」のネタバレや荒覇吐(アラハバキ)と関係について記載していきます。
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【文スト】「太宰、中也、15歳」をネタバレ!

文豪ストレイドッグスに登場する「太宰、中也、15歳」の時は大きく分け下記5つの順に説明していきます。

・武装組織「羊」に所属
・太宰治との出会い
・黒幕、蘭堂との戦い
・黒幕、蘭堂の狙い
・取引でポートマフィアへ所属

太宰治との出会い


中原中也は当初はポートマフィアと敵視する組織、武装組織「羊」のリーダーでした。

 
ただ、この組織は少年少女で構成されたグループで中原以外は非力であり、実力では遠く及びません。

 
また、中原が15歳の時にはポートマフィアと敵対する組織は3つあり、

 
・ナカセ会
・GSS
・羊

 
と説明されています。

 
中原が「羊」に加入した経緯はまだ明らかになっていませんが、両親がいない同世代という共通点から誘われたのでしょう。

 
一方、太宰治は15歳の時は正式にポートマフィアへ所属はしておらず、先代を殺してボスとなった森鴎外の証人としての扱いでした。

 
太宰は、から"死亡したはずの先代が現れたという噂が流れているため、真相を探って欲しい"と依頼を受け、引き受けます。

 
まずは手がかりを探るため、すり鉢のように地面が窪んだ地形にできた貧民街である擂鉢街に向かいました。

 
擂鉢街に向かった太宰と広津柳浪(黒蜥蜴のリーダー)は、そこでいきなり、当時「羊」のリーダーだった中原中也に戦闘をけしかけられます。

 
太宰が森と電話をしていた時、中原が後ろから異能力を使って蹴り込んだのが、2人のファーストコンタクトでした。

 
太宰・広津vs中原で戦いますが、突如、3人が知らない黒い炎に伴う大爆発が起き、吹き飛ばされてしまいます。

 
太宰はこの時、黒い炎の中心に先代ボスが立っているのを目撃します。

 
中原は結局、ポートマフィアへ確保されてしまい、森の元へ連れて行かれます。

「荒覇吐(アラハバキ)」を探る

森の部屋に太宰とともに入った中原は、今後について提案を受けます。

 
それはポートマフィアに協力をして「先代が現れた噂」と「黒い炎の爆発」について調べて欲しいというもの。

 
中原は当初は拒みましたが、ポートマフィアが「羊」の構成員を人質にとったこと、また、中原自身も「黒い炎の爆発」については以前から独自に調べていたため、やむをえず協力することに。

 
この「黒い炎の爆発」は、荒覇吐(アラハバキ)と呼ばれる神による爆発といわれていました。

 
また、8年前に擂鉢街のもとになる特徴的な地形を作ったのも、同じく荒覇吐(アラハバキ)の爆発の仕業といわれています。

荒覇吐(アラハバキ)の正体

太宰と中原は、ポートマフィアの準幹部であり、同じく黒い炎の被害者である蘭堂に話を聞きにいきます。

 
蘭堂は「爆発の中心に黒い獣を見た」といい、それを「神」と表現しました。

 
話を聞いた太宰と中原は、それぞれ違う推理方法で、街に「黒い炎の爆発」を起こした黒幕は蘭堂であると推理します。

 
しかし、蘭堂は「黒い炎の爆発」を起こしたものの、それは荒覇吐(アラハバキ)を偽たものであり、本当の目的は真の荒覇吐(アラハバキ)を呼び寄せることでした。

 
また、蘭堂は異能を使って先代の死体を意のままに操っていたのです。

 
蘭堂が本心を語った時、中原が自身の口から「荒覇吐(アラハバキ)は俺だよ」と告白をします。

 
実は、中原は8年前より前の記憶がなく、どこかの施設に隔離されていたそうです。

 
蘭堂は説明を続け、中原はそもそも人間ではなく、荒覇吐を抑え込むため外側だけを人間にした安全装置であることを明かしました。

 
中原が異能使った汚濁状態が本来の姿であり、人間部分はあくまでも作り物というわけです。

 
中原いたのは軍の人口異能の研究施設であり、実験を繰り返している組織でした。

黒幕・蘭堂の目的

蘭堂の正体は、欧州の異能諜報員、アルチュール・ランボオ。

 
8年前に相棒のポール・ヴェルレエヌとともに、敵国(日本)の強大なエネルギー生命体を奪還しに来ていました。

 
そして、意図せずに施設にいた中原の封印を解いた人物でもありました。

 
中原が8年前より記憶がないこと、また、同じく8年前に擂鉢街の元に爆発が起きたのも、全ては蘭堂が封印を解いたからでした。

 
蘭堂の異能は自らが作り出した亜空間の中にある死体を取り込み、異能化するもの。

 
ポートマフィアの先代も死体を取り込んで操作していました。

 
蘭堂は中原を殺して異能として取り込み、8年前の爆発の衝撃により失われた記憶——日本に一緒に潜入した親友であり、相棒であるポール・ヴェルレエヌが爆発の後どうなったのか——を取り戻そうとしていました。

 
目的を果たした蘭堂と太宰・中原の戦いがスタートしますが、最後は2人が勝利。

 
当初の目的だった「先代が現れた噂」と「黒い炎の爆発」についてはこれで解決しました。

取引でポートマフィアへ所属

しかし、全てが片付いた後、中原はGSSの組織と手を組んだ「羊」の仲間に裏切られてしまいます。

 
不意打ちから重傷を負う中原の前に現れたのは、「羊」たちを殺すため、構成員を引き連れた太宰でした。

 
中原は、恩があるからと「羊」は殺されないよう、太宰と取引し、中原自身はポートマフィアに加入することとなりました。

 
太宰は作戦の当初からここまでを計算していましたが、結局、中原は自身の部下にはならず、尾崎紅葉の部下となります。

 
尾崎も過去にポートマフィアを敵視した存在であり、気持ちが通ずるところがあったのでしょう。

 
尾崎紅葉についてより、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

【文スト】中原中也の正体と荒覇吐(アラハバキ)について

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中原中也の正体は人間はない

内容を整理すると、中原中也の正体は人間ではありません。

 
外面は人間ですが、それはあくまでも「汚濁」を使った際に現れる殺人的な人工兵器を隠すために、当て込まれたものです。

 
実際、中原は「汚濁」を使うと自分の意思では元の人間の姿に戻れないため、一回限りの制御装置というわけです。

 
太宰は異能無効ができるため、中原を人工兵器から人間の姿に戻せる唯一の存在になります。

 
中原が、8年前より前(=0歳〜7歳)の記憶がないのは、ちょうど8年前に蘭堂が中原の封印を解いたから、そこから記憶がスタートしています。

 
中原は、荒覇吐(アラハバキ)だと認識していますが、8年前より前(=0歳〜7歳)の記憶を確かめるために、太宰に出会う前から独自に調査をしていたわけです。

荒覇吐(アラハバキ)とは?

作中に出てくる荒覇吐(アラハバキ)とは、つまりは、中原のことをさします。

 
荒覇吐(アラハバキ)は、蘭堂は「神」と表現していましたが、実際には「危険な人工兵器」という認識でしょう。

 
"正体不明だが、非常に強力な殺戮や破壊を起こす兵器"という具合で良いと思われます。

まとめ

今回は、

●【文スト】中原中也の15歳をネタバレ!

●【文スト】中原中也と荒覇吐(アラハバキ)の関係

これらについてまとめました。

以上となります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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