2019年8月9日に日本公開の実写版映画「ライオンキング」。

 
主人公・シンバを始め、動物たちの迫力ある映像に魅了されるでしょう。

 
動物たちはどのように撮影をされているのでしょうか。

 
今回は実写版の映画「ライオンキング」に登場する撮影・演出について深掘りをしていきます。

実写版「ライオンキング」動物は本物?

実写版「ライオンキング」ではシンバ、ムファサ、スカーなどお馴染みのライオンたちが迫力ある映像で映し出されています。

 
彼以外の動物も細部まで描かれており、「本物の動物を使っているの?」と感じた人も少なくないでしょう。

 
しかし、実際には本物の動物は一切起用せず、全て「CG」で演出をしています。

 
こちらについては下記の報道がある通り、映画全体をバーチャルリアリティ(以下、VR)で撮影をしています。

 
(CGはVRの一部であり2つの違いについて下部で別途説明します)

 
下記は映画後悔の約半年前に明らかになった事実であり、すでに撮影を終えて編集作業に入っている段階で明らかにされています。

 

主人公の少年以外フルCGの実写版『ジャングル・ブック』で世界を驚かせたジョン・ファヴロー監督が、再び動物たちの世界を描く本作。

ウォルト・ディズニー・スタジオのマーケティング・プレジデント、リッキー・ストラウス氏によると、音楽、ドラマ、エモーション、アドベンチャー、ユーモアといった要素はそのままに、テクノロジーでできることをさらに押し上げ、映画全体をバーチャルリアリティで撮影しているという。

ファヴロー監督たちは現在、カリフォルニアで作業の真っただ中だが、特別映像をD23で公開。

名曲「サークル・オブ・ライフ」が高らかに鳴り響く中、ヒヒのラフィキが主人公のライオン・シンバを崖の上で抱え、動物たちにお披露目するオープニングシーンで、サバンナの朝日、草原、動物たち一頭一頭、その柔らかな毛並みまで本物と見まごうクオリティーで再現されており、息をのむほどだった。

www.cinematoday.jp

 
ディズニーでは2019年以降、様々な実写化に取り組んでいますが、「ライオンキング」が他の作品と大きく違う点は「人間がいない」ことでしょう。

 
過去にも動物たちが主要キャラで描かれた作品(「ダンボ」、「ジャングル・ブック」など)は、少なくとも人間の存在があった上で動物が描かれていました。

 
しかし、「ライオンキング」はサバンナの王国プライドランドを舞台にした完全な動物たちの物語です。

 
以上の要素から、上記の説明でもあるように、サバンナの朝日や草原などの背景やセリフのない動物も全てVR(CG)で演出をされています。

実写版「ライオンキング」撮影方法はフルCG?VR?

実写版「ライオンキング」では動物や背景などを全てVR、CGで演出しているため、セットや撮影用カメラなどを全く使用していません。

 
これまで人間かいた時は下記のように人と動物をうまくミックスさせる必要がありましたが、今回は動物だけのため、このような手間も不要になるのです。

 
●映画「ジャングル・ブック」の1シーン

CGとVRの違いは?

実写版「ライオンキング」の撮影方法は全てVR(バーチャルリアリティ)演出をしていることがわかりました。

 
ただ、色々と調べていくと、「VRとCGって何が違うの?」と疑問に感じる人もいるでしょう。

 
VRとCGの関係ですが、CGとはVRの一部にすぎません。

 
VRとは「バーチャルリアリティ」の略称であり、日本語でいう「拡張現実」です。

 
もっと詳しく説明をすると下記になります。

 

現物・実物(オリジナル)ではないが機能としての本質は同じであるような環境を、ユーザの五感を含む感覚を刺激することにより理工学的に作り出す技術およびその体系。略語としてVRとも。

ja.wikipedia.org

 
VRとは現実と同じ世界観を再現することであり、その中にCG(視覚要素)、音響(聴覚要素)、装置(触覚要素)なども入り込んできます。

 
今回の「ライオンキング」でも、"フルCGで撮影された"と日本では報道されていますが、実際にはCG(視覚)だけでなく、音響なども全て作り上げているものであり、正確には「バーチャルリアリティで撮影された」となります。

 
VRは人の五感に作用するものを再現するときに使うため、CG(視覚)以外の要素もあるのです。

 
「ライオンキング」のジョン・ファヴロー監督は、2016年7月に日本公開の映画「ジャングル・ブック」でも監督を担っています。

 
「ジャングル・ブック」では主人公のモーグリ以外はVRで撮影をされており、その新しい手法は世界中で話題になりました。

撮影セットや役者は?

「ライオンキング」では撮影セットや役者はいません。

 
コンピューターや専用ツール、ソフトを用いて映画が作り込まれています。

 
「え!そしたら、ハリウッドの俳優は一切関わらないの!?」

 
と思う人もいるでしょう。

 
しかし、今回は演者がいない分(?)声優陣が非常に豪華です。

 
●シンバ(声:ドナルド・グローヴァー)

 
●ナラ(声:ビヨンセ・ノウルズ=カーター)

 
●ムファサ(声:ジェームズ・アール・ジョーンズ)

 
●スカー(声:キウェテル・イジョフォー)

 
●プンバァ(声:セス・ローゲン)

 
 
VRの技術での撮影は非常に大変だと思いまますが、「製作費」という観点では、実写映画でハリウッドの俳優を起用するときよりも抑えられているでしょう。

 
その分、このような豪華な声優陣が配役されたのかもしれません。

まとめ

今回は、

 
●実写版「ライオンキング」動物は本物?
 
●実写版「ライオンキング」撮影方法はフルCG?VR?

 
これらについてまとめました。

 
以上となります。
 
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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