2009年8月1日に公開された映画「サマーウォーズ」。

 
ヒロインの夏希に対して「嫌い」「うざい」という声がありますが、本当なのでしょうか。

 
健二との関係も非常に密接に関わってくる点であり、併せて考察していきたいですね。

 
今回は、映画「サマーウォーズ」の夏希の性格を深掘りしていきます。

映画「サマーウォーズ」夏希が嫌い?うざい?

映画「サマーウォーズ」でヒロインの夏希に対して、「嫌い」「うざい」という声があがっています。

 
実際にはどのような点でこの評価になっているのでしょうか。

 
意見を集約していくと、

 
主人公・健二への態度がコロコロ変わりすぎ!

 
という点です。

 
確かに物語を追っていくと、夏希の気持ち・態度が瞬く間に変わっているシーンが目立っており、少しイライラする人がいてもおかしくないでしょう。

 
これについては時系列ごと追っていくとわかりやすいですね。

「彼氏のフリ」を依頼

物語は夏希が健二に「彼氏のフリ」を依頼することでスタートします。

 
そもそも、当初は「実家に一緒に行くこと」という安易な内容でしたが、実家到着後に「実家に一緒に行き、彼氏のフリをする」という無理難題であることが明らかになります。

 
健二が「彼氏のフリ」をする理由も、夏希が具合がすぐれない栄おばあちゃんに「私の彼氏を連れていくまで死んじゃダメよ」と言ってしまったことが原因です。

 
栄おばあちゃんを元気づけるためとはいえ、かなり無茶振りのお願いです。

 
さらに、

 
・東大生
・旧家の出身
・アメリカ留学

 
という、スーパーエリートの経歴(侘助の経歴)をかさられるという、健二にしたら夏希のお願いとはいえ、災難なバイト内容でしょう。

 
この段階では夏希への「嫌い」「うざい」度数はそこまでだと思いますが、中にはいきなり無茶振りした態度にイラっとする人も少なくないと思われます。

侘助にデレデレ

夏希の態度が大きく変わったのは、侘助が登場してからでしょう。

 
夏希にとっては侘助は初恋の相手であり、先ほどの彼氏3条件も憧れの侘助の経歴をそのまま当て込んだものでした。

 
陣内家で侘助を見つけるにあたり、いきなり抱きつく始末。

 
さらに、

 

夏希「本当にまだ結婚していないの。彼女は?彼女は?」

侘助「くだならねぇこと聞くな」

夏希「やったぁ、今度アメリカ遊びいこ」

ディズニーリゾート連れて行ってよ。最初はカリフォルニア、それからフロリダ」

それでね、おじさんの家に止まるんだ。連絡先、教えてよ」

 
このセリフを健二の前で言うのかーい、と誰もが突っ込んだでしょう。

 
夏希が侘助に対してデレデレしている態度を見たときの健二の表情がかなり可哀想でしたね・・・。

 
その日の夜、健二はちょっと悩んでいる描写もあり、「何やってるんだろ、俺」と嘆いてしまうのです。

 
また、その後に健二が彼氏でないことも家族にバレてしまい、途中まで健二が悪いということになっていましたね。

 
(明らかに夏希が悪いのに・・・)

涙をとめて宣言

栄おばあちゃんが亡くなった日中、家族全員がうなだれていると、夏希も非常にショックな様子でしたね。

 
縁側に夏希と健二が2人でいるシーンですが、その時に夏希は目から涙をポロリとこぼします。

 
そして、

 
とめて・・涙。ここ、握って。(涙を)とめて。

 
と健二に言いながら、泣きじゃくるのです。

 
確かに栄おばあちゃんが亡くなったことが大きな要因かもしれませんが、健二に依頼することなのかと疑問に思っている人は少なくないでしょう。

 
仮に侘助がいたら、侘助の方に身を寄せていたのではないでしょうか。

 
もちろん、大好きな曽祖母の死は悲しい出来事かもしれませんが、気持ちの移り変わりが激しいというか、「涙を止める=指を握る」というちょと強引な演出な気がしなくもありません。

映画「サマーウォーズ」夏希は性格が悪いか考察

映画「サマーウォーズ」では、夏希のちょっと嫌な部分が描かれていましたが、実は小説版では夏希の内面や過去について描写があります。

 
映画で描かれていない点としては、

 
・健二のことは少し気になっていた
・侘助への感情は恋愛ではない

 
という部分です。

 
この2つを知ると夏希の性格についてより深く知れることになり、「性格が悪い」という意見も否定的になる人が多いと思われます。

夏希と健二の関係

映画では、夏希と健二の出会いまでには言及されていませんでした。

 
小説版ではそれについても細かな描写があります。

 
夏希と健二の出会いは物語の1年前。

 
夏希は、物理部の部長にOZを使用してコンサートチケットを予約する方法を教えてもらう予定でした。

 
しかし、当日に物理部の部室へ行くも部長は不在で、代わりに丁寧に教えてあげたのが健二です。

 
以降も機械音痴の夏希はOZのことを健二に質問するようになり、徐々に仲を深めていったのです。

 
ある日、栄おばあちゃんの具合の悪さを聞いた夏希は「彼氏を連れて行く」と伝えてしまい、どうしようかと迷います。

 
夏希は校内でも非常にモテており、男子と仲良くなるもすぐに告白をされて断るという日々が続いていました。

 
つまり、彼氏どころか、きちんと信頼できる男子が周囲にいない状況だったのです。

 
そんな時に頭に浮かんだのが健二です。

 
健二とは知り合って1年ほど経過しており、夏希は健二の優しい部分を気に入っていました。

 
夏希は健二にアルバイトのことを依頼しようと物理部の部室に向かったところ、佐久間と2人でバイトをしており、直接誘うのは恥ずかしため「どちらか1人」といったのです。

 
映画ではいきなり、アルバイトに誘っていますが、小説版ではきちんとバックグラウドまで描かれています。

 
夏希は当初から健二を誘おうと決めており、恋愛に発展はしていないものの、好意を抱いていたことは確かです。

 
そうでなければ実家に行き、彼氏のフリはさせないでしょう。

夏希と侘助の関係

2つ目は夏希と侘助の関係です。

 
映画では夏希が侘助にデレデレしている場面が目立ちますが、冷静に考えれば、2人は10年ぶりの再開なのです。

 
侘助は10年間、ずっと研究と開発に打ち込んでおり、そのため実家に足を運ばなかった経緯がありました。

 
また、夏希は幼い頃に栄おばあちゃんから、養子の侘助が陣内家で孤立しないように話しかけて欲しいと頼まれており、ずっと話しかけているうちに好きになっていったという経緯があります。

 
その感情も好きとはまだ違うものだと思いますが、幼い夏希にはそれがわかなったのでしょう。

 
そして、その感情を抱えたまま10年ぶりの再開を果たしており、当時の心境のままで侘助に接していたというわけです。

 
冷静に考えれば、2人は親戚関係にあり、遠いものの血縁関係にもあるわけです。

 
夏希も映画では結構デレデレしていますが、過去の義務感が疑似恋愛に昇華した気持ちのままで10年ぶりに再開したからであり、きちんとした恋愛感情ではないことがわかります(↓)

映画「サマーウォーズ」夏希の性格は?

では、そんなサマーウォーズに登場する夏希の性格はどんなものでしょうか。

 
夏希の性格は、

 
明るくてノリがいいけど、恋愛に関しては古風な考えを持つ

 
というものです。

 
大家族で育った経験から、コミュニケーション力は抜群でノリも良い人物です。

 
一方、栄おばあちゃんの影響もあり、男性に対してかなり奥手であり、付き合い=結婚前提くらいのものだと思います。

 
実は漫画版では、夏希と健二の"その後"が描かれています。内容を知りた人はこちら。

 
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まとめ

今回は、

 
●映画「サマーウォーズ」夏希が嫌い?うざい?
 
●映画「サマーウォーズ」夏希は性格が悪いか考察
 
●映画「サマーウォーズ」夏希の性格は?

 
これらについてまとめました。

 
以上となります。
 
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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