2019年9月20日公開の映画「見えない目撃者」。
主演の吉岡里帆さんが盲目の元エリート警察官・浜中なつめを演じ、誘拐犯を追跡していきます。
緊迫感に包まれスリル溢れる内容になっていますが、この映画にが元ネタの映画が存在します。
一体、どんな作品なのでしょうか。日本版との違いについても気になりますね。
今回は映画「見えない目撃者」の元ネタについて深掘りしていきます。
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この記事の目次
映画「見えない目撃者」元ネタや原作は?
吉岡里帆主演スリラー映画『見えない目撃者』視力を失った元女性警官が猟奇殺人の真相に迫る - https://t.co/OctdwlQELO pic.twitter.com/0A8IrPlQy9
— Fashion Press (@fashionpressnet) June 17, 2019
映画「見えない目撃者」には元ネタの映画が存在します。
それは2011年に韓国で公開された「ブラインド」という映画です。
韓国では230万人動員を記録する大ヒットを記録しています。
韓国の人口が5,200万人弱であるため、1人で複数回鑑賞している方もいるとは思いますが、単純計算でおよそ20人に1人が観ていることになります。
「ブラインド」は日本でも2014年7月5日に公開されています。
昨今の映画のように小説が原作になるケースとは異なり、過去に公開された韓国映画の内容が元ネタ(原作)です。
さらに、「ブラインド」は2015年に中国・韓国の合作でリメイクがなされており、その時のタイトルも「見えない目撃者」です。
この時も日本で2016年4月1日に公開されています。
公開順を並べていくと、
・2011年「ブラインド」(韓国映画=元ネタ/2014年7月5日日本公開)
↓
・2015年「見えない目撃者」(「ブラインド」のリメイク/中国・韓国合作版/2016年4月1日)
↓
・2019年「見えない目撃者」(日本版/2019年9月20日公開)
このような順番になります。
韓国版映画「ブラインド」の内容は?
韓国『ブラインド』原題同 盲目の女性キム・ハヌルが巻き込まれた事故を偶然目撃した青年ユ・スンホ 盲導犬の描き方とか短期間であんなに盲目故の感覚が鋭くなるものかな?という部分はあれど 全体的には悪く無いサスペンス映画 pic.twitter.com/cMugIm4lfp
— むさ(musA) (@ymusa2) May 26, 2016
2011年に韓国で公開された「ブラインド」は8年前ということもあり、すでにネタバレが多くのメディアで報道されています。
あらすじは下記になります。
ひき逃げ事件の現場に居合わせたことから、命を狙われるはめになった盲目の女性を描いたスリラー。
3年前に事故で視覚を失ってしまったスアは、乗っていたタクシーが何かにぶつかった衝撃を感じるが、運転手は犬をひいてしまったと言うだけだった。
不審に感じたスアが執拗に問いただすと、運転手はスアを置いて逃げてしまう。
このひき逃げ事件と、世間を騒がせている女子大生失踪事件に何らかの関係があることをつかんだ警察は捜査に乗り出し、スアにも協力を求める。
そこへ、ひき逃げ事件を目撃していたという青年ギソプが現れるが、スアとギソプは犯人に命を狙われてしまう。
eiga.com
以下は感想になります。
日本の「見えない目撃者」に通ずる部分もありますので、ご注意ください。
今日、ブラインドっていう韓国の映画見てたんやけど、視覚障害者の主人公が犯人に襲われそうになって盲導犬が犯人に立ち向かい注射器でめった刺しにされて盲導犬が死ぬシーンで泣いてしまった
— 虎 鉄 (@Carbuncle0301) December 2, 2018
たまたま昨日見たブラインドっていう韓国映画にもかわいい盲導犬が出ててねー。飼い主さんに従順なのが逆に切ないというか…途中追いかけてくる犯人から飼い主を守るために犠牲になっちゃうんだよねー。あのシーンはちょっと見てられんかったな…
— やぎうさぎ (@01fukufuku10) October 2, 2018
『ブラインド』あぁーもう犯人死んでぇ。あぁーもう、死んでぇって何度思ったことか…!盲目の女性が主人公なんだけど支える周りのキャラがすごくいい。みんな頑張ってくれます。彼女を支える一匹の盲導犬の頑張りにもウルウルです。内容もハラハラドキドキで楽しめました。ザ・韓国映画って感じです!
— ヒラノユミ (@sune3sune3) August 19, 2015
内容の感想をチェックしていくと、主人公のパートナーである盲導犬シーンに感動や感情移入する人が多いですね。
ネタバレになりますが、「リマインド」では主人公が手術で使用するメスを持つ犯人に追われてしまいますが、盲目の主人公に代わり、盲導犬が犯人に立ち向かうのです。
主人公をかばった盲導犬は最後は犯人に殺害されてしまうという悲しい結末を迎えており、このシーンには悲しさや苦しさを覚えた人もたくさんいたようです。
作中ではとにかく犯人のサイコパスさが強調されており、かなり怖い雰囲気に仕上がった映画になっています。
ホラーではなく、スリラーのジャンルに分類されるため、ハラハラが止まらないと思います。
犯人は堕胎専門の産婦人科医であり、過去の犯罪歴もあるという設定です。
残虐性には鑑賞者は「早く逮捕されろ!」と思うこと間違いありません。
「見えない目撃者」と「ブラインド」との違いは?
[the_ad id="5494"] 続いて、「見えない目撃者」と「ブラインド」との違いを記載していきます。3作品が関連するため比較対象を整理すると、下記になります。
・2011年「ブラインド」(韓国映画=元ネタ/2014年7月5日日本公開)
・2019年「見えない目撃者」(日本版/2019年9月20日公開)
「ブラインド」が原作になっており、内容に関してはほぼ同じだと思います。
主人公たちの雰囲気や作品の重厚感も原作に忠実です。
もし変化があるとすれば、日本と韓国の警察制度の違いかもしれません。
韓国はかなり警察の権力が強いためフィクションとはいえ、「ブラインド」では少し暴力的な面もあるようです。
日本の刑事も昔はそうだったと思いますが、昨今は何かと厳しくなってきており、刑事とはいえ慎重に行動せざるを得なくなっています。
警察の組織の動きや操作方法には国が違うため差異はあるでしょう。
さらに、「ブラインド」では堕胎専門の産婦人科医が犯人ですが、日本版「見えない目撃者」ではそれらしき人物はいません。
ちょっと怪しいなと思うのが、栁俊太郎さん演じる桐野圭一です。
桐野は風俗店のスカウトマンであり、作中の誘拐事件に少し関係していそうですね。
例えば、スカウトと称して、実はそのまま少女を誘拐してしまうなど・・。
もしかしたら、犯人の職業が違うという可能性はありますね。
「見えない目撃者」の日本語版と韓国版の違いは?
続いて、「見えない目撃者」の日本語版と韓国版の違いを記載していきます。
3作品が関連するため比較対象を整理すると、下記になります。
・2015年「見えない目撃者」(「ブラインド」のリメイク/中国・韓国合作版/2016年4月1日)
・2019年「見えない目撃者」(日本版/2019年9月20日公開)
こちらに関しては基本、内容は同じでしょう。
違う点は上記と同じで、
・警察制度の違い
・犯人の職業
これらの2点になると思います。
いずれにせよ公開前に段階になるため、情報がでてき次第、更新をしていきたいと思います。
まとめ
今回は、
●映画「見えない目撃者」元ネタやモデルは?
●韓国版映画「ブラインド」の内容は?
●「見えない目撃者」と「ブラインド」との違いは?
●「見えない目撃者」の日本語版と韓国版の違いは?
これらについてまとめました。
以上となります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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