2019年4月26日に公開された映画「アベンジャーズ エンドゲーム」。

作中では最後の戦闘シーンにて、ドクター・ストレンジことスティーヴン・ストレンジが、トニー・スタークへ向けて人差し指を立てるーンがありましたね。

激しい戦闘中の一瞬の出来事でしたが、メッセージを理解したトニーはサノスへ勝負を仕掛けます。

今回は、アベンジャーズエンドゲームでストレンジがトニーに向けて人差し指を立てた理由と意味について、改めて考察していきます。

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アベンジャーズエンドゲームでドクター・ストレンジがトニー・スタークへ人差し指を立てた理由は?

アベンジャーズエンドゲームでドクター・ストレンジがトニー・スタークに向けて人差し指を立てるシーンがありました。

物語のクライマックスであり、トニーがインフィニティ・ストーンを使うきっかけになったシーンです。

これはエンドゲームの前作、インフィニティ・ウォーと密接に関係していています。

ドクター・ストレンジだけが知る「1400万605分の1」の作戦

インフィニティ・ウォーでは、トニーやストレンジはサノスの故郷であるタイタンに向かい、サノスと対戦します。

その時は結果的に負けてしまいますが、対戦前にストレンジが胡座のポースで未来を予測するシーンがありました。

この時に以下の会話がなされています。

ピーターはピーター・パーカー、クイルはピーター・クイルです。

トニー「ストレンジ、大丈夫か?」

ストレンジ「!!!!アアッ!!!」(現実世界に戻る)

ピーター「何をしてたの?」

ストレンジ「時を超えて未来を見ていた。この戦いが招く、あらゆ可能性を」

クイル「いくつ見た?」

ストレンジ「1400万605

トニー「こっちの勝利は?」

ストレンジ「1つ

インフィニティ・ウォーの公開後に少し話題になりましたが、他のアベンジャーズと違い、ストレンジはあらゆる(=1400万605)結末が見えていたということです。

サノスに勝てる唯一の方法を知っていた存在でした。

しかし、インフィニティ・ウォーで結局、ストレンジはサノスの"指パッチン"でこの世から消されてしまい、サノスに勝てる方法を誰にも伝えることができずにいました。

ただ、これは伝えられなかったのではなく、あえて伝えなかったというのが、エンドゲームで明らかになります。

エンドゲームでストレンジがトニーへ人差し指を立てた理由は?

そんな中で迎えたエンドゲーム。

作中ではブルースの"指パッチン"で消された人たちがこの世に戻ってきます。

その中にはストレンジも含まれており、他のアベンジャーズとともに最後の決戦に立ち向かいます。

ちょうどその時、トニーは思い出したかのようにストレンジに対して、"あの時言った唯一の勝てる方法を教えてくれ"という趣旨の質問をしていました。

しかし、ストレンジは「それを言ってしまったら意味がない」と突き返します。

これは、未来を教えてしまうとその道が途絶えてしまうから意味がない、という趣旨で伝えていました。

理由は、少し戻りますが、インフィニティ・ウォーの段階でストレンジがサノスを倒す方法を誰にも伝えなかった理由はここにあると思います。

そんな中で始まるアベンジャーズ対サノス軍の最後の戦い。

かなり混戦になりますが、最後の最後でストレンジがトニーに向けて、人差し指一本だけを向けました。

最後の結末は言うまでもないですが、この流れからストレンジがトニーへ人差し指一本だけを向けた理由は明らかです。

言葉に出さなかったのは、その道を伝えて途絶えさせないため、また、戦闘中でサノスや敵に悟られないためでしょう。

そして、これだけでトニーならわかると判断したのだと思います。

人差し指を一本だけ向けた理由は、タイタンでトニーらに話した「1400万605分の1通り」のチャンスを伝えたかったから。

ストレンジの人差し指の意味は、

トニー、たった1つの方法は今だ!

ということでしょう。

トニーも指の意味を悟り、サノスへ最後の戦いを挑むのです。

アベンジャーズインフィニティ・ウォーでドクター・ストレンジがサノスへストーンを渡した理由

インフィニティ・ウォーの段階でサノスを倒せる唯一の方法を見つけたストレンジは、トニーの死をすでに知っていたということです。

そして、自身がサノスにより世の中から消えることも知っていたことになります。

タイタンでストレンジが、サノスに自身のタイム・ストーンを渡して、トニーを助けるシーンがありました。

実は事前に「ストーンが危なくなったら、見捨て逃げる」という宣言をしていたにも関わらずです。

しかし、それでもストレンジがサノスへストーンを渡した理由は、トニーが最後に"指パッチン"をして世界を救うという唯一の方法を知っていたからでしょう。

エンドゲームを振り返れば、トニーなくしてサノスは倒せませんでした。

トニーがいなければ、タイムトラベルの方法が見つからず、また、インフィニティ・ストーンを使用できる機械をつくることができなかったと思います。

そして、トニー自身、人間の体でインフィニティ・ストーンを使用した場合、命を落とすことは理解していたのでしょう。

天才的な頭脳を持つトニーが機械をつくった段階でそれを認識していないわけがありません。

自らの命と引き換えに地球を救うことを最初から覚悟していたのだと思います。

トニーとともにアベンジャーズの中心人物だった、スティーブ・ロジャースも最後は年老いた姿で戻ってきました。

盾をサム・ウィルソンに渡していましたが、後継者で間違いないのでしょうか。

まとめ

今回は、

 
●アベンジャーズエンドゲームでドクター・ストレンジがトニーへ人差し指を立てた理由は?
 
●アベンジャーズエンドゲームでドクター・ストレンジはトニーが死ぬことを知っていた?
 
●アベンジャーズインフィニティ・ウォーでドクター・ストレンジがサノスへストーンを渡した理由

 
これらについてまとめました。

以上となります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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