映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」が公開され、作中での疑問点も多いと思います。
物語のラストでは、スティーブ・ロジャースは自らの意思で年齢を重ねた姿で現代に戻り、キャプテン・アメリカの証である盾をサム・ウィルソンに渡します。
これはスティーブがサムに「キャプテン・アメリカ」を受け継いだということでしょうか。
今回はキャプテンアメリカの後継者やスティーブのその後について考察していきます。
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キャプテン・アメリカの後継者はファルコン?
新キャプテンアメリカにファルコン!
マーベルは、10月の『キャプテンアメリカ #25』で、黒人ヒーローのファルコンが新たなキャプテンアメリカになることを発表した。飛行能力を持つウイングはそのままで、空を飛ぶキャップが誕生することに。 pic.twitter.com/5xpL9CWbpe
— 主水:アメコミNOW! (@mondocomics2013) July 17, 2014
スティーブ・ロジャース後のキャプテン・アメリカはサム・ウィルソンで間違いないでしょう。
映画でスティーブがファルコンに盾を渡していることもありますが、実は原作コミックではすでにサムが「キャプテン・アメリカ」を襲名しています。
原作では2014年にスティーブからサムに代替わりしており、ひと足早く"キャップ"として活躍しています。
2人の関係性は非常に深く、受け継いだのは当然かもしれません。
映画では関係が深く追求される場面がないですが、原作ではしっかりと描かれているようです。
実は、マーベルコミックが1996年から1997年に展開していた「ヒーローズ・リボーン」シリーズでも、二人の関係性が描かれています。
「ヒーローズ・リボーン」シリーズでは、ファルコンになる前のサムが第二次世界大戦に参戦していました。
戦場で負傷したサムは、キャプテン・アメリカから血を分け与えられスーパーパワーを手にしています。
この時から、ファルコンとキャプテン・アメリカの深い関係性は示唆されていたようです。
映画でファルコンが初登場したのは「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」でした。
ここでは窮地に陥ったスティーブとナターシャがサムの自宅へ訪れ、その際にサムは自分も戦うことを進言します。
サムはスティーブを非常に尊敬しており、公式ページも下記の内容がありますね。
空っぽな魂を抱えて生きている時、彼はキャプテン・アメリカに出会い、その庇護の元、スーパーヒーローとして戦うことを勇気づけ、“ファルコン”という人格を形成するのを助けてもらった。
キャプテン・アメリカのサイドキックとして訓練を受け、導かれた後、ファルコンは戦いの達人にして立派なアスリートとなった。
映画でも尊敬している描写があり、エンドゲームのラストにスティーブがサムへ盾を渡したことも納得がいきますね。
サムは身長は182.88㎝、体重77.11kgとスティーブ(187.96㎝、104.33kg)に比べて、少し小柄ですが、体も鍛えながら、今後はキャップとして活躍していくのでしょう!
スティーブ・ロジャース役のクリス・エヴァンスはマーベルとの契約が切れる
[the_ad id="5494"] 現実的な部分でいえば、スティーブ・ロジャース役のクリス・エヴァンスがエンドゲーム後にマーベルとの契約が満了して、更新はされないと報道されています。クリス・エヴァンス本人もキャプテン・アメリカ役からの引退を名言をしており、再びメインで出演することはないと思います。
クリス・エヴァンスがキャプテン・アメリカ役を卒業「たくさんの思い出をありがとう」 #Marvel #キャプテンアメリカ #アベンジャーズ https://t.co/VZg2vSJOqh pic.twitter.com/yWJIgFjCFN
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) 2018年10月5日
クリス・エヴァンスの直近の映画出演をみると、ほとんどマーベル関連です。
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
・2016年
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
・2017年
ifted/ギフテッド
・2018年
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
・2019年
アベンジャーズ/エンドゲーム
シリーズを継続させるため、1年間で半年は撮影、もう半年はPRという具合にスケジュールがほぼ抑えられていたのではと思います。
2011年、自身が主演する『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』で“MCU初登場”を果たしたエヴァンスは、マーベル・スタジオとの間で「6本の映画に出演する」という契約を結んでいたという。
最後にエンドゲームのために1本追加で契約を結び、終わりにしたのでしょう。
クリス・エヴァンスさんも別の役への挑戦もしたいはずであり、実際に多くのオファーが届いていると思います。
今回の契約満了は双方納得のいく形で終わりを迎えたのでしょう。
他にもエンドゲーム後に下記の役者陣が契約満了となります。
・クリス・エヴァンス(スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ)
・クリス・ヘムズワース(ソー)
・マーク・ラファロ(ブルース・バナー/ハルク)
・スカーレット・ヨハンソン(ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ)
・ジェレミー・レナー(クリント・バートン/ホークアイ)
ただ、スカーレット・ヨハンソンはブラック・ウィドウの単独映画、ジェレミー・レナーはホークアイの単独ドラマで契約継続が決まっています。
2作品ともに2019年での撮影、2020年に公開・放送の予定です。
ジェレミー・レナーのホークアイはドラマ作品でもあるため、もしかしたら2019年内での放送もあるかもしれません。
残りのロバート・ダウニーJr、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロは新たにに契約するのかは不透明な状況です。
ファルコンはウィンター・ソルジャーとドラマ化が決定
ディズニー新配信サービス、今度は『アベンジャーズ』ファルコン&ウィンター・ソルジャーをドラマ化へ!! https://t.co/menD4OeDju pic.twitter.com/1qaG2ukE2H
— tomnewsjapan (@tomnewsjapan) November 2, 2018
スティーブ・ロジャースからキャプテン・アメリカを受継ぐ、サム・ウィルソン。
エンドゲーム後にはウィンター・ソルジャーことバッキー・バーンズ(役:セバスチャン・スタン)とダブル主演のドラマが決まっています。
タイトルは「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」。
ディズニーの新映像配信サービス「Disney+」向けに製作される、マーベルキャラクターによるスピンオフ・ドラマの一つです。
マーベルのケヴィン社長は下記のように語っており、引き続き、ファルコン&ウィンター・ソルジャーの映画出演も示唆しています。
「映画でキャラクターを演じてきた俳優たちが、それぞれ6話、8話、10話の物語に登場します。
彼らはそれぞれのイベント・シリーズの中で変化し、進化し、成長する。そうした変化が、次に映画に登場する際に反映されるんです。」
どんなストーリーになるかは定かではないですが、2人の仲が良い連携シーンが見れることは間違いなさそうです。
サムとバッキーはともにスティーズを通じて親交が深い関係になっており、シビルウォーでも絶妙なコンビネーションを見せていましたから。
また、個人的には、サムが立派なキャプテン・アメリカになるまでの道のりを少しでも描いて欲しいなと思います。
これまでアンソニー&セバスチャンは、インタビューでスピンオフ作品の実現を望んでいた。
二人は“実現するなら『48時間』(1982)のような作品”だと声を揃えており、アンソニーは「最終的にお互いを3, 4回ボコボコにするんです、もう目に見えますよね」。
セバスチャンは「絶対できるでしょ」と熱意を明かしていたのである。
エンドゲーム後のスティーブ・ロジャースはその後はどうなった?
エンドゲーム後、スティーブ・ロジャースは静かに隠居していると思います。
スティーブ・ロジャースの生年月日は1918年7月4日。
MCUの世界ではキャプテン・アメリカの誕生日は、アメリカの独立記念日と同じ7月4日となっているという、粋な計らいです。
エンドゲームでは、インフィニティー・ウォー時の2018年から5年後(つまり、2023年)を描いており、そう考えるとスティーブは105歳ということになります。
お爺さんになって戻ってきましたが、100歳には見えなかったので、おそらくは70〜80歳くらいなのではないでしょうか。
ただ、今後は静かに暮らしたいということをサムに話しており、第一線に出てくることはなさそうです。
エンドゲームの展開から予想すると、スティーブだけでなく、トニー・スタークも今作を最後に出演はなさそうです。
今後、フェイズ4に向かうアベンジャーズは誰が新リーダーになっていくのか。
マーベルの社長は"あのヒーロー"を中心で名言していますね。
まとめ
今回は、
●キャプテン・アメリカの後継者はファルコン?
●スティーブ・ロジャース役のクリス・エヴァンスはマーベルとの契約が切れる
●ファルコンはウィンター・ソルジャーとドラマ化が決定
●エンドゲーム後のスティーブ・ロジャースはその後はどうなった?
これらについてまとめました。
以上となります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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