2012年5月25日に公開された映画「メン・イン・ブラック3」。

作中では、グリフィンが持つアークネットというアイテムがキーを握っており、ボリスとMIBで奪い合いが行われました。

最後はアークネットをアポロ11号に設置して、地球にバリアを張り付け事なきを得ましたね。

ただ、アークネットはなぜアポロ11号に取り付けをする必要があったのでしょうか。

今回は、映画「メン・イン・ブラック3」での、アークネットとアポロ11号の関係(設置の理由)について深掘りしていきます。
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映画「メン・イン・ブラック3」アークネットとは?

まずは、映画「メン・イン・ブラック3」に登場するアークネットというアイテムについて確認していきましょう。

アークネットとは、アルカナン星人が作り出した制御装置であり、作中ではグリフィン(↓)が保有しています。

最初はグリフィンが持つ銀色のペンダントがアークネットかと思われていましたが、ペンダントは外側だけの起動装置。

アークネット本来の青い球体はグリフィンの頭の中に隠されており、ニット棒を外すとその全貌が明らかになりました。

物語の途中、頭の上の青い球体がグリフィンの腕を経由して、ペンダントに吸い込まれていきましたね。

これで初めて起動できる状態になったというわけです。

ニット帽をかぶっているのは寒いだけでなく、アークネットを守るために少しでも厚手の物を選んだということでしょう。

アークネットを起動させると、惑星全体にバリアを張ることができるため、ボリスのような凶悪な宇宙人からの侵略を未然に防ぐことが可能です。

ただ、地球上では起動させることができず、大気圏外に運ぶ必要があるため、必然的に宇宙になってしまうのです。

これについては、グリフィンが作中で、

(アークネットは)大気圏外で広がり、防御シールドになる

と説明していました。

アークネットを奪い合う理由は?

作中では、ボリスとMIBの2人(K、J)が、グリフィンの持つアークネットを奪いあいます。

確認事項になりますが、ボリスとMIBの2人ではアークネットを持ちたい理由は異なります。

・ボリス:アークネットを奪い、地球を防波されるのを防ぎたい
・MIB(K・J):アークネットを使い、地球を防衛してボリスの援軍を防ぎたい

ただ、アルカナン星人の唯一の生き残りであるグリフィンは、祖国をボリス傘下のボグロダイト星人に殺された過去があり、地球を同じ目に合わせたくないKとJにアークネットを託すのです。

しかし、ボリスとしてもそれでは地球侵略はできなくなるため、グリフィンからアークネットを奪うべく、彼を狙います。

ボリスは、メッツのシティ・フィールドにてグリフィンをバイクでさらっていましたが、あれはグリフィン本人というより、グリフィンが持つアークネットが欲しかったとうわけです。

映画「メン・イン・ブラック3」アークネットとアポロ11号の関係は?取り付けた理由

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続いて、映画「メン・イン・ブラック3」アークネットとアポロ11号の関係について記載していきます。

なぜ、アークネットをアポロ11号に取り付ける必要があったのでしょうか。

これは先ほどのアークネットの起動条件にある「大気圏外に運ぶため」に他なりません。

Jが遡った1969年では、人間が宇宙へ跳び立つ手段は確立されていませんでした。

最新の技術を持つであろうMIBでもそれは同様であり、若い頃のKがグリンフィンに下記の質問をしています。

若い頃のK「どうやって、これを宇宙へ?」

グリフィン「人類の小さな一歩だよ」

しかし、グリフィンの言葉に続き、隣に走るトラックの看板に「本日、月ロケット発射」という文字が見えます。

そこでKが「月ロケットか」と一言。

当時では、アポロ11号が人間が宇宙に飛べる唯一の手段であルため、ニューヨークからフロリダのケープカナベラルへ向かうのです。

ここで疑問に思うのが、「だったら、MIBに所属する他のエイリアンにやらせればよくない?」ということ。

しかし、これについては下記の2つの点で方法から消えたのでしょう。

・アークネットを使った本人が死ぬ可能性がある
・アポロ11号に取り付けないと事実が変わる

前者については、危険性が高すぎるためNG。また、裏切られて、MIBの脅威になる恐れもあると判断された。

後者については、2012年のもともとの世界では、MIBの調査機よりKはケープカナベルでボリスを倒したと調べてはついています。

Jからすれば、「ボリス」「アークネット」「月ロケット」の3つからケープカナベルを思い出し、ケープカナベルでは歴史上、1969年7月16日にアポロ11号が発射するため関連性を見出したのでしょう。

大気圏外とケープカナベルから、アポロ11号に至ったわけです。

2012年のKも同じくアポロ11号に取り付けており、可能な限り歴史に則さないと、自分が現代に帰ったときにどこかで歪みが出てしまうと判断したのだと思います。

【矛盾】アークネットをアポロ11号で起動させたのにボリスが地球にいる

1969年7月16日、アークネットをアポロ11号に取り付けた後は無事に起動されて、地球には防御シールドが張られます。

ただ、これには矛盾もあり、なぜ、2012年になってボリスが地球に舞い降りることができているのか、という点です。

ボリスの収監先はルマナックス銀河刑務所という月面にある場所です。

脱獄をしたのは2012年であり、その段階ではすでにKによりアークネットが敷かれていたと思われます。

そのため、2012年にボリスが地球に舞い戻ってくるのは不可能という矛盾です。

これについては、2012年のKは過去にボリスを逮捕はできたけど、アークネットは起動しなかったということでしょうか。

だとしたら、2012年のKがケープカナベルでボリスを倒す意味はなく、なぜこの地名が出てきたのか謎になります。

ケープカナベルでボリスを倒したけど、そのままアークネットは起動させなかったという可能性はありますが、そんな失態をKが犯すのかという疑問がわきます。

映画「メン・イン・ブラック3」アポロ11号とグリフィンの言葉

アークネットを運ぶ宇宙船として登場したアポロ11号。

これはご存知の通り、実際に1969年7月16日に発射されています。

現実と映画をリンクさせたわけです。

アポロ11号は史上初の月着陸を達成した宇宙船です(↓)

アポロ11号 概要
・名称:アポロ11号(Apollo 11)

・小分類:アポロ計画

・打ち上げ国名・機関:アメリカ/アメリカ航空宇宙局(NASA)

・打ち上げ年月日:1969年7月16日

・帰還年月日:1969年7月24日

・飛行時間:195時間18分35秒

・国際標識番号:1969059A

宇宙飛行士は全部で3人で、ニール・A・アームストロング、マイケル・コリンズ、エドウィン・E・オルドリンです。

月面を踏みしめたのは、船長のニール・A・アームストロング。

彼は無線機を通じて、下記の言葉を発しています。

人間の小さな一歩だが、人類にとって大いなる飛躍だ」

この太字の部分は、物語をみた人は勘付くでしょう。

グリフィンがニューヨークでJとKに発したヒントの言葉が、「人類の小さな一歩だよ」(字幕版)でしたね。

このセリフは未来が見えるグリフィンだからこそいえた言葉なのです。

まとめ

今回は、

●映画「メン・イン・ブラック3」アークネットとは?

●映画「メン・イン・ブラック3」アークネットとアポロ11号の関係は?取り付けた理由

●映画「メン・イン・ブラック3」アポロ11号とグリフィンの言葉

これらについてまとめました。
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