2012年5月25日に公開された映画「メン・イン・ブラック3」。
作中では、KとJがボリスと対峙した夜、それぞれの部屋でお互いに電話するシーンがあります。
その後、Kが部屋で銃を身構えながら、どこかに消えていくシーンがありました。
一体、Kは銃で撃って何をしたのでしょうか。もしくは、銃はそもそも撃っていないのでしょうか。
今回は、映画「メン・イン・ブラック3」で、Kが部屋で銃を撃った理由について考察していきます。
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この記事の目次
映画「メン・イン・ブラック3」エージェントKが部屋で銃を撃った理由は?
映画「メン・イン・ブラック3」エージェントKが部屋で銃を持つシーンについて振り返ります。
現代でKとJがボリスと対面した夜、2人でお互いの部屋から電話で話すシーンがあります。
J「急に珍しいな。悪いが、捜査資料を見てて忙しい」
K「ビデオゲームだろ」
J「悪い悪いが切る」
K「宇宙一の破壊力を持つものを?」
J「砂糖」
K「"悔い"だ」
J「どうした、続けろよ」
K「お前に宇宙の秘密を話した」
J「他にまだ俺の知らない秘密が?」
この会話の後、Kが隠し部屋から銃を取り出し、ボリスからの銃げきに備えます。
中華料理店でボリスから「K、お前は過去で死ぬんだ」と言う言葉を聞かされており、襲撃に備えたのでしょう。
しかし、Kの目の前の時空が開き、「うわぁ!」という声と共に部屋から消えてしまいます。
それだけでなくKの部屋も全て入れ替わっていきました。
映像を最初に見たときは、K自身が空間に向かって銃を撃ち、意図的に消えていった・・・と考えていました。
ただ、よくよく考えてみると、これはKが銃を撃って空間ができたのではありません。
ボリスが過去にいって過去のKを殺したことで、現代のKが自然と消えていったシーンなのです。
映画「メン・イン・ブラック3」エージェントKが部屋で消えた理由は?
Kが自分の部屋で銃を撃ったのではなく、ボリスが襲撃してくると撃とうと身構えていたところ、突然消えていきました。
これはKが銃を撃ったからではなく、ボリスが過去のKを殺したことで、現代のKの存在がこの世から消えてしまった瞬間のシーンです。
まとめると、
Kが銃を撃って空間の隙間ができ、どこかえ消えてしまった
(正)
Kはボリスの襲撃に備えて銃を身構えていただ、ボリスは過去でKを消したため自然といなくなった
このようになります。
このシーンでKは「死んだ」のではなく、「現代から存在を消された」ことになります。
翌朝、Jだけは記憶がそのままでしたが、OをはじめとしたMIBのメンバーは全員、「Kは1969年で死んだ」という認識でいます。
ボリスの当初の計画では、Kを消せば全員の記憶が書き換えられると思ったのでしょう。
しかし、誤算だったのはJだけがKの記憶を持ち続けていた点です。
なぜJが記憶を持ち続けているのかは明確な理由の記載はありませんが、おそらくは・・・という説がいくつかあります。
こちらについては下記に詳しく記載していますので、知りたい人はどうぞ。
JだけがKの記憶がそのままだったのはなぜ?
映画「メン・イン・ブラック3」エージェントKは消えた後の記憶はどこまで残ってる?
[the_ad id="5494"]では、映画「メン・イン・ブラック3」エージェントKの記憶はどこまで残ってるのか。
つまり、ラストのシーンでKとJがカフェで朝食を食べるシーンがありますが、あの時のKはどこまでの記憶があったのでしょうか。
(ちなみに、最後のシーンは、KとJが中華料理屋でボリスに出会った翌日の朝です)
これについては、下記2つの説が有力です。
・これまでのKのまま((1969年にJと会った記憶なし)
・若い頃のKが歳をとった(1969年にJと会った記憶あり)
それぞれについて考察をしていきます。
これまでのKのまま((1969年にJと会った記憶なし)
一つは、これまでのKのままであり、1969年にタイムスリップしたJと会っていないKです。
最後に朝食を食べている世界(KとJのもともとの世界)では、Jが過去でボリスを殺したため、すでにボリスは死んでいる設定です。
つまり、あの時のKとボリスの関係は、
・1969年の段階でKがボリスを殺した
・2012年の中華料理屋でKがボリスを殺した
この2つのどちらかになると思います。
これについては、K自身が「ボグロタイド人は全滅した」と話しており、ボリスがこの世から消えたことは間違いありません。
上記2つのパターンのように、どの世界でボリスが死んでいるのかは描かれていません。
ただ、1969年の段階でKがボリスを殺したことになると、多くの人の記憶(特にMIB)が書き換えられることになるため、物語の特性上、望ましくありません。
記憶の書き換えを最小限に抑えるためにも、個人的は"2012年の中華料理屋でKがボリスを殺した"という説が望ましいです。
Kや周囲の記憶が少し変わってしまいますが、これが書き換えを最小限に留められる内容だと思います。
若い頃のKが歳をとった(1969年にJと会った記憶あり)
もう一つのパターンは、1969年にJと出会った若いKが、そのまま成長したKであるという説です。
つまり、最後シーンで朝食を食べているKは、実はJが1969年で会っていた若い頃のKだったということ。
Kは1969年に自分が未来から来たJに助けられたことを覚えており、あの場でそれは隠していたと考えることもできなくはないです。
しかし、これについては「ない」と断言して良いでしょう。
Kの記憶が多くき書き換えられるため、また、Kのキャラクターなどこれまでのメンインブラックを根底から覆してしまうからです。
Kの記憶については、彼が饒舌から無口なった理由と大きく密接しています。
メンインブラック3のKが無口になった理由について知りたい人はこちらをどうぞ。
映画「メン・イン・ブラック3」Kの部屋に住むチョコレートミルクの親子は誰?
最後に、Kが消えた後に同じ部屋に住んでいた、チョコレートミルクの親子は誰なのでしょうか。
単純に考えれば、Kが死んだことで生まれた人、ということになります。
もしくは、ずっと同じ世界線を生きていたが、Kの存在が消えたことであのマンションに住めるようになった人、です。
いずれにせよ存在は謎ですが、物語には大きく左右されないので、深く考える必要はないでしょう。
まとめ
今回は、
●映画「メン・イン・ブラック3」エージェントKが部屋で銃を撃った理由は?
●映画「メン・イン・ブラック3」エージェントKが部屋で消えた理由は?
●映画「メン・イン・ブラック3」エージェントKの記憶はどこまで残ってる?
●映画「メン・イン・ブラック3」Kの部屋に住むチョコレートミルクの親子は誰?
これらについてまとめました。
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